第2章 配属・捜査一課小森班
いよいよ、捜査一課に配属です
有森は巡査部長として警視庁捜査一課に異動となり、所属するのは強行犯捜査4係通称小森班配属になった。
「みんな聞いてくれ、今日から新宿中央署交通課から内の班に配属となった有森雅子巡査部長だ。」
「有森雅子です、本日付で警視庁捜査一課小森班に配属になりました。」
「どうも、私は捜査主任の山本です。」
「俺は桐谷、桐丸と呼んでくれ。」
「松岡敬太。」
「自分は灰原であります。」
「僕は関口 裕二、僕も新人の刑事です。」
「俺は南部雅弘、よろしく。」
「近年の犯罪を対処するべく、本庁から増員を依頼してきた、有森は交通課から依頼を受けた、内の班でも
女刑事を配置しようと考えた、頼むぞ有森君。」
「はい、小森班は今追っている事件はないですか。」
「そうだな、先月頃から警視庁管内で連続誘拐殺人が起きているんだ。」
「えっ、連続誘拐。」
「うん、1件目は埼玉県の草加市で女子高生が誘拐され、秩父で死体で発見された、2件目は東京で25歳のOLが車で拉致され、岐阜県の美濃でバラバラ死体で発見された。」
「で、犯人の手がかりは。」
「いずれも、車で呼び出して監禁された後に殺害されるんだ、しかも犯人は5人ぐらいと。」
「5人ですか。」
「ああ、目撃者の話では紺色のセダンと目撃されている。」
「なるほど。」
「よしっ、有森は山本と一緒に聞き込みをしてくれ。」
「わかりました。」
有森は山本と一緒に覆面パトカーのT17#カリーナに乗り、連続誘拐殺人を阻止するため警戒に当たった。
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次回もお楽しみに