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新しく部活作りました。  作者: 紫ピアノ
6/7

何事もなく

 すみません。残酷描写はありません。

ケンカとかも入るのかなと思い押しました。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

「・・・すまなかった。」

  は?

  俺の頭の上には?がきっと浮かんでいるだろう。

  たぶん3~10個ぐらい。

  俺は特に謝られるようなことをしていない。

  ましてやあの貴龍に謝られるなんて。

  俺なんかした?


 「は?」


  何が?

  ジュース3本が1本1、5リットルで『それはねぇよ。』

  と怒ったことか?

  いや、こんなことで謝る貴龍ではない。

  むしろ『ザマァ』と笑ってくる奴だぞ。

  今日はエイプリルフールだったかな?

  いや、むしろドッキリという可能性もあるだろうか?


 「お、お前があそこまで怒るとは思ってなくてな。」


 「あの、だから・・その、すまなかった。」


  もう一度言おう

  俺なんかした? 

  いや、素直に謝ってくれるのは嬉しいんだけど

  

 「なにが?」


  もう何なんだよ。

  厄日か?

  今日は厄日なのか?


 「あの、部活のことなんだが。」


  ・・・・・ああ。

  あれか。

  あれって怒ったに入るのか?


 「ああ、いいって。むしろこっちが謝りたいわ。」


 「 ? 」


 「お前の性格知っていながら、真実を止められなくて。」


 「あ、いや。自分の本音をオブラートに包まず言ったのが悪かった。」


  珍しい。

  こいつが反省しているなんて。

  まあ、親友とかいう関係になると何となくは

  心境が『こんなんかなぁ』ぐらいわかるようになるんだな。

  こいつは先生に怒られても親に怒られても

  あんま反省しなかった・・・ていうか怒られることがめったに

  無かったからここまで反省してるのは初めてかもな。

  なんか新しい顔が見れたみたいで嬉しいのは俺だけだろうか

  いや何言ってんだ俺!

  これじゃまるで親じゃないか。


 「じゃあ、ここに名前とハンコ押して明日持って来てくれ。」


 「あ、住所とかも忘れんなよ。」


 「ああ、父さんに聞いてみるよ。」


  今日はなんか素直だな。


 「じぁあな、また明日。」


 「ああ、また明日な。」


  終わった。

  ・・・素直だったな。

  俺はてっきり

  『は?なんでそんなことしなくちゃならない。』

  とか

  『個人情報を流すのはどうかと思う。』

  なんて言ってくるのかと。

  帰ろっかな。

  真実は・・・今日は『友達と帰るから。』

  とか言ってたっけ。  

  久しぶりに一人か。

  ああ、いざ一人になると

  案外さみしいもんだな。


  今日は何事もなく

  楽しく過ごせました。

  ああ、こんな日々がもっと続けばいいんだけどな。

  

 読んでくださってありがとうございます。

 何事もなく1日終わるこんな感じの小説が書きたかったので

書かせてもらいました。

 楽しかったです。

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