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20 とある提案(守景)

 20 とある提案(守景)



 笹尾山石田三成本陣――。

 守景は三成と連携して東軍諸将を相手に奮戦していたが、次第に追い詰められていた。

 決定打となったのは他でもない小早川の裏切りであった。

 守景は小早川が裏切った時点でこの戦が詰みだと理解。三成にある提案を持ちかけた。


「三成殿……この戦は最早、詰みました。なれど、打開策があります。

 この付近に城と言っても過言ではない規模の巨大な砦があります。

 そこに拠って戦うのです。家康は城攻めが苦手……十分、考慮する価値はあります」


 守景は笹尾山からそう遠くない所で巨大な砦が築かれている事を把握。

 それを利用できないかと、三成に提案を持ちかけた。

 三成は暗い顔をパッと晴らして打開策に興味津々だった。


「成程……巨大な砦が築かれていると。良し、主だった西軍諸将にそれを報せ、

 我々は一足先にその砦に向かうぞ。まだ勝負は終わってはいない」


 三成も守景同様に諦めてはいなかった。その砦に拠って戦う決意をし、

 残る全軍を動かし、いち早く砦へと向かった。まだ戦は詰んではいない。

 砦は手頃な距離に築かれていた。籠城するのには打ってつけ。

 見掛けも立派だ。こんな砦が放置されていたのが信じられないぐらいだった。

 矢倉や城門、それに堀まである。この砦ならば、東軍の猛攻に耐えられるかもしれない。

 やがて、この砦に続々と敗勢の色が残る西軍諸将が集まって来た。

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