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第6章 帰らざる笑顔

数分後、群馬県の渋川で小学生の男子の死体で発見された。


「裕一、裕一。」


と、母は裕一を抱きかかえながら泣きついていた。


「一体誰が裕一を。」


と、父は涙をこらえながら刑事たちに行った。


「溺死ですね。」


「恐らく犯人は体罰で懲戒免職した教師かあるいは児童虐待で逮捕された父親の可能性があるわ。」


「うん、奪った身代金はどこへ消えたんですかね。」


連続誘拐殺人はこれで3人目の被害者が出た。


「水で沈めて殺害したのですかね。」


「ええ、恐らくその可能性も。」


「ニートの可能性もあるんですかね。」


「ああ。」


捜査一課・小森班


「これで3人目か。」


「ええ、遂に連続誘拐殺人に発展しましたね。」


「でも、手口が違いますね。」


「これは、何かのシーンに使われているようですね。」


「主任、犯人はビデオオタクじゃないでしょうか。」


「ビデオオタク?。」


「うん、その可能性もあるな。」


小森班は、ビデオショップとレンタルビデオ屋と聞き込みをしたが犯人の手がかりは見つからなかった。


「秋元さん、犯人に心当たりありますか?。」


「ええ、犯人に恨まれる事ね。」


「そうだ、その男の人は昔私の会社で勤めていた人にそっくりなんですが、いつだったか娘さんが水難事故で亡くされ、その娘の父親じゃないかと。」


「うーむ、水難事故で娘さんを亡くされたか。」


「刑事さん、必ず裕一を殺した犯人を捕まえて下さい。」


「ご心配なく、警察は犯人を必ず逮捕させます。」


と、山本と有森と松岡は秋元家の通夜を後にした。

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