無限の回廊、地獄の迷宮
あれから俺の武器はとうとう、3本になった。
途中で逃げきれたこそここまでで済んだ。
ペンタゴンさんはあれからと言う物高みの見物と言うように遠くから此方を見ている。良いなあその役変わってほしいぜ。
そして戦いで分かった事は2つ、奴らは血に吹き寄せられる。
そして、音に敏感ださっきは剣と槍がぶつかり、槍の先の血が遠くへ飛び逃げられた。だがこれは逃げであり、
先へは進めない。(一体これからどうしようかなあ)
鎧は捨てた。槍は3本、飯はまだ余裕。道は分からない。
そしてこのスッポンだけ、取り敢えず休憩して、
1時間後にまた歩くか。俺は寝た。
「ふぁあ、あ、よしっ!」
俺はまた歩く。先が見えないのは恐怖ではない。
そして、4階に上がった頃俺の武器は2本、ここままでは俺の
武器は5階に上がる頃には無くなってしまう。
「どうしたものかねえ。」
「受け取れ!」槍が一本降ってくる。
「ペンタゴンさん...あっ消えた。」
「シャイな人だ事。」
「食らえ俺の槍を!!!」
【槍雨】
ミノタウロスを細切りにする。
「来い!牛畜生共!!!」俺は大声で叫ぶ。
『叫べ』「ウオオオオオ」
俺は駆け抜ける。槍を回し、ミノタウロスを何体も倒す。
【落槍術】
大きい斧を持つ牛を倒す。
そして斧をぶん投げる。
血を飛ばし、気を逸らす。そして突く何度も突く。
「ウオオオオオ」
槍は砕ける。また取り出す。
【槍雨】切り刻む。
走る。壁を蹴り上を走る。
【瞬足】車と同じ速度で走る。ジェットコースターのような恐怖が俺を襲うが、こんな場所で戦っているんだ。
全く怖くはない。
「【解】」
「「【奥義千手槍雨】」」
一気に10体を細切れにする。10体倒してもまだ50体はいる。
「本当に百鬼夜行みたいだよ。」
小指の感覚はなくなり、目が額の血が流れ景色が赤く染まる。
握力もなくなりかけ、鎧を壊されたせいで身には幾つもの、
傷ができた。刺し傷や、大きな傷が無いだけマシだが、
流した血の量だけ体力はなくなる。ましてや走っているのだ、
二乗倍で体力が減っていく。そして武器もだ、
槍にヒビが入るが、俺は止まらない。進むんだなんとしても
そのまま1時間奮闘する。
「はぁ、」「はっはあ、やっと扉が前に、」
眠気が俺を襲う。バタと倒れる。
目が覚めると、3時間経っていた。
「行くか、5階層に。」
そうして俺は4階を攻略、だが槍は一本。
だが此処にはボスが2体そうランダムで、
上級ミノタウロスが存在する。今回のボスは
《双剣ノ猛牛》と《大斧ノ猛牛》の二対。
ラストステージだ。
次回の投稿で一旦終了します。
ですが、この作品はまだまだ続くのでちょくちょく、
投稿していきます。
次回の投稿は5/5の午前8時です。
そしてThe Rも読んで下さると嬉しいです!