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【プロットタイプ】後遺症

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/09/15

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

治らないな。本当に。

あぁ、もう、本当に。

生きていたくない。何処にも行きたくない。そう思ってしまうのは、どうにも私の性であるらしい。それ故に今からどうにもする事は出来ず、一生向き合い続けなくてはならないと思っている。

……あぁ、何処までがパワハラで、何処までがモラハラなんだっけ?


今はもう過ぎた話であるが、些細な事でも私のせいにする上司がいた。誤字も、作業の遅さも、何かしらの、全てのミスを私に押し付ける上司がいた。

その度に、チクチクと、小言を言われた。

――あーあ、書類届いちゃったよ。

――アンタのせいだよ〜。

――この誤字気づいた? 気づいたなら直して欲しいんだよ。

どうにもそのせいか、その後遺症のせいか、精神を病んで、寛解しても、まだ定期的に私を詰るのである。全てお前のせいなのだと。全部お前が請け負えば丸く収まると。

それが何よりも嫌で、兎に角嫌で、けれども何処か、諦めてる私がいて。

私が抵抗しなければ、私が何も言わなければ、もうそれで良いのかなって。これが世界の平均で、それから逸脱しているのが私なのかなって。

だから異様な程に、心の何処かで『最初に指示したのは貴方だよね?』『私はそれ以上は請け負ってないから』『私は指示を受けてないから』というのが恐らく口癖になっているのだろう。

必死になって、生きようとしていて、生き抜く為に、これ以上傷付かない為に、最大の手筈を組んで、それで抱え込み過ぎて。あぁ。

「疲れたなぁ」


ふと振り返ると、鏡花がぐったりと横になっていた。月半ば丁度。どうにもこの時期は厄日に当たることが多いらしく、へばった様に体調を崩す事が多い。

俺は冷蔵庫から茶を注ぎ、倒れ込んだ鏡花に近付ける。

「飲むか?」

「あー……うん」

その目には、口には、底知れない闇があった。底なし沼の様にどす黒い目も、今にも叫び出しそうに震える口も、彼奴がしんどいと心から訴えてるものであった。

「パワハラって、モラハラって何処までがそうなんだっけ?」

「相手が苦痛に感じた時点。だから俺のお前に対する扱いは、人が見たらモラハラ。嫌なら殺す気で殴って良い。お前にはその権利がある」

精神障害って、基本完治しない。

なっても寛解。とは前に話した通り。

だからまぁ些細な事でもぶり返す。


パワハラとか、モラハラとか、DVもそうか。

受け続けるとさ、なんて言うか、

それが普通

になるのね。


些細なことでも自分のせいにされるって思ってるし、

反抗したら殴られるって思ってるし、怒鳴られるって思ってる。

もうね、それに本当に疲れちゃって、本当にそれが嫌なのに、反抗できないの。

反抗する気力がないから『もういいよ』ってどっかに思ってる。


反抗するとしたら、一発でケリを付ける為に、刃物持ち出そうとするの。刃物ってか、凶器か。

何か確実に強いもので、これ以上酷くならないように、兎に角過剰な防衛を組もうとするの。


そして過剰な程に、

『それは私の責任じゃないから。アンタから言われてないから』

って境界線を引くの。

それが緩むと、優しさでも甘さでも、『アンタのせい』って言われるから。


これがメンヘラの心理。

刃物持ち出すのは、こういう心理。

まだ人に向けたことはないけど。


一度でも境界線を踏み躙られると、人間ってそうなっちゃうんじゃない?

もうなんもやりたくない。

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