表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】雇われ勇者の薬草農園 ~チートスキルで薬草栽培始めます~【祝18万PV達成&123大賞4一次通過!!】  作者: 近衛 愛
第8章 変わってしまう日常編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

183/189

【雇用№181】女神との邂逅3

「ほほほっ、それはそうですよ。龍王様、この地に魔素はありませんから、魔法の素となる力がなければ、魔法は使えませんわ。愛様のせっかくの成果が味わえないのは残念ですが、今回は神界の水を堪能下さい。」


憎たらしい女神である。横に寝転がった状態で言うので威厳もくそもないのだが、腹立つことは腹が立つ。誘導されてなるものかなんとかこの場で水を手に入れる方法は……。そうだ


「愛ちゃん魔霊樹をここに植えてあげて、そうしたら魔素も出来るし、魔法も使える様になるよ。」


「それはちょっと……」


慌てて女神が止めようとするが、その声が届く前に愛ちゃんは頷いて魔霊樹を召喚しようとした。


 空中にステータス画面らしきものが現れて。神様っぽい人が現れる。


「なんだいこんな時間に?あー愛君か久しぶりだね。100年ぶりくらいかな?」


「魔神様、お久しぶりです。愛ですわ。200年ぶりかと思います。」


「長いことあってなかったね。それで今日はどうしたんだい?魔霊樹の植樹は完了したと思ったけど、何か不都合でもあったかな?」


「ええ、幻想世界は終わったのですが。現在神界に来ておりまして、ここでも魔法を使える様にしたいとご連絡致しました。」


「愛君神界に来てるのかい?いやはや、一度面と向かってあって見たかったんだよ。どこにいるのかい?あと、神界には、魔霊樹は植えられないよ。神界のルールでね。出来ないんだよ。」


「あら、それは残念ですね。今は、おそらくですが女神フェリシア様のお部屋にいますわ。魔法で作ったお水を女神様に差し上げようと思ったのですが……。」


「愛君、ならばこれからそちらに向かおう。水なら僕が手持ちのものを持っていくよ。それに水やりもっといいものもある。」


「魔神様、ご配慮ありがとうございます。女神様も一刻も早く水を飲みたいと言ってますのでお願いします。もっと良いものとはなんですか?」


「そりゃ決まっているだろう。神酒だよ神酒(みき)、神といえば酒だろう。上手い水で作ったお酒ならなおよしなものよ。」


「魔神様、よこから失礼します。雇われ勇者のリュウです。美味しいお酒なら、僕も持ってきてます。異空間にあるのですぐに取り出しでき………あっ、魔法が使えないから精霊術も使えないから、取り出し出来ないのか。すみません。お出しできるお酒がなかったです。」


「リュウ君ね。いいよ。いいよ。君もフェリシアに召喚された子かな?住んでる世界にも興味あるし、一緒に飲もう飲もう。それに魔法は使えないけど、精霊術は使える筈だよ。お勧めのお酒飲んでみたいから、試しに使ってみな。」


「そうなんですね。分かりました。来るまでにとっておきのお酒準備しときます。」


「では、また。ところでフェリシアは、なんで横になって寝てるのかな〜?まーいいや。直ぐにそっち行くから準備しといてね。」


と魔神様が言い終わったところで、ステータス画面に写っていた魔神様の映像がぷっつり消えた。


 これ凄いね。テレビ電話の側面もあるんだ。んっ、これ使えたら、魔神様に連絡取れたんじゃ?


 いや違うな。そのまま女神とコンタクト取れたのでは?


「愛ちゃん。魔神様凄く気さくな人?神様だったね。そういえばなんだけど、今の通信スキルで女神様と連絡とれたのでは?」


「ええ、とっても親身になって相談を受け付けてくれる素敵な神様よ。それがね。無理なのよ。これはあくまでも魔霊樹を植樹する為のスキルなの。だから、魔神様とは連絡が取れても他の神様とは連絡が取れないの。それに………」


「それに?」


「魔神様にも相談したけど、他の神様には、非干渉が基本的な神のルールなんだって。だから、この件に関しては、私から直接女神様にコンタクト取るしかなかったのよね。」


「それよりリュウ君、精霊術使えるの?凄いね。私なんてこの世界に100年以上いるのに使えたことはないよ。」


「成り行きで、ちょっと使える様になったんだ。ここで使えるか早速やってみるね。」


精霊術で異空間と繋げ、中のものを取り出す。


「あっいけたね。これなら水も食料も、大量にあるから好きなものが食べれるよ。」


「で、リュウ君お酒の飲めないあなたがお勧めするお酒ってどれなの?」


 興味深々で愛ちゃんが聞いてくる。そういえば彼女は、お酒飲んでも全く顔に出ないんだよね。


「龍王様、私にもお水は大丈夫ですので、先に秘蔵のお酒を頂けませんか?」


女神フェリシアもお酒に目がない様だ。神様っていうのはお酒好きの人?が多いものなのかな?僕たちを誘導して、排除することよりもお酒の方に関心が高いらしい。


 少なくとも女神フェリシアでは、埒があかないので複数人の神に聞いてもらった方が良いだろう。


「ふふふっ、フェリシア様、流石にフライングは御法度ですよ。こちらにミネラルウォーターの魔法で作った水もありますので、まずはそちらをお味見下さい。」


水さしと水の入った竹包を愛ちゃんに渡す。

 受け取った愛ちゃんは、それを水挿しに移し替え、先端の小さい口を女神様の綺麗な口につけ、ちょぼちょぼと飲ませて行く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

▼この作者の別作品▼

新着投稿順

 人気順 



▼代表作▼

書籍の画像URL


小説家になろう 勝手にランキング

◆◆◆◆◆◆読了感謝します◆◆◆◆◆◆

script?guid=onscript?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ