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国宝見たよ 今頃か〜い!

第49回日本アカデミー賞。エランドール賞おめでとうございます〜

書いてる間に快挙が……ついていけてないですが納得、納得〜


お恥ずかしながら、1月末に観てきました……観るのも書くのも今頃か〜いww


感想は一言……凄まじいものを見た………


私は歌舞伎に演目のネタを少し知っている程度なんですが、おもしろかった〜


いやぁ~、何この感じ。



ネタバレ多少ありますのでご注意を笑



歌舞伎役者の業の深さ、極めることの奥深さ。


吉沢亮氏や横浜流星氏の二人はその、凄まじさを表現し尽くしてました。


大河ドラマだと、二人は実力を発揮させてもらえなかったのではないかと勘ぐるほど。


まぁ、いつも全力というわけにはいきませんか。


俳優はただのイケメン俳優で終わるか、それ以上ができるかで分かれると思っていますが、この二人はその枠を超えてきたなと強く実感。


私ごときが上から目線で口にしてはいけませんが見ている側として許してくださいな笑


なんというか、演じている中にも命をかけるという言葉が寒空しく感じない。


曽根崎心中の「死ぬる覚悟がききたい」という問いの重さ。


無垢な生娘が好いた男と共に死ぬ覚悟を問う感情の重さを感じない それを表現しろという師匠、花井半次郎から叱られたシーンで気付かされました。


そっか、吉沢亮は演じなければいけないのは二つ。新米歌舞伎役者の立花喜久雄と曽根崎心中のお初を演じなければいけない。 これはめちゃくちゃに難しい芝居なのだと。


生娘のお初が互いに心中する心境、稽古の中でも生娘なら、そんな恥ずかしい表現はしないと俊介が万菊に叱れたり、物語の中の理想の生娘……それを男性が表現する苦悩が感嘆します。


そのくせに、なぜか本編では女の姿が薄いのに、歌舞伎から見た物語の中の理想の女性像というのを強く語られているが、それこそ女形の矛盾、 男が女を演じるという事を難しさを奥深さを感じさせてくれます。


他にも、落ちぶれた喜久雄に彰子が「どこを見てるん」と問いかけるシーンよ、喜久雄の「みたい景色がある」と言うセリフ、「正月が来たみたいな」そんな発言の奥に歌舞伎、いや日本の芸事にある原初の思い知らされた。


日本の芸事は神楽……天岩戸神話の天之鈿女命の舞まで遡ると言われる。


人々の笑い声により天照大神が岩戸を開いた神話の、太陽を求める絶望からの救い、そのなかでも人々を喜ばせる楽しさ。


つねに歌舞伎などの芸事の誰かが見ている。それは天照大神のような日本の神々なんだろうか……そして、お客様の見入る姿もかつての神様たちと重なっているのかもしれないな〜


−−−−−−−−


こここらは、 少し、オタクな視点から口にするとBL的にかなり美味しい作品だった〜な笑


歌舞伎は男女の業を表現した作品が多イメージで、道明寺や曽根崎心中なんて、まさにそれです。


それを男が女形をやるという いうのは互いに男同士で恋愛の業を表現している辺りに、尊いBLをみたなという満足感がある。


二人の兄弟のように育った二人の距離の近さとか、同じ役者に命をかけた二人だからこその盟友感、親友感覚がすごく漂って尊い。


同じ戦場を生き、惑い、堕ちて、昇り、離れるこの感覚の尊さがたまらなく、二人で戦い抜いた舞台。それが歌舞伎舞台なんだなと強く泣けてきました。


だからこそ、生涯互いに忘れることはなかったんだろう………あっ、あぁ……尊い!!



久々に尊さで目がくらみました。最近こういう男の世界を見てなかったからな〜 満足満足

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