第2章 第31話 白夜連盟連盟戦終戦
白夜連盟と呼ばれる軍団が、かつて世界を統治していたとされている。卓越した魔法と剣の技術、100万人を超える規模、そして周りからの圧倒的支援を保持していた。
さらに白夜連盟は、世界を支配できる力を持ちながらそれを誇示するために用いず、戦いを納めるために用いていた。それゆえに、一時期英雄として称えられていた。終末戦争が起こるまでは。
「ってかよ。莉音、あれをどうするつもりなんだ?」
「とりあえずある程度ダメージ与えたら呪い解けるからとにかく殴ろう」
「それはさすがに適当すぎないか?まぁ、お前が言うならそれが答えなんだろうけど」
2人で鎌の猛攻撃を凌ぎながらそんな会話をしていると、徐々に世界が歪み始めた。
「これは?」
「この世界を創ってるのは主に団長なの。だから、あの鎌と戦い続けるとこの世界は崩れて元の世界に戻り、白夜連盟にかかっていたバフも消える。つまりは、そういうこと」
冥断鎌が団長たる最大の所以は、白夜連盟にもたらされる様々な利点。こうやって世界を創ることも、無限の魔力を与えることも、果てには人間を創ることすらできる。それも、人格等を全て設定したりとかして。つまりは、一種の神のような権限を持っているということ。
「はぁ!?そんなの反則過ぎないか!?」
「でも、どんなものにも弱点があるの。これの弱点は、これ自体が武器でした存在できないこと。だから生きている鎌なの」
そして、合間合間にそんな会話を挟みながら二人がかりで鎌を同じフィールドに立たせた。そして、半壊状態の世界の真ん中で、クロノア団と白夜連盟の一線が幕を閉じたのだった。




