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第8章 ラングレーセダンを追え!

南部は近くの住民に聞き込みをしていた。


「この先新しいラーメン屋が出来てから違法駐車が多くて刑事さん。」


「あのーこれは交通課の仕事なんです。」


「いやいや、警察に変わりはないじゃないか、頼みますよ。」


「わかりました、伝えておきますから。」


次の日、関口は涼香ちゃんが行ってる児童館へ行った、関口は低学年の遊び相手をしていた。


「やったーっ。」


「よーしっ、なぁ、涼香ちゃんと最後に別れたことを話してくれよ。涼香ちゃんと学校から帰ったでしょ。」


「うん。」


「その時に何かなかったか、お、こんな遊びするのか。」


「うん。」


「話するけど、その時の涼香ちゃんなんだけどさ、何か思い出せないか?。」


「お兄ちゃんと帰った。」


「お兄ちゃん?。」


「うん。」


「どこのお兄ちゃん。」


「うーん、知らなーい。」


関口は涼香ちゃんの友達に聞いたら涼香ちゃんはお兄ちゃんと帰ったと聞かされた。


有森は涼香ちゃんを捜索中に公衆電話で本庁の小森班に電話していた。


「男ですか。」


「ああ若い男だ、目撃者は小学生だから詳しいことはわからないが、母親が病気で代わりに迎えに来たと言って連れて行ったらしい。」


「警部、小学校と児童館に迎えに来た人とその男は共犯じゃないでしょうか。」


「ああ、恐らくな、犯人は2人か3人の可能性もある、早速捜索に当たってくれ。」


「わかりました。」


そして、駄菓子屋に行っていた松岡はある鉄道オタクの社会人と中学生に話をしていた。


「えっ、公園に車が。」


「うん、車の形はセダンで色は確か色は青、濃い青で下がベージュだったのは覚えているよ。」


「紺色のセダン。」


「ナンバーは?。」


「さぁ、そこまでは。」


「ああ、その車知ってますよ、車は日産ラングレーセダンだよ。」


「ラングレーセダン。」


「うん、先週の火曜日に一方通行逆走してきた車だよ。」


「ラングレーが一方通行を逆走?。」


松岡は南部に紺のラングレーについて話をした。


「えっ待てよ、紺のラングレー?。」


南部は住民に紺のラングレーを見たかと聞いた。


「50代で紺のセダンの運転手?。」


「そうです。」


「ああ覚えていますよ、それが1番たちが悪いんですよ、よく1-3時間駐車するんですよ。」


「その車の特徴わかりますか。」


「証拠ですよ、ちゃーんと駐車ナンバーリストに書いてありますよ。」


「ちょっと見せて戴けませんか。」


「うん、えーとえーと紺のセダンは。」


「これですよ、この車だ。」


「車は日産ラングレー、ナンバーは練馬55のち・23-28と。」


「この一週間、あまり現れなかったからな。」


「そうですか。」


駄菓子屋客の社会人と中学生と1人の住民の証言で誘拐犯の車は紺の日産ラングレーと突き止めた。


「そうか、紺のラングレーか。」


「先週の火曜日に違法駐車と通学路規制に進入してくると言ってました。」


「よし、早速このラングレーを追ってくれ。」


と、小森警部は言った。

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