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Different world life  作者: 「」
第一章 怒りとカラーと勇者と
9/12

そして、歯車の回転は加速していき壊れてしまう 1

「な、なんで、俺と同等の力を持った存在がいんだよ」


 下着のみのダサい姿。背中には勇者の持つようなカッコいい剣を背負っていた。

 金色の髪をなびかせながら、額には汗を浮かべていた。どんどんどんどん、深く深くへ走っていく。右手の甲に十字のあざがある。


「なんで、勇者の俺が、負けないといけないんだ」


 勇者、名を相場あいば 勝人かつとは、相馬から逃げるために走っていた。


・・・


 相馬は、自分か召喚した八岐大蛇と話をしていた。


「お前って名前があるって言ってたけど、何て言うんだよ」

「オマエ、ワレの存在の意味はわかっているのか?」

「蛇」

「違う!ワレは八岐大蛇、名は『クサナギ』だ!」

「……蛇」

「クサナギだ!」


 この「……蛇」、「クサナギだ!」というやり取りを複数回繰り返した。

 リリスは、手を自分の唇に近づけて、赤く染まっていた。

 相馬と八岐大蛇は、そんな事をするリリスを見つめて、


「ナニをしてるんだ、あのコムスメは」

「さぁ」


 視線に気が付いたリリスは、さらに赤く染まる。


「本当にナニをしてるんだコムスメ」

「思い出し笑いと関連したことじゃない?」

「ワレが訊いているんだ。ギモンで返すな」

「あ、ごめん」


 いつの間にか、軽い感じで会話できるようになっていた相馬とクサナギ。

 リリスは、深呼吸をして、自分を整えていた。

 来週の水曜日に長文を投稿しますので期待してお待ちください。

 そういえば、明日は誕生日だったと思い出しつつ、ポメラの購入を自分の財布と相談しています。自分へのご褒美も財布という母親に相談しないと買えないとは、もっと頑張ろうかな。

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