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ながらはすごい

作者: 薄氷

「ここでの“ながら”はしながらのながらです」

 最近感じることがあります。それはこのタイトルにもある通り「ながら」ってすごいと思います。同時に2つのことを並行して進めることができるというのは、「それぞれの考え方を分けながら同時に作業を行うことができるということ」ができなければ不可能な技だと思うので、一つ一つの作業を集中して素早くこなすことでしか追いつけない私にとっては素晴らしい芸当だと思います。ただし、こんなことを言う人もいますよね。


「“ながら”での作業は作業効率が悪いし、一つ一つのクオリティが下がってしまう」と、


 それはそうだとも思います。ここで私が言いたいのは「ながらを使うタイミングを考える」ということです。まあ、ながら作業を得意としていない私やその他の人間には関係があるのだろうかという話なのですが、この作業効率が悪いとか、クオリティが下がってしまうという話はながら作業の組み合わせが悪いからそうなってしまうイメージがついてしまうのではないかと思います。


 例えば「動画を見る」こと、「宿題をする」という二つの作業をながら作業するという場合を考えてみましょう。この場合には動画を見るということは、目で見るということと音を聞くということを同時に行うことで初めて「動画を見る」という内容が達成できます。それに対して宿題をすることは、宿題の問題を理解して書くということからその問題を見ること、問題を考えること、問題を回答すること、これらを行うことによって「宿題をする」ことができます。このことを同時に進める場合、動画を見ることと問題を見ることが被ってしまいます。その他にも見る動画を変える場合には、回答するための手が止まってしまったりして、それぞれの作業で被ってしまう部分が出てしまったときに、片方の作業を止めてもう片方の作業に行くという手間がかかってしまうこととで、余計に時間がかかる、作業効率が悪い、クオリティが下がることに繋がるのだと思います。こんなことを書いていますが、切り替えがすさまじい人はこんなことを気にしないで、ながら作業を行うことができるので本当に尊敬します。


 では、ながらを有効に使っていくにはどうすればよいのでしょうか。

答えは簡単です。お互いの作業に関連がある作業を並行して行っていくという事です。例えば自分が本を読んでいたとして、その文章の中に自分が分からない、解説も載っていない単語があったとします。そういう時に私は本を読むスピードを遅くしつつ、スマートフォンであったり辞書でその単語のことを調べたりすることがあります。こうすることで少しでも読み進めながら、分からない単語を理解してよりその本の内容を知ることができます。

 最初にも書いた通り、私はこの程度のながら作業しか行うことができません。ですが、お互いが繋がっているながら作業ならば、むしろ作業効率を上げるのではないでしょうか。気になった方は自分に支障が出ない範囲で試してみてはいかがでしょうか。


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