本編終了時点でのキャラクター紹介
ウル 15歳 男 種族:ヒューマン
身長:169cm 体重:55kg 髪:黒 目:黒
職業:魔導技師 LV6→7(※)
<備考>
魔導技師というより策士として才能を開花させた主人公。
ただやっていることは相手のニーズを読み取り、誤魔化して自分に利益を引き込んでいるだけなので詐欺師と言った方が適切。
周囲から何をやらかすか分からない爆弾のように思われ警戒されているが、根が小心者で野心がないため、何だかんだ黙認されている。
魔導技師を目指すきっかけとなった初恋の女性と本編終了直後に再会しているが、色々あって見なかったことにした。
<資質>
筋力:C 耐久:C 敏捷:B 器用:A 知性:A+ 知覚:B 魔力:B-
<主な保有魔道具>
・魔導銃 力場の矢弾を飛ばす 射程30m 連射3
・魔導ゴーグル 【解析】【暗視】【拡大】【魔力視】
・ガーディアン:四足獣タイプ
・不意打ち防止の魔導石
・発火筒etc
(※)LVは1~4でひよっこ、5以上が一人前、10を超えると一流、15で世界的な英雄
レーツェル 16歳 女 種族:ヒューマン
身長:150cm 体重:39kg 髪:栗色 目:琥珀
職業:秘儀詐術師 LV7→8
<備考>
祖父のために祖母を迷宮から解放するという大目標を達成した女。
主人公には心から感謝しており、彼があまり無茶をしないようブレーキ役として温かく見守っているつもり。
実際にはブレーキ役としては機能しておらず、周囲からは同類として一緒くたにされていることを本人だけが理解していない。
<資質>
筋力:E 耐久:D 敏捷:B+ 器用:A 知性:A 知覚:B+ 魔力:B
<習得呪文>
【魔法の手】【手品】【変装】【誘眠】【跳躍】【透明化】【簡易幻覚】【対人魅了】【静寂】
エレオノーレ(エレナ) 12歳 女 種族:オーク
身長:147cm 体重:85kg 毛:白 目:赤
職業:戦士 LV5→7
<備考>
オーク部族の族長の一番下の娘。
オークを含めた亜人界隈では既にエンデにおける亜人の代表と見做されている。
主人公のことは周囲がしっかり手綱を握っていないと危ない人間だと理解した上で、彼に揺るぎない信頼を向けている。
<資質>
筋力:A 耐久:A 敏捷:B 器用:B+ 知性:C 知覚:C 魔力:E
リン(リリナリア・ローヴル) 14歳 女 種族:ヒューマン
身長:165cm 体重:47kg 髪:銀 目:青
職業:踊り子 LV6→7
<備考>
厳格な至高神の神殿騎士の家系に生まれた少女。
銘魂の儀で選択可能職業が踊り子や娼婦などしかなかったため家に居場所を無くし、巡り巡って過激派に裏の役割を担う駒として使われていた。
本編終了後は周囲から「聖女」扱いされ、今まで散々無視していながら掌返しかとブチギレ。
実は本当に「聖女」への転職条件を満たしており、後にそのことが判明してまたひと騒動。
<資質>
筋力:C 耐久:C 敏捷:B+ 器用:A 知性:C 知覚:C 魔力:A-
<習得中の舞>
・闘争の舞 自己バフ
・破邪の舞 悪性存在の能力低下
・奉納の舞 同信仰の者の能力向上
カノーネ 187歳 種族:エルフ 女
身長:148cm 体重:37kg 髪:銀 目:銀目
職業:魔術師 LV不明(21以上)
<備考>
妖精のような見た目をした可憐なエルフ。
学院本部、伝承科の部門長(八大部門の一つ)だったが、現在は一時的にその地位を退きエンデに移住している。
エンデでの功績を知った学院本部からは復帰の誘いが来ているが、本人はエンデでの暮らしを気に入っており、向こう数十年はこのままでいいと考えている。
かつて共に学んだクロエに友情以上の感情を抱いており、彼女を取り戻すために迷宮を消し去ろうとしていたが、すっかり変わり果てた旧友の姿にドン引きし少し距離を置いている。
【その他冒険者】
カナン 27歳 女 種族:ヒューマン
身長:170cm 体重:59kg 髪:黒 目:黒
職業:武僧 LV9
<備考>
女性専用クラン「血盟の乙女」に所属する中堅冒険者。
面倒見の良い姉御肌で、かつては別のクランで下層にも進出していた。
レーツェルとエレオノーレの取り込みには失敗したが、最高評議会と繋がりを持てたことでエンデの新体制において揺るぎない地位を確立する。
エイダ 19歳 女 種族:ヒューマン
身長:156cm 体重:47kg 髪:金 目:橙
職業:妖術師 LV8
<備考>
女性専用クラン「血盟の乙女」に所属する中堅冒険者。
カナンを慕い、基本的にいつもセットで行動している。
最近はカノーネの秘書のようなことも(勝手に)している。
<フルウ一行>
下層に進出した4人組の上級冒険者パーティー。
フルウ 26歳 男 種族:ヒューマン
身長:171cm 体重:67kg 髪:黒 目:銀
職業:暗殺者 LV12→13
<備考>
パーティーのリーダー。
暗殺者は対人特化の職業であまり冒険者には向いておらず、普段は斥候役と指揮に専念している。
面倒見が良く本編で散々ウルたちの世話を焼いた結果、エンデの上級冒険者の中でも筆頭的な立ち位置を確立した。
ロット 27歳 男 種族:ヒューマン
身長:182cm 体重:75kg 髪:赤 目:茶
職業:弓使い LV11→12
<備考>
パーティーのアタッカー。
フルウの幼馴染で、彼を冒険者に誘った相棒。
最近は他のメンバーが探索以外の仕事で忙しく、新人冒険者の教導を頼まれることが多い。
ガーヴィー 75歳 男 種族:ドワーフ
身長:138cm 体重76kg 髪:黒 目:黒
職業:聖騎士 LV12→13
<備考>
パーティーのタンク。
武神でもある鍛冶神に仕えており、元神殿騎士で冒険者歴はパーティーで一番浅い。
近々エンデの鍛冶神神殿で組織される神殿騎士団団長への就任が予定されている。
ゼンゼ 82歳 女 種族:ノーム
身長:120cm 体重:23kg 髪:茶 目:青
職業:精霊遣い LV12→13
<備考>
パーティーの呪文遣いでアタッカーとヒーラー両方の役割をこなす。
元々旅人で、パーティーには旅費稼ぎのために一時的(寿命が長いので10年くらいはあっという間)に加わった。
思ったよりエンデが面白いことになったので、しばらく腰を据えるつもり。
【冒険者ギルド職員】
ロイド 32歳 男 種族:ヒューマン
身長:173cm 体重:62kg 髪:茶 目:青
職業:影渡り LV13
<備考>
ウルを担当していたギルド職員。
見た目は地味でさえない男だが元上級冒険者。
初登場時の職位は主任だったが、本編終了後は上の失態や最高評議会の要請もあって副ギルド長に就任。
死事量が増加し、最近は時折一人で迷宮に潜り、魔物に八つ当たりする姿が目撃されている。
【教会関係者】
エンデの至高神神殿の一派で、所謂「過激派」の通称。
ログナー司教 62歳 男 種族:ヒューマン
身長:181cm 体重:82kg 髪:白 目:灰
職業:僧侶 LV14
<備考>
エンデの至高神神殿を取りまとめる司教であり過激派の元締め。
当初は冒険者やローグをゴロツキとして嫌悪していたが、なんやかんや交流を持つうちに感謝されてすっかり絆されたツンデレ爺。
エンデの重要度の高まりと共に教団本部から大量の部下が送られてきてウハウハ。
最近ではリンを聖女として祭り上げ、ワンチャン教皇になれないかと目論んでいる。
神殿騎士ヴァン 32歳 男
種族:ヒューマン 身長:172cm 体重:76kg 髪:金 目:蒼
職業:聖騎士 LV10
<備考>
エンデの至高神神殿で神殿騎士を取りまとめる隊長でリンの上司。
能力はあったがエンデに島流しにされ、すっかり出世を諦め昼行燈となっていた。
こちらも部下が増え教団内の地位も向上したが、正直今更出世してもなとウンザリしている。
【学院】
帝都の学院本部「賢者の塔」に所属するエリート呪文遣い。
カトル 32歳 種族:ヒューマン 男
身長:183cm 体重:74kg 髪:こげ茶 目:こげ茶(眼鏡)
職業:魔術師 LV14
<備考>
カノーネに仕える高弟で学院の講師。
現在もカノーネの代行として学院に残っている。
カノーネの指示で帝都周辺の迷宮を破壊したのがこの男。
カノーネを慕い、色々と危ない橋を渡っているが今後も報われることはない。
【エンデ最高評議会】
十一名の委員(内、一名は議長)からなるエンデの行政を司る最高意思決定機関。
ゴドウィン 58歳 男 種族:ヒューマン
身長:183cm 体重:74kg 髪:無 目:黒
職業:商人 LV11
<備考>
エンデの自治領主からエンデ共和国初代代表に就任した男。
大陸屈指の魔石商で、野心的かつ精力的。
当初のイメージはもっと強欲な男だったが、主人公に振り回されている内、最終的に作者にとって一番の萌えキャラになった。
(以下は、委員の概要)
1安全保障委員(後に国防委員に名称変更)
ローラン エンデにおける武器商の元締め
2財政委員
サバデル エンデ最大の貿易商でゴドウィンと対立
3外務委員
ワルター 珍しい生粋の政治家で実家は投資業を営む
4法務委員
ホーウッド 元官僚でゴドウィンの元部下
5文部科学委員
アリウス 冒険者ギルドのギルドマスターで老齢のエルフ、やる気なし
6運輸委員
エックハルト 食料品卸を営む愛想の良い初老男性でサバデル派
7環境委員
ニコラウス 建材卸を営む口ひげ七三分けの伊達男、レオンハルトに共感しエンデを裏切った
8経済委員
マリウス 薬品や魔道具を取り扱う商人でゴドウィン派
9厚生委員
オスカー 職人組合の元締めを務める老ドワーフ、元冒険者で鍛冶師
10公安委員
クラウス 元傭兵で人材派遣業を営むマッチョ
【帝国】
<皇帝派>
オトフリート2世 45歳 男 種族:ヒューマン
身長:173cm 体重:63kg 髪:金・白 目:碧
<備考>
周囲からは暗愚と蔑まれている現皇帝。
実際の能力は高く、帝国を存続させるため国内貴族を敢えて争わせることで力を削いできた。
初期設定では本当に無能の予定だったが、帝国の設定を固める内『こんなぐちゃぐちゃの国、無能の皇帝がまとめられる筈がないよな』とどんどん設定が盛られた。
リューベック侯爵 52歳 男 種族:ヒューマン
身長:162cm 体重:68kg 髪:茶 目:茶
<備考>
皇帝の妻の兄ということで宰相に就任したが、その肩書ほどの権力もなく上と下とに振り回される苦労人。
最近皇帝が少しやる気を見せてくれるようになって密かに喜んでいる。
<オッペンハイム公爵派>
オッペンハイム公爵フリード 37歳 男 種族:ヒューマン
身長:198cm 体重:95kg 髪:黒 目:黒
<備考>
皇帝の弟で黒髪黒髭の偉丈夫。
有能な軍人で血筋も兄より良く、先代皇帝が早死にしなければ彼が皇帝にという声もあった。
徹底した能力至上主義で、有能な兄がその力を振るえず腐っている現状に我慢ならず、叛逆を起こした。
真っ向から兄と干戈を交えることはできていないが、兄の有能さを周囲が理解し始め内心ニコニコ。
ヒルデスハイム伯 42歳 男 種族:ヒューマン
身長:181cm 体重:74kg 髪:黒 目:紫
<備考>
オッペンハイム公の腹心であり兄代わりとして育った男。
謀略家ではあるが根は誠実で、裏切った者を信用しない潔癖な一面も。
能力のある人間が上に立つならば、それは自分たちでなくてもいいと考えるタイプ。
<皇太子一派>
レオンハルト 24歳 男 種族:ヒューマン
身長:185cm 体重:82kg 髪:金 目:碧
職業:魔法戦士 LV15
<備考>
能力・人格共に周囲からの評価の高い皇太子。
今回の一件も、多くの民や貴族は皇帝が頼りないから皇太子が動かざるを得なかったのだと好意的に捉えている。
やや理想主義に偏重気味で、そこを皇帝に危ぶまれ権力から遠ざけられていた。
しかしそのことが彼を虐げられた民と接近させ、権力争いに固執する皇帝や貴族から権力を奪取し、帝国を変えなければならないという想いを強くさせる。
ある意味で生まれる時代を間違えた男で、乱世に生まれていればその身一つで大陸を統一していただろう才覚の持ち主。
(部下の概要)
護衛騎士①
スターク 男爵家の生まれで本来は皇太子に近づけるような立場ではない
護衛騎士②
マグナス 同上
工作員①
カタン 狐の獣人の女 童顔だが三十路でレオンハルトの配下の中ではかなり地位が高い
工作員②
ルード 顔に刺青を入れた卑民の戦士、中規模の賊を率いていた
工作員③
ゲルルフ 珍しいエルフの卑民で僧侶
工作員④
ゾッド 熊の獣人で狩人
【黒幕組】
犬ジイ 65歳 男 種族:ヒューマン
身長:170cm 体重:56kg 髪:白 目:黒
職業:???(斥候系) LV不明(21以上)
<備考>
レーツェルの祖父でありスラムの顔役。
敵には容赦ないが身内には甘く、コボルトには駄々甘。
主人公のおかげで迷宮に囚われていた妻を解放することが出来たが、そのことが新たなトラブルを生じさせ、この歳でラブコメ主人公のような日々を送ることになる。
ブランシュ 5歳 女 種族:コボルト
身長:115cm 体重:21kg 毛:白 目:蒼
職業:追跡者 LV6→7
<備考>
赤いリボンをつけた真っ白いパピヨン風のふわふわ犬。
犬ジイのかつての相棒の子孫であり、斥候としての直弟子。
本編終了後は犬ジイの周囲で起きるトラブルを観察し、楽しんでいる。
アリーゼ 136歳 女 種族:エルフ
身長:172cm 体重:54kg 髪:銀 目:銀
職業:死霊騎士 LV不明(21以上)
<備考>
非力なエルフながら物語の騎士に憧れ、同じように大義名分を掲げて暴力を振るいたいと冒険者になった変わり者。
犬ジイの妻の最初の相棒で、彼女から魔物の「さまよう鎧」身に纏い、前衛として戦うすべを身につけた。
本編終了後はブランシュと共にかつての仲間たちが繰り広げる騒動をニヤニヤしながら見守っている。
クロエ 182歳 女 種族:エルフ
身長:167cm 体重:48kg 髪:金 目:青
職業:魔術師 LV不明(21以上)
<備考>
犬ジイのかつての仲間。
当時のパーティー内では常識人でメンバーに振り回されてばかりいたが、今ではすっかり朱に染まり、目的のためなら手段を選ばない女に。
かつて犬ジイに懸想していたが、仲間に抜け駆けされる。
仲間が迷宮に囚われている内は遠慮していたが、本編終了後はその必要なしと犬ジイに猛アタックを仕掛ける。
タルト 112歳 女 種族:ノーム
身長:125cm 体重:31kg 髪:茶 目:琥珀
職業:司祭 LV不明(21以上)
<備考>
犬ジイのかつての仲間であり妻。
元々は迷宮の研究をしていたが、その果てに迷宮の真実に気付き、迷宮の崩壊を食い止めるため自ら迷宮と融合していた。
おっとりしているが、実は当時のパーティーで一番ヤベー女。
迷宮と融合する際、最後の思い出にと強引に犬ジイに迫り、娘を産んで彼の人生を縛っている。




