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晩ゴハン

コロと別れて 施設へ戻った その日の僕の


晩ゴハンはカチカチの冷やご飯だけだった


今日もオカズは 無しか・・・


僕は空腹を左手で押さえながら 箸を握った


お腹は空いているけど 食べる気がしない


僕が椅子に座り ボ〜ッとしていると




「食べないなら 片付けるよ!」


「あ・・・ご馳走様でした」


「今日もご飯残して勿体ない お金も貰ってな


いのに住めるだけでも有難いと思って欲しい


もんだよ!」




僕は小言を聞きながら 屋根裏の自分の部屋に


戻った 屋根裏部屋は暗く狭いけど 僕が唯一


ホッと出来る場所だった


遅くまで灯りを点けていると 怒られるので


手早く明日の準備を終わらせて寝床に就いた




もう今日で三日晩御飯を食べてない


もしお腹が空いて寝れなかったら 水を飲みに


行こう そう思いながら 空腹を我慢してると


何時の間にか 眠りに就いていた




翌朝トーストのこんがりと焼けるいい匂いで


目が覚めた いいな今日はトーストか・・・


まだ鳴ってない 目覚ましのスイッチをOFFに


して 僕は下に降りて行った


するとキッチンから 楽しそうな会話が聞こえ


てきた


「いってきます」僕は そう呟き施設を出たの


だった









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