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独り星

作者: 深海漁

距離なんか始めからなくて

ただその場で僕ら、また私達は

輝く、、、

人が星を綺麗、ロマンチックっていうけれど

僕ら、私達にとってみたら

恋とか絆の方がよっぽど綺麗だよ?


彦星は遠くを見つめて時を待つ

織姫は涙を堪えて時を待つ


僕らは輝くことしかできない

それが出来なくなれば道端の石ころ。

どうせ朽ちるなら

人の朽ち方をしたい、、、

私達は惨めに生き続けないといけないの?


ただ、、、

そんな僕ら、私達の存在によって愛を育む人がいる

誰かの安らぎになるなら誰かの為に輝くよ?


でも、

それでも、、、それでも、、、

それでも独りは寂しいよ


今日もどこかで君は輝きを放っているのかな?

遠くに見えたその光

僕らだけにしか見えない恋の形。

その億を越える一つ一つの光

人々がそれぞれの顔を持つように

この光も全く違うと言うこと、、、


私はあの光に惹かれていた、、、


近くで貴方をみることは出来ない

貴方の全部を知ることが出来ないけれど

貴方の光はとても綺麗だった、、、


今日もどこかで君は輝きを放っているのかな?

今ではもう見失って君の輝く姿はもう見えない、、、

それでも僕らは輝こう

互いの価値を黒地の中で彩ろう、、、

出逢えることも多分ない

隣に近寄ることも多分ない


だからせめて一言


人々が愛する人に向ける温かい言葉を

僕から君へ届けよう、、、


「好きだったよ」


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