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プロローグ①

『俺と紗耶香と...』を大幅に修正し『俺と紗耶香と世界!!』として新しく書き直しました。

あくまでベースなので。

俺の名前は、鬼藤 刀祢(きとう とうや)。何処にでも居る普通の――少なくても俺はそう認識している――中学3年生だ。

まず、両親の話をしようか。両親は国内で有名な会社で働いていて、親父はその会社の社長だったりする。

二人とも仕事が忙しいみたいで家に帰らずに会社の一部の部屋を改装してそこで寝泊まりしていて、お小遣いは毎月会社名義で俺の口座に振り込まれている。いたって普通の家庭である。えっ、普通じゃない?

考えてみると普通じゃないような気がするけど、まっ良いか!


 ♪~~音楽が流れているな……ってことはもう6時半なのか。

ちなみに、ipodのアプリで時刻と流れる音楽を指定してロック状態にしてそばに置いおり目覚まし代わりにしている。

俺は音楽を止めて、ベッドから起きてカーテンを開けた。

カーテンを開けると、(まだ)やわらかい日射しが部屋に入ってくる。俺はそれを浴びながらうう~ん、と背伸びをした。


 俺は洗面所に行き、顔を洗いってから髪を整えた。

「よしっ、今日もこれでいいだろう」俺はポツンと独り言を言う。

TVを付けながら制服に着替え、エプロンをつけて台所に向う。これが俺の一日のスタートなのだ。

「さてと、作り始めますか」

ごはん(昨日の内に研いでおき炊飯器にいれセットして置いた)にあさりのの味噌汁(コンビニの)に目玉焼きにベーコン、

サラダを作りテーブルに置いていく。この生活を始めてから3年目なので慣れてきた。

料理が完成し、俺は一人で食べ始めた。正直一人で食べるのは寂しい――その気晴らしとしてTVをつけてるのだが――

「やっぱり、一人で食べるのは寂しいものだな」と愚痴る。

そして、食べ終わると食器を洗い歯磨きをして学校に向かった。


 俺は家から学校までの距離が近いため、いつも学校には歩いて行っている。

そして今日も同じように歩いていたんだが、空から何かが――女の子が降ってきた。

空から少女が降ってくるなんて映画や小説,漫画ぐらいでいいだろう。現実でそれを目にした俺は固まっていた。

いや、ありえなくは無いけどな。俺の通っている中学校は午後は超能力(魔法も含まれる)や武器の練習がある。特別学校なのだ。

「んっ…」どうやら気がついたようだ。

その女の子はゆっくりと目を開けて俺を見ていた。

「気がついて良かったよ。じゃ、俺学校あるから」と言い残し俺は走った。

やばい、走らないと遅刻してしまう!


「はぁ…はぁ……なんとか間に合った」と俺は息を切らしながら独り言を言い自分の机に倒れる。

「今日は珍しいね。遅刻なんて」色々あったんだよ。

「まぁな」疲れていたがそれに答えてやった。

「疲れてるんだ。寝かせてくれ」

「先生が来たら起こすね」

(ありがと、頼むぞ)と心の中で言い、俺は意識を落とした。

・・・・・

・・・・

俺は小さい時から魔法が使えていた。それでこの学校に入ったんだが小・中・高が合わさっていて、超能力科と武装科のどちらかに所属しなければならない。

ちなみに超能力科の生徒は武器の使い方を習わされる。

なぜって? 超能力が使えなくなった時に敵に襲われたらどうする? 倒せないだろ。

ここに通っている生徒,卒業生は政府から武器の携帯を許されており、超能力科は拳銃とナイフを武装科は自分に合った物を持ち歩いている。

・・・

だれかが俺に殺気を当ててるな。俺はやれやれといった感じで目を開ける。

「刀祢君。後で職員室に来てもらおうか」なんで起こさなかったんだ。(さや)!!!

その顔からはしてやったりと…読める。

「ちっ!」俺は舌打ちをして彩を睨む。

「刀祢君聞いているのかね?」

「聞いていますよ。遠藤先生(教官)

先生は俺の言葉を聞くと舌打ちをして―先生なのにどうよ―教卓に戻った。

その後はいつも通りだ。

攻撃,防御,回復魔法と武器の使い方の"初歩的な"授業だった。

特Aクラスなのにこの授業はなんだよ。質としてはGクラスの授業だぞと考えているうちに欠伸が出た。

ちなみに遠藤先生は気づいていなかった。俺の先生への評価は最悪だった。



 つまらない授業がやっと終わり他の人は部活に励んでいる頃、俺は職員室に向かっていた。

「超能力科、中学3年特A、鬼藤刀祢。遠藤先生(教官)に呼ばれたので来ました」俺は専門科目とクラスなどを言い職員室に入った。

「来たか。刀祢君」いらだっているな。

「はい」俺ははいと言って置く。

「居眠りをしていたね?その理由を「先生の教えている内容は特Aクラスには無駄(・・)な事ですよ。あれをGクラスに教えてやってくださいよ」」

俺は最後まで聞くのが嫌になって割り込みをする。

「貴様っ!」遠藤先生は俺に拳銃を突きつける。

「………」俺は黙ってそれを見る。

そして、先生は拳銃の安全装置(セーフティ)を外した。

「特務法違反になりますよ?」と俺は注意をするが――他の先生は顔を青ざめてただ俺と先生を見ている――遠藤先生が迷わずトリガーを引いた。

「消滅」

俺は銃弾を魔法で消滅させて右手で超能力者用の手錠を取りだして「特務法違反で、貴様を逮捕する」と俺は態度を変えて遠藤先生に言い、

手錠をはめようと近づいた。

遠藤先生はすかさず逃げようとするが、捕縛魔法で捕まえて手錠をはめる。

俺は一度先生を睨んでから、ポケットから国から支給されいる携帯を取り出し、ある所に連絡する。

「こちら鬼藤刀祢。特別学校内で違反者を捕らえた。回収を頼む」と言って通話を終わらせた。

「遠藤先生、頑張ってね?」俺は怪しげな笑いをしながら職員室から出て外で回収班を待った。



遠藤先生が特務法違反するから帰るの遅くなったよ。

報告書を書かされたり、先生の刑を軽くするように頼んだり。



俺は家の鍵を開けようとするが、鍵が開いている事に気づき侵入者の気配を探った。

(誰か居る!)

ポケットから拳銃とナイフを持ち気配を消して音が出ないように注意をしながら気配がある所――リビングに向かった。

「貴様は誰だ?」俺は声を低く出しいつでも攻撃出来るように身構える。

俺は侵入者の顔――姿を見た途端、頭が破裂したような痛みに襲われ奇声を出しながら床をのたうち回った。

「ぐわあああああっぁぁ!!」しばらくするとその頭痛が嘘のように消えた。

俺は呼吸を整えると「さっきはすまない。それより、君を知っているような気がするんだ」と言い相手の反応をうかがう。

「……」少女はただ無言で俺を見つめていた。

「さやか?」俺は口から出た声に驚いた。俺の前世の記憶か?と思ってしまう。

「うん」と少女は笑顔で言った。

「何しに来たんだ?」

「私と一緒に世界を救ってほしい」珍しい、依頼だな。

「あぁ、いいぜ。俺の名前は鬼藤刀祢」

「ありがとう。紗耶香よ」

微かに頭痛がした。やはり魂が覚えているのか。

「所で紗耶香。どうやって中に入った?」

「ん~。魔法で開けたの」

「そうなのか。さっさと終わらせようぜ」

「えぇ。そうね」と紗耶香は言うと刀を出し"空間"を斬った。

空間に裂け目が出来て人が通れるほどの大きさになると紗耶香はその裂け目に入って行った。

俺もついて行くんだよな、とため息をついてから裂け目に入り前へと進んだ。

後ろで、裂け目が閉じるのを感じながら。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。宮原葉月です。

本作は『俺と紗耶香と...』をベースとして新しく書きました。はい。


しばらくの間、駄作にお付き合いください。


8/22 加筆修正。

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