鳥が飛行機に乗ったなら
鳥の知能が発達したら鳥は飛行機に乗るのか?
という疑問から書きました
妹が鳥に向かって話しかける
「鳥には自由に飛べる羽があるのに飛行機にのるなんておかしいよ」
鳥は言う
「君には自由に走れる足があるのになぜ自転車にのるんだい?」
勝ち誇ったような顔をしている鳥に向かって
僕は少し笑って
「妹は自転車には、まだ乗れないんだ・・・
空港まではタクシーできたよ」
妹は笑いながら座席に着く
間も無く飛行機が離陸する
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妹は悪気なくただただ疑問で鳥に「なぜ飛行機に乗るかききます」
鳥は少しイラつきながら、少しうまく答えを返します。
飛行機は自分の力を使わずに進むもの
自転車は自分の力を使って進むもの
という鳥の答えの少しの間違いを
兄が冗談っぽく、より飛行機と同じ状況に例えて言うという作品です。