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異世界のお姫様との付き合い方  作者: スペアタイムマン
1/9

日常が終わるとき

これからよろしくお願いします

 プロローグ


 家の中が淡く輝いている。ものすごい光量に目を腕で覆いながらも

 目の前の光景に目を離すことができないでいた。


 時間が過ぎるの早過ぎるようで遅いような淡々とした日々が俺こと暇間隼人(いとまはやと)の中で

 過ぎていた。

 友人とサバゲーを楽しんだり、やる気のある様に見せかけるだけの仕事、

 二十歳を越えてからの俺は流れる時間を当たり前の用に過ごしていた、実家も出ずに

 ネットゲームに勤しむ普通の暮らしがこれからも…少なくとも今この瞬間まで

 続くと思っていたんだ。


 時は数分前に遡る、

「はあぁ、終わった、終わったぁ~」

 俺は朝早い仕事から午後16時に帰宅する。いつものルートを自転車で変わりなくヘッドホンで流行りのアニソンを聞きながらいつもの様に帰宅し家の前に自転車を止め

 ようとした時だった。

 突然2階で無人のはずの俺の部屋が青白い光で点滅する様に輝きだした

「なんだよ…あれ…火事じゃないよな?だって青いし…」

 そんな暢気なことをつぶやいてる場合じゃないよなと自分に言い聞かし

 俺は家の鍵を開け2階へ駆けのぼった。

 ドアを開けた時、青く光り輝く魔法陣の様な物が俺のベットに浮かんでいた。

「なんぞこれ?魔法陣?いたずらか?いやでも、そんなことするやつなんか…」

 その時、

 魔法陣がカッと不思議な音を立てて光りだしたのだ

「おいおい!なんだ…よこりゃあ!」

 魔法陣から溢れる光量と同時にものすごい暴風がこちらを吹き付け俺の朝脱ぎ散ららかした寝間着が俺の後ろに飛んで行った。部屋にあるフィギュアは根こそぎ壁に打ち付けられ、

 俺の買い替えたばかりのパソコンが今にもデスクから落下しそうになってる。

「やめろー!なんだかわかんないけどそれだけはやめろー!!」

 風に抗いながら必死に今にも落下しそうなパソコンを抱きしめ、

 元凶であろうその魔法陣に目を向けた。

 魔法陣の輝きは増し続ける一方、あれ程、部屋を荒らし続けた暴風が一気に収まった。

「終わった…のか?え…うわっ」

 光が限界を超える様に輝いた。

 次の瞬間、俺は幻想を目撃した。

 目も覚めるような金の髪、それはもう現実には存在しないと断言出来る様な

 輝きに魅了されていると魔法陣の輝きが収まりそれは降り立った。

「女の子…?なにそれ怖い…」

 青く美しいドレス、ティアラ、完全にお姫様ですね。

 わかります!

 なんて頭で考えていると

 その子が喋った

「私…怖い…ですか?」


 そうこれが俺とこの子で紡ぐ異世界の姫様との付き合い方の始まりである


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