登場人物紹介 二百三十九話まで
ー『主人公』ー
「ユウト・レイセン」
黒髪、焦げ茶色の眼。
かなりの魔法の才能があるらしい。
キャンプをしながら酒を飲んで、紫色の月を見ていたら異世界に飛ばされた。
魔物と戦い冒険者をする傍で、トランプやアイスクリームや麻雀やプリンやカレー等の知識を使って儲ける。
迷宮を攻略しアクセル伯爵に騎士爵の位を貰う。
後に色々な事情があり男爵になる。
直近ではさらに色々な事情があり、トラキアとペイルーンの二カ国間で子爵位と領地をもらう。
領地の名前はレイセニア。
転移能力の高さや、高性能の飛空艇を保持している事から、多国家間同盟の戦略の中核として扱われる。
皇帝神、魔神、その他色々な神の加護を受ける。
商会を経営し、あまり余ったお金を気まぐれで慈善事業に注ぎ込んでいる。
当初はたまに転移して杖で殴るだけの魔法主体の魔術師スタイルだったが、のちに不可視化した剣と転移を併用した近接戦闘もこなすようになった。
手に入れた勇者の剣に魔力を込めて、長大で神秘的な光剣を放てるようにもなった。
ある種の必殺技。
特殊な体質で、アレな液体には色々な効能や作用があるので夜に役立つ。
ー『家族』ー
「リアナ」
ヒロイン。
ゆるふわ金髪ロング、碧眼、巨乳の美少女。
生まれた時からの奴隷で、酒に酔った勢いでユウトに買われる。
快適なミスリルの全身鎧が気に入った。
ロングメイスと片手剣を使用。
箱入りだったので少し世間知らず。
昼も夜もタフで積極的。
教育役の女性から学んだいろんな性技をユウトに叩き込んだ。奉仕気質。
色々な精霊からの加護をもらい、色々な属性の魔法が使えるようになる。
本来ならこれだけの精霊の加護を受けられず、実は精霊と相性が良い。
精霊王の鎧もリアナにある程度懐いている。
後に前世はかなりの力のあった精霊で、運命の相手に巡り合うために精霊王の力を借りて転生したと分かった。
料理、陶芸、ミニチュア作成などを趣味にしていく。
後に奴隷から解放された。
ユウトと婚約している。
「シーラ」
ヒロイン。
肩までの銀髪、薄緑の眼の美少女。
額に銀色の宝石がある。
額に魔眼の宝石を持つ三眼族。
親から相続した借金を建て替えてもらい、ユウトの奴隷になる。
かなりの錬金術師に成長した。
曲刀と短剣、少しの魔法を使う。
ポーション投擲による攻撃も行う。
未来視の魔眼持ち。意識して集中した事柄のみ、ある程度の未来が分かる。
後に雷撃を纏わせた斬撃が得意技になった。
胸はそれなりにある。
表情に乏しい。
夜は当初受け身だったが、段々と積極的になった。
最初に行為をもちかけたのは、かなりの資金源の特許やらを持つ上に、わざわざ奴隷に相続手続きをしたりと待遇が良すぎるのがメインの理由。後は見た目が悪くなく、それなりに優しく、特に自由に錬金術の研究をさせてくれたりとかが大きな理由、他色々。
後に奴隷から解放された。
後にユウトと婚約した。
「アリシア」
ヒロイン。
腰までの薄緑色の髪、茶色の眼の美女。
エルフ特有の長く尖った耳がある。
イースタスで魔導書店を営んでいる。
元はミスリル級の冒険者。
エルフが得意とする水や風や植物魔法は不得意だが、他の魔法の実力は高い。
魔導書作家としての腕はそれなり。
胸は少しあるかな、というところでスレンダー。
性描写もある恋愛小説が好きだが、なかなか好みの相手に巡り会えないまま長い年月を過ごしていた。長年溜まっていた欲求不満がユウトによって晴らされた。
信仰している魔神と同じ、かなり希少な黒髪で凄まじい魔力を持つユウトが初対面から気になっていた。きっかけは憧れのアイドルに似ている好みの相手が急に現れたような感じ。後に単純に魔神と似通っていない部分も段々と好きになり愛情を深めていった。
後に不得意だったエルフが得意とする魔法が使えるようになり、冒険者として復帰しユウト達のパーティに加わる。
ユウトから貰った翡翠のネックレスを大事にしている。
小説の執筆や絵を描くのが趣味。
後に二十代後半から二十歳くらいの見た目に若返った。
後にユウトと婚約した。
「マギー」
ヒロイン。
正式名称はマギリウス。愛称はマギー。
桃髪ロングの妖精の美少女。
羽が生えていて身体は人形サイズ。
スタイルはいい。
リアナに召喚された。
デバフ系魔法、特に幻惑が得意。
他の魔法も色々使える。
罠の作成と発見も得意。
菓子で餌付けされる。
種族を変更できる魔道具を借り受け、白羽族という人族に普段は変化するようになった。
化けた姿はストロベリーブロンドの髪の天使の様な外見。
ユウトと仲を深め、後にチョコレートがきっかけでユウトとねんごろになった。
夜はよわよわだったが、精霊から貰った淫魔女王の腰帯を装備して強者になる。
後に菓子作りが趣味になる。
「タルト」
シーラが召喚する雌の黒猫。
正体はミスリル級の魔物、アイトワラスの亜種のニャイトワラス。強い。
鳥や鼠や色んな動物に化けられる。
マギーと仲がいい。
たまにマッサージをしたり撫でると喜ぶ。
後に魔力体から受肉。
餌は卵類が好き。特にハーピーの卵。
喜ぶと尻尾に黒炎がともる。
黒炎の魔法や他の魔法も得意。
自分をモデルにしたミニチュアをリアナに作ってもらうのが好み。
後に進化して、巨大化したり、ドラゴンに化けられるようになった。
「メア」
ヒロイン。
最初はナイトメアと名付けられた。
当初は色んな武器に変形する黒色のスライム型の魔法生物。
飛行もでき、媒介にしてユウトが魔法を使える。
ダメージを与えた相手の魔力耐性を削り、精神に作用する魔法への耐性を削ぐ事ができる。
それなりの知能があり、愛嬌もある。
メイド姿に化ける事を覚えた。
後に染料などを取り込み、体の色を自在に変えられるようになった。
さらに隕鉄を吸収して魂を得たり、生体部分を得たり、コスプレをするようになる。
現在は髪型や髪色や服装や背丈等の姿がよく変化する女性型の魔法生物。可愛い。
ユウトに懐いている。
ネイアに先を越されたのに焦って、ユウトと夜を共にするようになった。
ユウトのリクエストで色んな創作のキャラに化ける。
「ネイア」
ヒロイン。
ミスリル級の魔物。アラクネ。
迷宮のボスをやっていたところ、ユウトに隷属させられ、受肉する。
前脚と腰の後ろからが蜘蛛になっている。他は人型。
手首や口や尻から強靭な糸を出す。
糸には毒も含ませられる。
重力魔法も使う。
人型部分は紫色のセミロングの髪の美女で、宝石のような複眼がある。巨乳。
吐き出した糸はそれなりの素材になる。
後に魔銀と緋金の粉を混ぜた食事を摂り、それらを含んだ糸を吐き出すようになった。
カレーばかり食べるカレー中毒気味。
繁殖欲旺盛。ユウトに懐いている。
糸を吐く分のご褒美代わりにユウトを襲う。
「カレン」
ユウトとネイアの娘。アラクネ。
赤紫色の髪のポニーテール。
将来はパパのお嫁さんになりたいらしい。
虎視眈々とユウトを狙っている。
魔物なので急速に成長したが、サイズは高校生くらいまでで止まった。
「ダリア」
ヒロイン。
狼耳尻尾の紅茶色の髪の美女。
健康的な日に焼けた色の肌でスタイルはいい。
本名はダリア・エルカーノ。
パッツォの騎士爵。
シグルドの弟子で対人戦にめっぽう強い。
シグルドと同じく気を扱える。
徒手空拳で闘う。
パッツォからユウトの護衛兼妾候補として派遣された。
酒好き。
高級な酒をいくらたかっても、惜しみなく渡してくれるユウトの事がそれなりに好き。
妾要員にされかけていたのは当初仕方ないか、と諦めていたが、そこまで悪くはないかな、とも思っていた。
後にユウトと仲を深め婚約した。
尻尾を掴まれるプレイが好み。
「セリア」
ヒロイン。
薄青い空色の髪のドワーフの美少女。ロリっぽい。
髪は手入れしていてドワーフだがモサモサしていない。
本名はセリア・ローズモント・ジュアン。
ベタンクールの騎士爵。
鎌と槍が合体したような武器と、喫煙具にもなる二本の手斧、トマホークを扱う。
ベタンクールからユウトの護衛兼妾候補として派遣された。
喫煙者。
最高級のブレンド煙草をユウトとシーラに定期的に用意してもらい、かなり嬉しい。
たまにユウトと並んで煙草を吸う。
音楽関係全般が好き。後に演奏もするようになった。
ユウトと仲を深め婚約した。
「ケイト」
ヒロイン。
ウエスタンハットにカウガールの様な格好の茶髪の美女。女ガンマン。
本名はケイトリン・ドゥルイット。
シェイラの騎士爵。
先祖から受け継いだ光剣と光弾を撃ち出す銃を使用する。
グルメで、あちこちの美味しいものが食べたくてユウトの護衛に立候補する。
他の理由としてはユウトを天才と勘違いして尊敬していたせいもある。
たまに孤児院に寄付したり孤児と遊んだりしていたため、慈善事業を積極的にするユウトへの好感度は高い。
口癖はラッキーね。
後にユウトと仲を深め婚約した。
「カミーラ」
ヒロイン。
正式名称はカミーラ・アル・ターウィル。
銀髪褐色肌のダークエルフの美女。
子爵級扱いのペイルーンの宮廷魔術師長。
アダマンタイトクラスの魔術師。
アイスクリームにどハマりした。
ユウト達に魔法の稽古をつける。
複雑な理由があって未婚だった。年齢は不明。
後にユウトと仲を深め婚約した。
「セレーネ」
ヒロイン。
人魚姫パーティ、ネレイスのリーダー。
パーティは美人揃いだが、その中でも一番の美女。
人魚族で黄緑色の髪の三叉槍使い。
耳は魚のヒレのようになっていて、下半身を魚形態と人型に切り替えられる。
アダマンタイトランク。
ユウト達と共闘した。
油断して危なかったところをユウトに助けられてコロリといった。ちなみに初恋である。
後にユウトと仲を深め婚約した。
「プルメリア」
ヒロイン。
アルビノの龍人族。
シーファンテスの第三王女。
本名はプルメリア・エストバントラ・ドラゴネスンド・シーファンテス。
見た目は二足歩行の龍だが、人型に化けられる。
化けると、手足や翼や角や尻尾以外はヒューマンのような美少女。ツインテール。
白髪赤眼。
海賊狩りをしていたユウト達にたまたま助けられた。
自分の救出やペットのドラゴンや龍人族達を蘇生してくれた報酬として、ユウトに輿入れをしたがっている。
後にユウトと婚約した。
ー『仲間』ー
「ヴィンス」
本名はヴィセンテ。猫耳尻尾の半獣人の男性。
初期にユウトと酒を飲み奴隷を買ったらどうかと勧めた。
それから季節が過ぎた後、偶然観光先で再会してユウトの部下の護衛役になる。
ランクはプラチナだが実力はミスリルランク。
クレイモアのような両手剣と軽装鎧で戦うスタイル。
それまでは短期パーティを組んだり、護衛依頼を受けていた。
後にユウトに騎士爵の位をもらい、ヴィルベルタを姓とする。
「リーシア」
狐耳尻尾の半獣人の美少女。
体型はスレンダー。
ヴィンスの奴隷。
ヴィンスがユウトの部下になった時に購入した。
炎の魔法が得意。
魔術師ギルドに通い魔法を学ぶ。
ヴィンスの事は結構好ましく思っている。
普段はユウトがデザインした巫女服。
「エルダーリッチ」
セリアが使うようになった死王の腕という大鎌から召喚されるアンデッド。
頭蓋骨に大きな宝石が埋まり、豪華なローブをつけた骸骨。
多種多様な魔法を器用に扱う。
必殺技は黒色の極太ビーム。
他にも召喚されるアンデッドはいるが、
一番召喚頻度が高い。
ー『その他』ー
「赤髪の男性」
剣と魔法を使う、赤髪の謎が多い男性。
気まぐれでユウトに色々なものを与えた。
キマイラを瞬殺する程度には強い。
素性は現状では不明。
イケメン。
「ザック」
イースタス商人ギルドの所属。
身内が商会を経営している。
色々ユウトはお世話になった。
利益を見逃さないやり手、ユウトのおかげで色々甘い汁を吸う。
だがある程度は誠実でお人よしでもある。
「伯爵」
正式名称はディーデリヒ・アクセル・シュヴァルツマン・フルトヴェングラー・イースタス。
イースタスの領主で、巷ではアクセル伯爵と呼ばれる。
良識派の貴族だが賭け事が好き。
イースタス近辺に湧いた厄介な迷宮を討伐したユウトに騎士爵の地位をあげた。
「ローゼス・イブヒン」
イースタス領の甘党の騎士。
最下級貴族の騎士爵。
普通の騎士は雇われの平民で貴族ではない。
近衛騎士団にいてもおかしくはない強さ。
ミスリル級の平均より上。
妻とは菓子で餌付けされて結婚した。
「執事」
アクセル伯爵に仕える執事。
どこかの貴族の妾腹。
麻雀のルールをすぐに覚え、教導役も上手いため、貴族向けのインストラクターとして活躍する。
得られたコネに実家も喜ぶ。
得られた貴族のコネで、意中の女性と交際できる事になった。
「水の精霊」
ロンドミアの湖に住む精霊。
リアナの鎧にまつわる話をした。
ついでに加護もくれた。
精霊が好む酒を定期的にユウトに貰えることになったので、他の精霊に声をかけている。
久しぶりにキマッたおかげで、湖が発光したりなんかもした。
「冒険者ギルドの受付のおばちゃん」
それなりのベテラン。
簡素な鑑定で見た限りではユウトの事を宮廷魔術師クラスではと思った。
「イースタスの武具店の女性」
若くはないが、おばちゃんでもない、妙齢の女性。
少し褐色肌で耳が尖っている。
プラチナランクまでを対象とした武具を仕入れて販売している。
簡単なメンテナンスや染色などは店でもやっている。
「春の湊亭のおばちゃん」
親戚が養蜂場や果樹園、宿屋やレストランを経営している。
妖精の世間での扱いについてユウトに忠告する。
看板娘は友人の娘。
色々あり、タルト(お菓子)を定期的にユウト達にくれるようになった。
「春の湊亭の少女」
看板娘。
魔法の才能がある。
後に魔術師ギルドに講義を受けるために通い始めた。
一番得意なのは氷結魔法。
「ゴードン」
リアナがいた奴隷商館の主。
ローエン商会の幹部。
それなりのやり手だが苦労人。
愛玩奴隷に手を出したり、下手に扱うと買い手の貴族なんかに潰される事があるため、かなり丁寧に奴隷を扱っている。
「イーサン」
ユウトがロンドミアまでの護衛依頼を受けた相手。
高級食品なんかをメインに扱う。
依頼の報酬に色をつけた。
「ごろつき達」
マギーを狙った。
理由は語られない。
奴隷落ちし、ザックの所有となる。
実はそれなりに強い。
「イースタス西門の騎士」
少し横柄。職務には忠実。
「イースタス南門の騎士」
人当たりがよく、話しかけやすそうな雰囲気。
「ロンパイア」
ミスリルランクが二名所属する、十人程の冒険者パーティ。
最初の迷宮でユウト等と出会った。
迷宮の調査を依頼されていた。
リーダーの名前はアラン。
「イースタスの情報屋の青年」
イースタスの情報屋の小綺麗な青年。
アンダーグラウンドな感じはあまりしない。
情報屋によく情報を売っていた、調査などが得意な冒険者が一人マンティコアに殺されたため、少しユウトに感謝していた。
「ポランコ」
狼人の腕利きの防具職人。
巷ではコボルドとか呼ばれている。
昔は蔑称だったが、今は珍しい狼人の腕利き職人、ぐらいの意味合いで呼ばれたりもしている。
通常、狼人などの獣人は身体能力は高いがあまり器用ではなく、付与などの魔法も不得手のため。
器用だったり魔法が得意な獣人もいないことはないが。
結婚相手を募集中。
「シール」
ポランコの工房で学んでいるドワーフの少女。ドワーフなので髪はモサモサ。
経験を積むためにポランコに師事している。
シーラと紛らわしい。
アイスに蒸留酒をかけて食べるのが好き。
「バルデンホイアー子爵」
正式名称はヘルムート・バルデンホイアー・ヴォッケンフース・ロンドミア。
ロンドミアの領主。
ロンドミア北の精霊の加護を受けた湖が貴族や富豪のバカンス地になっているので、各所とのコネが強い。
ユウト達が湖畔のコテージなんかをレンタルできるようにした。
後は追加で宮廷魔術師のヨシカを紹介もした。
「ヨシカ」
正式名称はヨシカ・コンスタンティン・ウェルテル。
転移が得意な初老の宮廷魔術師。半分引退している。
男爵位は息子に譲った。家内は茶器類以外は質素。
ハーブ作りや、各種ハーブをブレンドしたブレンドティーを作って飲むのが趣味。製作の腕はかなりのもの。
後はロンドミアで釣りをしたりするのが趣味。
ユウトを王都に送ったり、世界樹の葉がブレンドされた最高級ブレンドティーを作ったり、色々とユウトを手助けした。
「大聖堂の職員」
複数の神の加護を持つ、それなりに高位の神官。
他人の持つ加護を判別できる。
たまたま大聖堂の入り口付近でふらふらしていた。
ユウト達に大聖堂の案内をする。
「イザーク」
ドワーフ。酒好き。
トラキア国内で一番の武具職人。
金属魔法を扱いながら鍛治ができる。
一応付与もアルク程ではないが一流。
実用性重視の武具を作る。
基本はオーダーメイドのみしか受け付けていない。
シールは娘。
「アルク」
イザークの居候で武具製作の手伝いをしている付与魔術師。諸事情あって姿を隠している。
本名はアルケイオス。
種族は吸血鬼。
吸血鬼は昔は悪逆非道で有名だった。
アルクは善性だが。
「シュバルツ」
伯爵の飼っているヒポグリフ。
戦闘力はプラチナ級。
身体強化、加速、風魔法なんかが使える。
プライドが高いが伯爵に甘える時はクルルァと鳴く。
去勢済みだが、再生のポーションで繁殖できるようにしようと伯爵が検討中。
「アイゼン」
ロンドミアの副騎士団長。
熊のような髭面。
というか少し熊獣人の血が入っている。
バーベキュー用の食材なんかをユウトにたかった。
身なりはいい。
ロンドミアのボートレースでは有力選手の一人。
「ノッカー」
寝床の一つを荒らされるのを嫌い、適当に作ったそれなりのゴーレムに、定期的に鉱脈周辺を掃除させていた。
精霊が好む酒を供えられた時に久々にキマりすぎ、希少な金属を集めて回ってしまった。
余った金属は礼にユウト達にくれた。
のちのちリアナの鎧に加護を授ける。
「ギザンに苦戦していた冒険者たち」
プラチナ級のパーティ。
山脈に挟まれたイースタスの南の街で活動していたが、気晴らしがてら宝石の採取とミノタウロス狩りに来ていた。
負傷していた魔術師が馬の召喚ができるので、馬車で移動している。
魔術師はとっさに防壁でギザンの攻撃を防いだが、あんな状態になっていた。
「ナシェル」
ユウトが会長のレイセン商会の副会長。
結構なやり手だが誠実。
着実に商会を成長させている。
慈善事業にも乗り気。
親戚がアルテミシアの名酒造を経営している。
色んな娯楽を扱う遊戯ギルドの運営も始めた。
仕事が恋人。
「アルジェンド&エリシア」
アリシアの父母。
エルフ特有の魔法が不得意で居づらくなり、エルフの自治区を出て行ったアリシアを心配していた。
たまに手紙は届いていたが。
特にエルフ純血主義でもないので、アリシアに良い相手が見つかって喜んでいる。
息子も出て行ってしまい寂しかったので、アリシアが気軽に戻って来れる要因を作ったユウトに感謝している。
「ゲルハルト」
ゲルハルト・スワイン・アイゼンシュミット・アウグスベルガー・アトラキアが正式名称。
トラキアの宰相で王弟。
ユウトが広めた娯楽が気に入っている。
菓子もそれなりに好き。
アクセル伯爵とは若い頃から仲がいい。
ユウトの功績の多さに対する報酬に頭を悩ませる。
「オーガスト」
トラキアの宮廷錬金術師の筆頭。
貴重な素材の管理なんかもたまにしている。
シーラに錬金術の指導をした。
助手にアインというホムンクルスの美女がいる。
「アスラン」
アスラン・イブン・ザルード・ペイルーンが正式名称。
ペイルーンの国王。
褐色肌に銀髪のダークエルフ。
長いこと生きてきたからか、色んな分野に精通している。
ユウトの事を気に入った。
「ラインハルト」
ラインハルト・スワイン・アイゼンシュミット・アウグスベルガー・アトラキアが正式名称。
トラキアの国王。
柔和な笑みを絶やさない中年男性。
気配りができる人。
優しいがゆえに、情勢が悪い中、国民全てに援助ができず、取りこぼしてしまう者達がいる事で悩んでいる。
ユウトの発明品?のファン。
「クラリッサ&イネス」
トラキアの王妃と姫。
ユウトが広めた菓子に夢中だが、ダイエットに少し苦労している。
ユウトが広めた娯楽の方もそれなりに楽しんでいる。
「ドライン&バルガス」
共にミスリル級でも上位の冒険者で、武器を媒介にして魔法を使う事が得意な魔技使い。
ドラインは捻れた角に尖った耳、鉤鼻の妖魔族。
デバフ系魔法や魔刃を使うのが得意。
バルガスはドワーフ。
ヒゲモジャに低身長で筋骨隆々。
土魔法に火炎魔法に金属の硬化が得意。
リアナやシーラに稽古をつけた。
「アヴェリーノ」
アヴェリーノ・ポルジェ
中堅以上の実力の自由騎士小隊の隊長。
真面目で誠実、謙虚と理想的な騎士。
修行中とは言うが、現場周りが性に合っているためで、貴族からのスカウトを断っている。
あまり報酬や礼を受け取らないで仕事をするため民には人気があるが、本人は食うや食わずで大変だった。
ユウトからの寄付金で同じ自由騎士達の支援を始めた。
「シーレーノス(ゲネス)」
ミスリル級の魔物。
馬の耳に、腰から下が馬の足と尻尾という魔物。
催眠や予知や他の軽い精神作用系魔法が得意。
馬の足で絶大な威力の蹴りを放ちもする。
強弓も扱う。
酒に釣られて人族と交流を持ち言葉を覚え、予知能力により酒の熟成の良し悪しを判定したり、戦闘能力で魔物相手の用心棒をして稼ぎを得ている。
普段は広場にあるかなり大きなタルの中で暮らしている。
酒に浸かっている気がして嬉しいとのこと。
それなりにモテていて最近は夜の誘いをウケてボランティア感覚で抱いていたりもする。
昔は酒の方が好きだという事で断っていたが、最近は仕方なくといった感じである。
独り身の方が気楽なので相手には薬はちゃんと飲んでいるか、といつも聞いているが、実のところは……
不本意ながら子供ができた。
後にゲネスという名前をもらう。
「フレデリック」
ベタンクールの外交担当の貴族。
細身のイケオジ。
「シグルド」
本名はシグフリード・フローラ・モンテリーゾ・ジョヴァンネッティ。
パッツォの国王。
ライオンの獣人。元貴族。
格闘家としてもアダマンタイトクラスで、生命力と魔力を練り合わせた気というものを使える。
シンプルさが好み。
「パドナ」
伯爵から紹介された使用人。
虫系が好きらしくネイアの世話を喜んでやっている。
中年の未亡人。
「ハンス」
ベタンクールの王国騎士団長。
茶髪の少し丸顔の美形。
剣の腕では並ぶ者無し。
槍もある程度扱える。
ユウト達に稽古をつけた。
目隠しをしてワインを飲みながら、飛んできた石を切る宴会芸が得意。
「テオドシウス」
伯爵の長男。
伯爵に似ていない優男。
武芸の腕も伯爵程でなく、見た目も伯爵に似ていないので、後継としてふさわしいのか悩んでいた。
本人は当主ではなく補佐役向きだと思っている。
伯爵としては二人の息子と妻にもそれなりの愛情はある。
「クロードヴィッツ」
伯爵の次男。
伯爵に似てイカツイ。
伯爵に似て武芸に長けていて、将来は騎士か冒険者になりたいと思っていた。
魔法戦士スタイル。
テオドシウスに当主の座を代わってもらえないか、たびたびお願いされていた。
「カリーム・シャムハル」
レイセニアの執政補佐官で男爵。
ペイルーンから派遣された。
褐色肌に四つ腕の男性。
武芸もそれなりだが、実務能力も高い。
「ロイス・バッハラッハ」
レイセニアの執政補佐官で男爵。
トラキアから派遣された。
龍人族とヒューマンの混血で、身体に少し鱗がある。爬虫類のような縦細い瞳。
思慮深く、勘が鋭い。こちらも武芸を嗜んでいる。
「ロニー」
猫の神の眷属のケットシー。
白黒の毛の服を着た二足歩行の猫。
各地の猫の管理や猫版の必殺仕事人をしている。
ユウトが猫の神の加護を貰えるように進言した。
「アルターラ」
ハーフリングとドワーフのハーフの女性。
アトラキアにある防具や服飾品を製作する工房の主人。
デザイン性が高い事が評判。
ユウトが巫女服やら色んなコスプレ衣装の製作を依頼した。
「バルトロメ」
バルトロメ・エステバン・デラフエンテ・レセンディス。
兎耳尻尾の初老の男性。パッツォの先先代国王で、今は公爵。
アイトワラスをユウトに捕獲してもらい、エヴァと名付けた。
「ガッド」
ユウト達がシーサーペントから助けた船の船長。
港の酒場ではたまに他の客にユウト達に助けられた時の話をするようになった。
「バダ」
ミルカの騎士団長。鬼族の男性。着流しに刀姿。
「ムタカ・クラマ」
クラマの国王。
茶髪の鬼族の男性。
ユウトが発明したカレーを食べさせていた正室が懐妊して喜んでいた。
ユウト達に観光の案内や護衛をつける。
「狐耳の女性」
狐耳尻尾のグラマラスな美女。
ユウトが発明した巫女服を気に入った。
礼にユウト達に狐の神の加護を授ける。
「カズラ」
複数の魔法を使い分ける、アダマンタイトクラスのNINJA。
ユウト達の警護を担当した。
「ノルベルト・キュッヒラー」
トラキア王国騎士団の副団長。
魔物のスタンピード発生時にユウトと戦闘を共にした。
「アリーレベルジェ」
妖精達の女王。マギーが借りていた変化の魔道具をユウトの功績に免じてそのまま下賜してくれた。
それからマギーの召喚解除のため、マギーの故郷に送ってくれた。
たまにユウトの屋敷でお菓子作りをするようになった。
「エロンド」
アリシアの弟、元冒険者で鍛冶屋のエルフ。
ちょっとガラが悪い。家族思いではある。
「チェット・ブルストロード」
三眼族の初老の男性。
アダマンタイトクラスの魔物の羽を扱える技術者。
ユウトが羽ペンの製作を依頼した。
「マダリン」
シェイラの国王。
金髪の美少女。
本名はマダリン・アレクサンドラ・ハロウズ・クラリス・フェルプス・ラシェイラ。
頑張って偉そうな喋り方をしているが驚くと素が出る。
「ライアン・カメロン」
シェイラの魔道具技師。
腕利きでレールガンの魔道具なども開発している。
基本的に作り甲斐があるものが作れれば良いというスタイル。
ユウトがカメラやスマホ等の製作を依頼した。
「皇帝神」
アクセルと名乗る。理由はファーストネームが嫌いだから。
本名は、ルシウス・セレスティウス・クラディウヌス・アルケイディア。逆からイニシャルを取ればアクセルとなる。
古代のアルカディアン帝国の初代皇帝で神。
ユウトが最初に出会った赤髪の男性と同じ声。
ユウトに強力な加護を与えている。
「魔神」
漆黒の髪で強大な魔力を持つという自分との共通点からユウトに目をつけていた。
後にユウトに加護を与えている。
自分より先にユウトに加護を与えていた皇帝神に少し抗議をした。
加護は本人の魂の格により、授けられる数に限りがあるため。
「ラクリア」
金髪にポニーテールの白羽族でアイドル。
美容とダンスの修行のために魔物とも戦う。
歌って踊って戦えるアイドル。
剣を扱え、口から衝撃波のような魔法が放てる。
「レオポルド」
本名はレオポルド・カリクステ・アルエ・ファビアン・シャンデルナゴール・べタンクール。
べタンクールの国王。
ハンサムだがいつも顰めっ面をしている。
社交ができないが騎士としては優秀な者として、セリアに目をかけていた。
騎士道の国のわりにセリアをユウトの妾に提案したのには色々な理由がある。
個人的にはセリア本人にとっても悪くないのではないか、と考えている。
「ヘクトール」
ハイエルフの若手では最強の男性。耳が長い。
剣と魔法で戦え、単純な戦力ならハンスやカミーラよりも上。転移が得意。
ニーズヘッグとの戦闘にもたまに参加する。
演奏も上手く、ハイエルフの中でもかなりのイケメンなので、普通の女性ならコロリといく。
ユウトの連れはユウトへの好感度が高いので例外だったが。
ユウトがもたらした蟹カレーを気に入った。
麻雀は下手で、プレイ中は子供っぽくなる。
2500歳くらい。
「ディオス」
ハイエルフの長老。
本名はディオストルムント。
二万年は生きている。
現時点の作中の人族では最強格の魔術師。
ニーズヘッグとの戦いでは主力を担う。
良識はあるが結構な女好きで、たまに南の国の娼館に通っている。
蟹カレーで昇天しかけた。
ユウト達に世界樹の果実で作られたジャムをあげる。
「マドカ」
ユウトの元いた世界のコスプレイヤー。コミケで世界を渡ってきた皇帝神アクセルと出会う。
アクセルにあちらの世界の事を色々と教えて、一緒に遊んだり観光したりするようになる。
スマホも買ってあげた。
手紙や魔銀貨のプレゼントを通じてユウトと親しくなり、金貨と引き換えに色んな物品を買って、アクセルに配達させるようになった。
「セプテンバーグ」
本名はフランキスカ・セプテンバーグ。
愛称はフラン。
吸血鬼とエルフのハーフ。
少し顔色の悪い金髪のハーフエルフのような外見。
白衣を着ている。
ホムンクルス研究の第一人者で、遺伝子工学のスペシャリスト。
ユウトから色々貰ったお礼に、ユウト達の遺伝子検査をした。
アルクとは男女の仲。
「ヤー・テミナス」
悪と支配を司る邪神。
ウルスラで信仰されている。
かつては世界を危機に陥れた魔王に力を授けていた。
自分を信仰しない事以外の全ての罪は許されるという教えで悪人達に崇められている。
異教徒は積極的に奴隷にさせる。
善悪の魔道具を無効化する魔道具なんかの開発にも力を貸している。
「マイル」
アダマンタイトクラスのハーフリングの冒険者。
背が低い少年のような見た目。
実はかなりの歳。
ミニスターが故郷。
抜き身の短剣を何本もジャグリングする芸が得意。
ミニスターを救って、その民に施しをしたユウトに恩を感じている。
「ジクストゥス」
トラキアの近衛騎士団長。
アダマンタイトクラスの魔法戦士。
指揮に回る事が多いので影が薄いが、直接戦闘でも圧倒的に強い。
「イレイェン」
ハイエルフの魔術師の女性。
嬉しいと耳がピコピコ動く。
本人としては子供っぽいから恥ずかしい。
ヘクトールとは友達以上恋人未満。
アプローチはしているがヘクトールは鈍感系である。
「バルナバス」
バルナバス・ブッシュマン・ローデンベルク・ミニスター。
ミニスターの国王。
エルダードワーフの血を引いており、少し灰色がかった肌をしている。
ミニスターを救ったユウト達に感謝し、ユウトにはオリハルコンを与えた。
「バルガン」
エルダードワーフの高位騎士。
肌の色が少し灰がかっている。髪の色も灰色に近い。
魔法の絨毯を操り、大剣を二本持って戦う。
かなりの強者。
「ギーゼルヘール」
エルダードワーフの長老衆のまとめ役。
ギリアムとレギンレイヴについての昔話を語った。
「精霊王」
真っ白い長髪に中性的な姿と声の精霊。
偉ぶってはいるが、単順思考で賭けに弱い。
それと人望がない。
「ローズ」
最高位のノッカー。赤い髪の縦ロール。
精霊だが上品な貴族のお嬢様のような格好。
リアナに金属加工について色々と教えた。
たまに屋敷で菓子やお茶をいただきにくるようになる。
「イレイン」
人魚姫パーティ、ネレイスの魔術師。美人。
ユウト達と共闘した。
「幸福の父」
ユウト達と人魚姫パーティが迷宮でオルクを倒して手に入れた指輪に宿っている精霊。
指輪を擦った者に一年間の幸運をもたらす。
古代の魔術師にハメられて指輪に封じられていた。
「アレッサ」
ユウトがレイセン商会を任せているナシェルの恋人。子供ができずにバツイチになったが、それは横恋慕した知人の策略だった。後にナシェルとの子供ができ結婚する。
「ギンジ」
銀髪の鬼族。二刀流。オリハルコンクラスの冒険者でバトルジャンキー。
ツォンと試合をしていたところに出会したユウト達と知り合いになった。
ハンスと仲が良い。
「ツォン・ジーフェン」
シャオドン出身の格闘家。
自由自在に気を扱える。
オリハルコンクラスの冒険者。
シグルドの師匠。
見た目はマスターなんちゃら。
パッツォの料理が好き。
ユウト達と知り合った。
「キャンサー」
王都アトラキアの商人ギルドのギルドマスター。まだ若いが、幼い頃からかなりの実績がある。
新作の菓子を妖精が生み出したと聞いて、妖精の地位向上のために策を巡らせる。
特例として、根回ししてアリーレとマギーを商人ギルドの会員にした。
甘党。
「オニキス」
シーファンテスの国王。黒い鱗の龍人族。
他の龍人族より大柄で角が三本ある。
正式名称はオニキス・ヨワリ・エエカトル・シーファンテス。
ユウト達の、娘プルメリアやその他の龍人族の誇り、尊厳、命を守った英雄的な行いに感服し、恩賞として領地と娘を与える。
作中で描写されるかは分からないが、巨大な大剣を軽々と振り回す猛者。