玉手箱について
「玉手箱」と聞いて思い浮かぶのは、「浦島太郎」のラストシーン。
乙姫に開けるなと言われていたのに、玉手箱を開いてしまう浦島太郎。
あの玉手箱にはなんの意味があったんだろう。
今でも理解できない。
この前ふと思い付いたこと。
玉手箱の正体が「記憶」だとしたら…?
夢の世界から覚めた浦島太郎は、その間の現実世界の記憶がない。
けれど、脳はバッチリ現実を覚えていて、その間の記憶を夢の世界から現実に移すのが乙姫の役目。
その物質としての表現が、玉手箱。
現実を目の当たりにし、ワケが解らなくなった浦島太郎は、記憶を手繰り寄せようとする。
だから、禁じられた包みを開く。
そうして知ったのは、残酷な真実で。
自分はもう「過去の人間」だと言う、この事実。
絶望に瀕した浦島太郎は、その箱の底に何を見たのか。
考えてたら、最後に何を言いたいのか分からなくなってしまいました。
改善点など教えていただけると嬉しいです。