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【完結】雇われ勇者の薬草農園 ~チートスキルで薬草栽培始めます~【祝18万PV達成&123大賞4一次通過!!】  作者: 近衛 愛
第2章 魔族襲撃編

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【雇用№019】雇われ勇者 魔族襲来 再び 後片づけ

【新作】始めました。

雇われ魔法少女と魔法創生になります。

https://ncode.syosetu.com/n1271hu/1/


こちらも是非読んでみてくださいね。

 グラマン隊長とティタニアさんとのお話が終わったところ、エルザさんが町の各方面の被害状況を確認しにやってきた。


「みなさん大丈夫ですか~~。こちらの被害はどのような感じですか?」


「こちらはデーモンとインプの数が多く、かなり手てこずって危ない所でした。ガンツさんとリュウ君が応援に駆けつけてくれたため、死者はいません。負傷者は多数おりましたが、そちらも現在はポーションで回復済みです。」


「はい、わかりました。グラマン隊長、報告ありがとうございます。こちらは被害が軽微でよかったわ。今回の襲撃はまれに見る被害の大きさですよ。他の所は死者3名、重傷者5名、軽症者38名。ガンツさんが沢山ポーションを納品してくれてたから、重傷者にしても、軽症者にしても現在は回復しています。もし、先月と同じポーション量だったら、備蓄が底をついて、危ないとこだったわ。」


「そりゃ、よかった。そういってもらえると俺もやりがいがあるってもんだ。と言っても、俺一人の評価でもないな。多い分は、そこにいるリュウが納品してくれた分だな」


「ガンツさん、リュウ君悪いんだけど、役所としては、今後も同様の襲撃があると考えているの。町として、戦力の増強は急には出来ないので、ポーションだけでも、もしもの時のために量を確保しておきたいの。いつもと同じ分だけの量。」


「ううん」


 エルザさんは首を振りながらつづけた。


「今回の役所で前から保管してた分もなくなったから。先月の分と同じ量をなんとしても今月は確保したいの。同じ量の襲撃を次受けたら、ポーションがないことで、亡くなる人が増えるかも知れない。」


「先月の倍はちと無茶すぎるぞ。その量のポーションを作るには、まず材料となる薬草の数が圧倒的に不足する。俺一人で作る分は、よくて先月の1.2倍だ。それも材料があっての話だぞ。」


「僕の所は、薬草はなんとか1.5倍くらいは準備出来ると思います。他にもやることがあるので、一人ではポーション作りはかなりきついです。2倍となると、急いで先ほどお願いしていた人手を確保しないと厳しいですよ。」


「私もリュウさんの農園のお手伝いしますよ。私も水作りや農園の管理なら多少お手伝いできます」


「チルありがとう。お願いするよ。でも、君には農園の管理もしてほしいけど、僕と一緒に薬草の採取もお願いしたいからね。僕が空けている間に作業してくれる方が最低でも2名は必要ですね。」


「ええ、チルちゃんには役所の依頼で、薬草採取をお願いしているから。その人手が少なくなると、ガンツさんに渡す薬草の量を確保出来なくなるのよね。ま~そこは、出来そうな人にこちらから声をかけておくわ。農園の管理なら丁度いい人がいたわよ。ウェルザさん、モニカちゃんこっちにいらっしゃい。」


「ウェルザです。さっきは、危険な所を助けて頂きありがとうございました。モニカの話を聞いて、エルザさんにお話をしたところリュウさんが間一髪の所で助けてくれたと。この御恩一生を掛けてお返しいたします。ぜひ私どもをリュウさんの農園の管理をさせて下さい。」

「モニカもお手伝いします。」


「助かってよかったです。私も気にはなってましたけど、安全確認せずここに来ましたから。こちらこそお手伝いしてもらえるならお願いします。」


 よく見ると髪が長くて、綺麗な女性だな。こんな人が農地が管理してくれたら、やる気がみなぎるぞ。モニカちゃんも小さくて可愛いしな。


「なら、これでリュウ君の人手に関する件は片付いたわね。ポーションは倍は無理でも出来るだけ多く作ってくださいね。あとは、毎回のごとく行う、魔物の死体の処理に関してね。今回も結構、数がいたから、大変よ。

グラマン隊長。忙しい所悪いんだけど、人手を貸して。インプとデーモンの死体を処理するために、移動させる人手に3名欲しいの。

できれば、魔石の処理や焼却も手伝ってほしいんだけど、町の警備をしてもらわないと、もし今他のモンスターが来たら、少しの怪我でも大事につながるし。それと明日は、役所で今回の魔族襲撃に対しての報告会と今後の対策を検討するからね。」


「はい、わかりました。うむ。そのくらいの人数なら後で若い者にさせる。では、これにて失礼する」


「エルザの姉ちゃんよ。インプの焼却は可能だが、デーモンの焼却は難しいんじゃないのか?あいつら魔法の耐性が高いぞ。」


「えっ、そうなの。あそこにいるので試して見るわね」


『万物のエネルギーの素たる命の炎よ。女神フェリシアの名の元にわが前に獲物を焦がす炎を権限せん。フレイムガトリング』


「あら、ホント全然燃えないわね。ちょっと考えるわ。両方とも一か所に集めて、魔石を取り除く。そして、インプは焼却する。デーモンは後程なんとかします」


「では、みなさん後もうひと頑張りししましょう」


「はいっ」

「おうっ」

【新作】始めました。

雇われ魔法少女と魔法創生になります。

https://ncode.syosetu.com/n1271hu/1/


こちらも是非読んでみてくださいね。


リュウを地球に一刻も早く愛ちゃんのとこへ戻すために皆さんのパワーをお貸しください。

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