表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】雇われ勇者の薬草農園 ~チートスキルで薬草栽培始めます~【祝18万PV達成&123大賞4一次通過!!】  作者: 近衛 愛
第2章 魔族襲撃編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/189

【雇用№018】雇われ勇者 正体がばれた

今日はノリにのってきましたので、連続3話投稿します。


小説なんて書きない、キャラクターのプロフィールとかプロットなんて無理と思ってました。

でも、意外となんとかなるものですね。

構成が読みづらいとか、イメージが湧きにくいとかあるかもしれません。

今回も読んで頂いてありがとうございます。

 まずい!二人だけ、チルとグラマンさんだけだけど僕が勇者だとばれてしまった。


「そうなのか?リュウ君。君が女神と王より召喚された勇者なのかい?」


「本当なのリュウ兄ちゃん??とてもそうは見えないんだけど」


「はい、実は僕が勇者です。と言っても、そこまで強くはないので名ばかりの勇者ですよ。デーモン相手に死にそうになるし、こっちに来たときはインプ相手もまずかったですから。勇者と言ってもほぼ何も出来ませんので、他の方には内緒にして置いて下さいね。」


「いや、勇者と言えば、私たち人類の希望なんだよ。ここは盛大に広めて、魔族におびえる人たちを安心させてあげた方がよいのではないかな。」


「いえね、僕が魔王を倒すとかとてもじゃないけど、出来ませんし。僕が出来るなら、グラマン隊長やガンツさんだって魔王を倒すことが出来ることになりますよ」


「うむむむ……そうか。それでは民に期待させるだけさせておいて。一行に何も変わらないってことになり、逆に不安になるかもしれないな」


「そうだよ。グラマンさん。リュウ兄ちゃんが魔王を倒すなんて無理だよ。良くて私のナイト様だよ。ね、リュウ兄ちゃん」


チルの茶色のさらさらした髪の毛をなでながら。


「そうだね。それなら僕にも出来るよ。知らない誰かのためには、戦えないけど、親しいチルのためなら僕は勇気を振り絞って戦えるよ」


「う~~ん。いかに神託のあった勇者といえどもな……、わかった。私の胸の片隅に覚えておこう。なにか協力出来ることがあったら言うといい。なるべく助けになろう。ただし、勇者と皆に明かせないなら、よっぽどの理由がないと大きなことは手伝えないがな。」


「今回の精霊樹の苗木の件も、魔霊樹の伐採の件も情報の出どころを話すわけにいかないのなら。ついていくことも難しくなる。これが伝説の勇者から与えられた情報と話せば、国にも動いてもらえるのが……。ティタニアさんよ。苗木の件は、リュウ君以外にサポートがいると思うのだが、これ以上人に話すのはやはりダメなのか?」


「ええ、いけません。秘密は少なければ少ないほどいいです。あなた方が他者に秘密を洩らさないと信頼した上でお話したのですから。」


「そうか、ではリュウ君苗木の件と、伐採の件は君に任せたよ。私は私の方で今聞いた情報で何か出来ないか考えてみるよ」


「ええ、わかりました。出来る範囲でその件お手伝いしてみます。」


「リュウ兄ちゃん。私も一緒に行くよ。」


「えっ、ダメだよ。チル。今回みたいに魔族が襲ってくるかも知れないんだよ。僕一人なら、なんとか逃げたり、しのげたりするけど、チルを守りながらだと厳しいよ。それに宿屋の手伝いだってあるだろ。チルが抜けたらまずいじゃないか。」


「私だって、魔法は少しだけど、使える。宿屋の手伝いはおかみさんに言えば大丈夫だよ。新しい人を雇ってもらえる。宿に住まわせて、ご飯もらっている変わりにお仕事手伝ってたから。それに、ティタニアちゃんをどこに入れて連れて行くつもり?」


「そうですね。私もチルには着いて来てほしいと思ってます。身体がもう少し回復すれば、精霊術を使う事も出来ますし。」


(それに怪我をしていたとはいえ、普通の人に精霊族は見つけらないはずなんだよね。見せようと思わない限り、見えないはずなんだよね。何かしら精霊にゆかりがあるかもしれないしね。)


「は~~二人がそうまで言うならわかったよ。でも戦闘に関しては僕の指示に従ってね。逃げろと言ったら、ちゃんと逃げてね。」


「わ~~~い。リュウ兄ちゃん好き♪」


「ありがとうリュウさん」


「では、グラマンさん。準備が出来次第、まずは精霊樹の苗木の件を解決しに3人で行ってきます。」

お読み頂きありがとうございます。


少しでも面白い、続きが読みたいと思いましたら、

ブックマークや評価☆☆☆☆☆を付けて頂けると今後の励みになります。

ぜひ、応援お願いします。


リュウを地球に一刻も早く愛ちゃんのとこへ戻すために皆さんのパワーをお貸しください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

▼この作者の別作品▼

新着投稿順

 人気順 



▼代表作▼

書籍の画像URL


小説家になろう 勝手にランキング

◆◆◆◆◆◆読了感謝します◆◆◆◆◆◆

script?guid=onscript?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ