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【完結】雇われ勇者の薬草農園 ~チートスキルで薬草栽培始めます~【祝18万PV達成&123大賞4一次通過!!】  作者: 近衛 愛
第1章 初めての異世界探索 雇われ勇者のニート生活脱出編

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【雇用№013】雇われ勇者 農地拡大につき人を雇う

ちょくちょく見直して修正をかけております。

魔法のヒートビームをヒートショックに変更しました。6/1

よければ、評価やブックマークして頂けるとやる気がみなぎって、執筆がはかどります


 役所について、受付嬢エルザさんに声をかける。


「エルザさ~ん。おはようございます」


「リュウ君、今日も元気いいね。そういう子好きだよ。で、今日は何の用事かな?」


「それはですね。以前購入した土地では足りなくなったので、隣の土地も購入したく、ご相談にきました。それと、農地を広げると一人では厳しくなるので、人を雇おうかと思いまして」


「へ~家庭菜園で足りなくなることはないと思うけど。なんか商売でもやってる感じなのかな?お姉さんに話してみ(^▽^)あと雇う子の好みのタイプもね。」


「へへへへ~~ここだけのお話ですよ。姉御。ちょっとお耳を拝借して。」


(エルザさんの髪の香りすんごくいいな~。こんなに近くでお話するとくらくらしちゃうわ。おっと危ない危ない)


「畑で薬草育てたんですが、栽培が上手くいって、ポーションをガンツさんとこに卸す形で、生計が立てられそうなんですよ。んで好みの子はですね。元気がよくって、誠実に働いてくれて、魔法が少しでもよいから使える子がよいですね。」


「そっ、そっ、そうなんだ……お姉さんびっくりしちゃった。薬草は栽培している人いないから、役所の仕事掲示板で採取のお願いだしてるんだけど。それも必要なくなるのかもね。うん、リュウ君いい仕事しているね。ポーションが安定して、供給されると、傷病人が少なくなって助かるよ。そうね募集だけど、役所や知り合いに声かけてみるね。後、掲示板にも張り出しておく?元気な子が来るといいわね。後、農地だったわね。お宅の隣の土地はと……うん、大丈夫ね。誰も取得してないし、価格は300万ループね。貸出だと、月3万ループね。どうする?」


「そんな大金はありませんので、貸出でお願いします」


『プーツ、プーツツ、プーッツ

 緊急警報発令。緊急警報発令。

 城上空にて、登録されていな転送ゲートの歪が発生。

 民間人は至急屋内に避難。冒険者、戦闘員は、緊急事項特例に基づき、役所の指揮下に入ります。

 屋外にでて指示あるまで待機。・・・』


「また、リュウ君が来ている時に魔族の襲来が起こるわね。終わったら、また片づけ作業手伝って頂戴ね。」


「はい、了解です。では、民間人の避難誘導に行ってきます。」


「魔猪倒せるからって気をつけていくのよ。命は一つしかないんだから。」


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 今回も城の上空にゲートが表れて、そこから、魔族がはい出してきた。今回は気持ちにも余裕があるし、出来ることをやっていくぞ。まずは、魔素感知で転送ゲートをサーチ。


 転送ゲート:900,000

 魔族:インプ:200*40体

    デーモン:500*20体


 もしかして、このゲート自体が定期的なことをみると、装置か魔法での可能性がある。マジックプログラミング:『記録』開始・・・。


 これでゲートが閉じたら、終了ボタンを押そう。その間に魔法がいっぱい飛び交うと、どれがどのコードかわからなくなりそうだけど。転送ゲートの解析の方が優先だしね、多少コードが複雑になる分にはしょうがない。


 もしかしたら、ゲート魔法使えるようになるかもしれないし。よし、準備は整った。装備してないし、防具が欲しいけど、家までは遠いし。長刀は一応標準装備で背中に担いでいるし、帰りがけに武器屋に行ってみてこよう。


 さて、まずは空中にいるうちに盛大に花火をあげてみようかな???あれちょっとまずいかも。あんまり盛大にやると後で詮索されるし、城の人までに詮索されると僕がいるのがばれてしまう。


 今後のためにも、ひっそりとやるのがよさそうだよね。もちろん、人の命優先で、なるべくひっそりと、こっそりとばれないように仕留めていく。となるとあんまり派手な魔法はNGで、地味で殺傷性のあるものでいこう。ひとまず、こっちに飛んできたインプを撃墜だ。


「ヒートショック(熱線)」


 赤い炎の細いラインがインプの心臓付近を貫いていく。


「ひぎゅっ」

『ガタン』


「いっちょあがりと。割とインプなら、これでも行けるな。でも貫通性が高すぎて、空中方向でしか発射出来そうにないね。」


 おっ、2匹目発見。お次は


『ストーンパレット』


 矢じりのような石が空中に生成され、インプめがけて飛んでいく。


『ガン』

「ひぎゅっ」

『ガタン』


 石にあたったインプが衝撃で後方にふっとび、地面に転がっていく。


「ひぎゅっ、ひぎゅっ」


 まだ、息があるのか、長刀で首当たりを「バスっ」と切断する。インプ相手でも、ものすごい切れ味だな。精霊樹の長刀。この前、練習で木にあてたときは、枝すらも切断できなかったんだが。そのときは、打撃で折った感じだし。もしかすると、精霊樹で作ったものは魔族に対し、特別な効果があるのかもしれないな。


「きゃ~~~。おっお母さんが魔物にやられちゃう。」


 まずい、早くいかないと。


『疾走』


 身体全体に風の加護が加わり、スピードが倍になって、走っていく。


 そこには、わが子を守るようにかばう女性の姿が……魔物の爪により肩から血がでている。意識を失っているのか倒れている。


「これはまずいぞ、早く手当をしないと……手持ちのポーションは売却してない青ポーション3つのみ。まずはこれ一個をぶっかけて、様子を見る。これでどうだ。」


 お母さんの肩にポーションをかける。傷口はふさがっているが、気絶したままのようだ。


「ほっ、これで大丈夫か。おっとまずい。魔族?これがデーモンか?」


 インプよりでかい体に鋭い牙と、鋭利な爪がある。

お読み頂きありがとうございます。


少しでも面白い、続きが読みたいと思いましたら、

ブックマークや評価☆☆☆☆☆を付けて頂けると今後の励みになります。

ぜひ、応援お願いします。


リュウを地球に一刻も早く愛ちゃんのとこへ戻すために皆さんのパワーをお貸しください。

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