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第9章 犯人特定・逮捕へ

いよいよ、最終回となりました

「警部、犯人がわかったって本当ですか。」


「ああ、犯人は横島 雅也53歳と判明した。」


「じゃあ、仲間は3人って事ね。」


「うち一人が身代金の受け渡し役か。」


「名前は藤原 拓哉35歳だ。」


「わかったは、犯人の2人が。」


「本当か、有森。」


「ええ、私が交通課時代に免許停止された恨んでたんですよ。」


「その犯人とは。」


「名前は遊部 裕介さん27歳、スピード違反と通行禁止違反で切符切ったんですが、それにシートベルト未装着の常習犯だったんです。」


「そうか、犯人は横島と遊部ともう1人の男は暴力団員の須藤紘一と判明した。」


「藤原は元高校教師で、体罰と女子生徒にわいせつ行為で去年に懲戒免職を受けていたことが分かった、

今、松岡と桐沢がそっちへ向かってる。」


「そうですか。」


松岡と桐沢が乗るX70系チェイサーの覆面パトカーが横島と遊部のアパートへ向かった。


管理人に頼んで開けてもらうことになった。


「イヤー、ここんとこねずーっと戻ってきてないんですが、その人が何かやらかしたんですか。」


部屋の中を見ると、散らかしていたのであった。


「男2人だけでしたか。」


「ええ、夜になると酒場で飲んでいたそうですよ。」


桐沢は、地図を見つけた。


「マッサン。」


「どうした、桐沢。」


「何だこれ。」


「平瀬家と小学校と児童館です。」


「それで、車は解りますか。」


「ええ、確か紺青の日産ラングレーだ、ナンバーは練馬55のち・23-28だよ。」


桐沢は、小森警部に報告した。


「そうか、それで連れ去ったって事か。」


「はい、横島はセダン車を持っています、陸運局で確認しました。」


「よし、その車を捜索と追跡してくれ。」


「了解。」


数日後、平瀬家に電話が入った。


「おい、待ってたんだぞ。」


「ああ、涼香は元気なのか。」


「ああ、声を聞かせてやるよ。」


と、横島は涼香に電話をさせた。


「おい、パパだ。」


涼香は電話を持った。


「パパ、涼香だよ。」


「おい、いいか娘を返したければ、金を持ってあさひが丘駅にこい。」


「わかった。」


平瀬は身代金をバックに入れ駅のホームへ来た。そこへ、1台のオートバイがやって来た。


「うわっ。」


オートバイに乗った男は、平瀬が持っていたバックを奪って逃走した。


「おいっ、待ってくれっ。」


平瀬は男のバイクを追いかけた。


そこへ、張り込んでいた山本と有森はカリーナの覆面パトカーでオートバイを追跡をした。


「あっ、金はバック事を奪って逃げていきました。」


「あのバイクですね。」


「主任。」


「おう。」


有森は赤ランプを乗せて、バイクを追いかけた。


「緊急車両が通過します、道を開けて下さい。」


「そこのバイク、止まりなさい。」


と、バイクのドライバーは無視した。


「ふん、捕まえて見ろってんだ、ヤッホー。」


覆面パトカーのカリーナはスピンして、バイクを転倒させた。


「うぎゃゃ。」


ドカァァァーン


「動くな、警察だ。」


「その金は。」


「いや、俺は頼まれただけで。」


「誰に頼まれたんだ。」


「横島の奴によ。」


「何ですって。」


一方、横島達は隠家で逃走していた。


「おいっ、警官だ。」


「任せとけっ。」


藤原は、警官に特殊警棒で2,3回殴り、拳銃を奪って涼香を連れて逃走した。


「に、逃げるぞ。」


「お、おう。」


「早く出せっ。」


横島のラングレーは猛スピードで走り去っていった。


そこへ、松岡と桐沢が乗るチェイサーの覆面パトカーはラングレーを発見し、追跡をした。


「警部、手配中のラングレーを発見、追跡します。」


赤ランプを付けて、サイレンを鳴らし、ラングレーセダンを追った。


「警部、バイクに乗った男の名前は大原雄介さん、27歳です、大原がバイク盗難を自供したので連行します。」


「今松岡が横島の車を追っている、今府中付近に追いつめている、子供も一緒だ。」


「了解。」


カリーナが転回すると、そこへ応援の130クラウンの覆面も合流。


その頃、チェイサーの覆面パトカーは130クラウンセダンとギャランΣとR31スカイラインのパトカーと共にラングレーをつい制していた。


「やろっ。」


そこへ、跡地に逃げ込んだ。


覆面パトカーのチェイサーと白パト3台は停車した。


「マッサン。」


松岡と桐沢は警官を連れて、横島達を追っていた。


「寄るなっ、これ以上近づくと、こいつを殺すぞ。」


横島は、警官から奪った拳銃を取り出した。


「横島、そいつを殺して何になる、もう逃げられねぇぞ。」


そこへ、山本と有森のカリーナが到着した。


「あっ、主任、有森。」


「涼香ちゃんは。」


「人質になっています。」


そこへ、130クラウンの覆面が到着した。


灰原と南部は涼香の母を連れて現場にやって来た。


「涼香!。」


「あっ、ママ。」


「涼香。」


「ダメだ、拳銃が見えないんですか。」


と、涼香の母は驚いた。


「な、何てことを。」


「金はどうした。」


「夫が届けに行ってるわ。」


「うん。」


そこへ、松岡は犯人に銃を向けた。


「くそー。」


バキューン。


「やろーっ。」


「動くなっ。」


「チクショー。」


松岡と桐沢と南部は藤原と遊部を逮捕した。


「主任。」


「涼香ちゃん、大丈夫か。」


「うん。」


「涼香。」


「ママ。」


そして、涼香と涼香の母はパトカーで署へ事情聴取を行った。


「チクショー、この、覚えておれー。」


と、有森は横島に手錠をかけ、覆面パトカーに乗せた。


「これで、解決だな。」


「ええ。」


こうして連続誘拐殺人事件は無事解決をした、横島は女の子が可愛かったと連れて行ったと犯行を自供した。





懐かしいですね ラングレーとカリーナ

小説にももってこい車ですよ、刑事はトヨタ、犯人は日産 カッコいいですね

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