第3話：新たなる仲間！ 呪いの森と猫耳娘の乱入！
1. 次のクエストと新たな仲間
ルミナス町の冒険者ギルドは、クロガネとゼノスケの「魔狼王瞬殺」の噂で大盛り上がり。ギルドの酒場には冒険者たちが集まり、「あの二人、ドラゴンでも倒すんじゃね？」と囁き合っている。クロガネはカウンターで肉を齧りながら不満げだ。
「この肉、栄養価が低すぎる。ハンターの食事じゃねえ。」
ゼノスケは隣で「キシャ！ 肉、溶かしてスープに？」と提案し、リリアナが慌てて止める。
「ゼノスケさん、溶かすのはダメ！ ギルドの備品が減っちゃう！」
「キシャ！ リリアナ、厳しい！」
そこへ、ギルドマスターがドカドカとやってくる。
「クロガネ、ゼノスケ！ お前らの力、すげえと評判だ！ 次はこのクエストだ！」
差し出されたのは、「呪いの森の調査」クエスト。ルミナリア南部の森で魔獣が暴れ、村が壊滅寸前。原因は森の奥に潜む「呪いの魔樹」と噂されている。報酬は山盛りの金貨と、謎の「魔導石」。
「魔樹？ トロフィーにはならねえが、狩場としては悪くねえ。」
クロガネがハンターの眼を光らせると、ゼノスケが「木、溶かせる！ キシャ！」と飛び跳ねる。リリアナが「素材が…！」と嘆くが、クロガネは「報酬次第だ」と渋々了承。
だが、ギルドの扉がバンッと開き、元気な声が響く。
「ニャハ！ そのクエスト、ミャウコも行くニャ！」
現れたのは、猫耳と尻尾がピョコピョコ動く獣人族の少女、ミャウコ。Bランクの戦士で、双剣を扱う軽快な動きが自慢だ。褐色の肌にショートカットの髪、なろうらしい「元気っ子ヒロイン」のオーラ全開。
「クロガネの筋肉、めっちゃカッコいいニャ！ 一緒に狩るニャ！」
ミャウコがクロガネに抱きつき、クロガネは「離れろ、獲物じゃねえ」と顔をしかめる。ゼノスケはミャウコの尻尾を見て「キシャ！ 遊べる！」と追いかけ回し、ギルドがカオスに。
リリアナが「もう、みんな落ち着いて！」と叫ぶが、ミャウコが「リリアナも仲間ニャ！ 楽しくなるニャ！」と笑う。こうして、パーティに新メンバー加入！
2. 呪いの森の異変
呪いの森に到着したクロガネ、ゼノスケ、リリアナ、ミャウコの4人。森は不気味な霧に包まれ、木々は黒く変色し、魔獣の咆哮が響く。クロガネのハンターの眼が【敵性反応：多数】と警告を発する。
「雑魚がウジャウジャだ。ゼノスケ、掃除しろ。」
「キシャ！ 全部溶かす！」
ゼノスケがアシッドスプラッシュを放つと、森の魔獣（ゴブリンや巨大蜘蛛）がドロドロに溶け出す。ミャウコが「ニャハ！ ゼノスケ、派手ニャ！」と双剣で残りの魔獣を斬りまくる。リリアナが「ファイアストーム！」で援護し、森の一角が瞬く間に壊滅。
「あなたたち、ほんと規格外…！」
リリアナが感嘆するが、クロガネは「まだだ。本命は奥だ」と森の奥を睨む。ミャウコが「クロガネ、めっちゃ頼れるニャ！ 惚れるニャ！」と抱きつこうとするが、クロガネは「戦士としては認めるが、獲物じゃねえ」とクールにスルー。ゼノスケが「ミャウコの尻尾、追いかけるの楽しい！」と絡み、リリアナが「もう、まとまりなさい！」と呆れる（なろうらしいハーレムコメディ）。
森の奥に進むと、巨大な黒い樹木「呪いの魔樹」が現れる。ステータス画面が警告を発する。
敵：呪いの魔樹
攻撃力：A
防御力：S
敏捷性：D
特殊スキル：呪いの触手（触手で敵を拘束＆毒攻撃）、魔力吸収（魔法を吸収して強化）
「木が獲物か。面倒だな。」
クロガネがプラズマキャノンを構えるが、魔樹の触手が一斉に襲いかかる！ リリアナの魔法は吸収され、ミャウコの双剣も触手を切れず、ピンチに。
3. バディの無双と新技炸裂！
「リリアナ、ミャウコ、下がれ！」
クロガネがハンターの眼で魔樹の弱点を分析。【弱点：根元の魔力コア】と表示される。だが、触手の猛攻で近づけない。そこへ、ゼノスケがステルスダッシュで触手の隙を突く！
「キシャ！ アシッドスプラッシュ！」
酸の飛沫が触手を溶かし、魔樹が悲鳴のような唸りを上げる。クロガネが「いいぞ、ゼノスケ！」と叫び、プラズマキャノンをフルチャージ。
「プラズマバースト！」
青白い光が魔樹の根元を直撃し、コアが露出。ミャウコが「ニャハ！ 今ニャ！」と双剣でコアを突き刺し、リリアナが「ライトニングボルト！」で追撃。だが、魔樹が最後の力を振り絞り、巨大な触手で4人を一掃しようとする！
「アニキ、仲間、危ない！」
ゼノスケが叫び、クロガネに飛びつく。
「ゼノスケ、合わせるぞ！」
二人の力が共鳴し、ステータス画面に新スキルが点滅。
新スキル：星狩りの酸刃乱舞
【クロガネのプラズマとゼノスケの酸が融合した合体技。超高威力の範囲攻撃】
「星狩りの酸刃乱舞！」
クロガネのプラズマ光線とゼノスケの酸が渦巻き、魔樹を飲み込む！ 森全体が光と酸の嵐に包まれ、魔樹は跡形もなく消滅。爆風でリリアナの服が少し破れ、「きゃっ！」と赤面するお約束シーン（なろう鉄板）。
「あなたたち…ほんと信じられない！」
リリアナが目を潤ませ、ミャウコが「クロガネ、ゼノスケ、めっちゃカッコいいニャ！」と抱きつく。クロガネは「フン、獲物を仕留めただけだ」とクールに返すが、ゼノスケが「アニキ、仲間、楽しい！」と尻尾を振る。
4. 裏の陰謀とギルフォードの再登場
魔樹の根元から、謎の「魔導石」が発見される。リリアナが「この魔力…普通じゃないわ。まるで別の世界のものみたい」と呟く。クロガネのハンターの眼が【異常魔力反応】を検知し、「この石、ただの報酬じゃねえな」と警戒。ゼノスケは「キシャ！ 溶かしてみる？」と提案するが、リリアナが「だ、ダメ！」と慌てて止める。
そこへ、拍手とともに見覚えのある金髪男が現れる。ギルフォードだ！
「フフ、さすがSランク。だが、その魔導石は俺がいただく！」
ギルフォードが新しい剣（ライトブリンガー3号）を振りかざし、魔導石を奪おうとする。クロガネが「テメェ、またハンターの誇りを汚す気か？」と一歩踏み出すと、ギルフォードがビビって後ずさる。
「ま、待て！ 俺は…ただ、魔導石を王都に届けるだけだ！」
ゼノスケが「キシャ！ コイツ、ウソくさい！ 溶かす？」と尻尾を振る。リリアナが「ギルフォード、魔導石に何の企みがあるの！？」と追及するが、ギルフォードは「フン、覚えてろ！」と煙幕を張って逃走。
「チッ、雑魚が逃げやがった。」
クロガネが舌打ちするが、ミャウコが「ニャハ！ クロガネの睨み、めっちゃ効くニャ！」と笑う。ゼノスケが「アニキ、追いかけて溶かす？」と聞くが、クロガネは「今は獲物じゃねえ」と見ず。
5. 絆と次の冒険へ
ルミナス町に帰還した4人。ギルドは「呪いの魔樹を一掃！？」と大騒ぎ。クロガネとゼノスケは「魔樹ハンター」の称号を獲得し、ミャウコが「ニャハ！ パーティ最高ニャ！」とクロガネに抱きつく。リリアナが「ミャウコさん、離れて！」と嫉妬気味に止め、なろうらしいハーレム雰囲気が漂う。
夜、ギルドの酒場で、クロガネが魔導石を手に呟く。
「この石…何かデカい獲物の匂いがする。」
ゼノスケが「キシャ！ アニキと狩るなら、なんでも楽しい！」と笑う。リリアナとミャウコが「私たちも一緒よ！」と声を揃え、クロガネは「フン、仲間は悪くねえ」と照れ隠し。
だが、その夜、ルミナリアの空に黒い星が再び瞬く。魔導石が微かに光り、遠くで宇宙魔神の笑い声が響く。
「フフフ…ハンターと獣よ、お前たちの力、試してやろう…。」
第三話 完。次回、王都からの使者と新たな試練！
