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48 数奇な運命(守景)

 48 数奇な運命(守景)



 守景は大坂城天守閣より助け出されて、丁重に身柄を家康の元に送られた。

 家康に秀頼は自害したと伝えたが、家康はそれを見抜きつつも見て見ぬふりをした。

 戦後処置が終わると、守景は家康の誘いに応じ、親子水入らず酒を酌み交わした。

 豊臣家は形上では滅亡したが、秀頼と淀殿は遠く離れた九州のとある地にて秘密裏に生き永らえた。

 守るべき存在を守景は守り通したのだ。その結果に守景は満足だった。

 豪は奇跡的に生き延び、身柄を前田家が引き取る形となった。

 守景と対面した家康はお前に後を継がせても良いのだぞ、と言ったが、守景は丁重に断り、


「私は暫く諸国を放浪したいと思います」


 と言い、一人で諸国を放浪して暫く経って、豪や秀家と再会。

 その後は秀家が流された八丈島へ渡り、九十歳まで生き、大往生した。

 八丈島に渡った守景を宇喜多秀家が、歓迎してくれた。島民総出での出迎えだった。


「守景……お主は本当によくやった」


 秀家が苦笑して守景に言葉を掛けた。その言葉に肩の荷が全て降りた気がした。

 守景……戦乱の世に生まれ、その不思議な魅力と才覚により、様々な人物と出会い、

 豊臣と徳川の狭間に揺れ動きながらも世を翻弄し、歴史を動かした数奇な人生であった。




 END

これにて完結となります。

皆様、読んでくださり誠にありがとうございます。

推敲しているつもりなのにミスばかりで申し訳ありません。力不足でした。

また次回作でお会いしましょう。

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