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初めての夜は戦場です!

チャットGPTに初めての夜に邪魔が入ったらどうなるかの話を考えてとしたものです。

無料版なのでセリフやら描写やら変なとこもありましたので多少直してます。それ以外はそのままですね。

私の小説ヘルズゲートからのキャラです。



並行世界の一つと言うことにします。


「……まこちゃん」


「何しゅー?」


 カーテンの隙間から月明かりが差し込む。


 今夜はいよいよ初めての夜を迎えようとしている。


 ベッドに腰かける峻の心臓は、花火大会の太鼓よりもうるさく鳴っている。

 一方の真は照れくさそうに笑いながらも、どこか落ち着いていた。


「しゅー、もしかして震えてる?」


「ふ、震えてない! これは……ほら、地震!」


「……そんなピンポイント地震があるわけないでしょ?」


 鋭いツッコミに、峻は思わず苦笑い。

 だが意を決して、彼はそっと手を伸ばす――その瞬間。


 ピンポーン!


「宅配です!」


 二人、固まる。

 受け取った荷物は、昨日峻が注文した参考書だった。


「……しゅーの参考書に負けた気分」


「違う! 次こそは!」


 再び二人きりになり、ようやくムードを取り戻したその時。


 カサカサ……


「!? な、なに?」


「ま、まこちゃん……足元……」


 現れたのは一匹の猫。

 気ままに部屋へ上がり込み、ベッドに飛び乗って丸くなった。


「……にゃーん」


「なんでこのタイミングで猫!?」


「どっから迷い込んだ!」


 雰囲気は完全に崩壊。

 さらに猫を追い出そうとドアを開けた瞬間――


 バタバタバタッ!


「きゃあ!? 何!?」


「は、ハト!? ハトが群れで入ってきてる!!」


 咄嗟に窓を開けるとハトはそこへと向かう。


 どうやら非常口から迷い込んだらしい。

 部屋は一瞬でバードパークと化し、二人は毛布にくるまって羽音が過ぎるのを待った。


「……もう動物は来ないよね?」


「来ないでほしい……」


 二人は再び静けさを取り戻す。

 灯したろうそくの火が揺れ、心臓の鼓動も落ち着いてきた。


 そっと近づき、唇が触れそうになったそのとき――


 ズゴゴゴゴ……!


「っ!? じ、地震!?」


「よりによって今!?」


 部屋が揺れ、ろうそくの火が消える。

 二人は慌てて布団をかぶり、ただじっと耐えた。


「……神様、私達に恨みでもあるの?」


「ほんとにそうかもしれない……」


 度重なる失敗に、峻は決意した。


「もうこうなったら絶対に邪魔されない要塞作戦だ!」


「……名前からしてイヤな予感しかしない」


 だが二人は本気だった。

 窓はロック、カーテンは完全に閉め、インターホンはテープで封鎖。

 スマホは電源オフ。


「これで外界からの邪魔は一切なし!」


「……でもムードも一切なしだね」


 それでも、二人は再び寄り添い合う。


 ――そしてついに、結ばれた。


 夜が明けかけた頃、二人は並んでベッドに横たわっていた。

 互いに照れ笑いしながら、ただその幸せを噛み締める。


「……やっとだね」


「ああ、長かった……」


 だが――。


 ガチャッ!


「峻ちゃん、遊びに来たわよ!」


 そこに現れたのは、峻の姉。

 旅行の帰りに、ふらりと立ち寄ったのだ。


 姉の視線は部屋へ。

 散らかった服。

 乱れた布団。

 真っ赤になって固まる二人。


「……へぇ、なるほど?」


「ち、ちがっ……その……!」


「若いっていいわねぇ峻ちゃん!」


「やめろぉぉぉぉぉ!!!」






 数日後、真と愛花がランチをしていると――。


「で? ついにやったんでしょ?」


「っ!? な、なんで知ってるの!?」


「佐波くんのお姉さんから聞いたに決まってるじゃん」


 まこちゃんの顔はトマトより真っ赤。

 そこへクラスの男子までやってきた。


「おー峻、“鳩と地震の夜”で有名になってるぞ?」


「変なサブタイトルつけんなぁぁぁ!」


 二人の「初夜未遂→成功→姉乱入」の顛末は、なぜか周囲に筒抜けになっていたのだった。


 恥ずかしさで消え入りそうになりながら、二人は並んで帰路につく。


「……ねぇ、しゅー」


「ん?」


「全部ドタバタだったけど……私は、楽しかったよ」


「……俺もだ。猫も鳩も地震も、姉さんまで……結局は俺たちの思い出だからな」


「ほんとバカ……でも、好きだよ」


「俺も好きだ、まこちゃん」


 二人は笑い合う。


 ――こうして“戦場のような初夜”は、ようやく幕を閉じた。


 だが二人に平穏な夜が訪れる日は、きっとまだまだ先の話である。



クラス中にバレるんかい!

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