第三十一話 蘇芳
血の兵士、、、それも、人間の亡骸で、
物理しか効かない……物理で破壊するしかないのか…??
「「白乱 玉…!!」」
ダメ元の白乱……どうなる…
グシャッ、グシャッ……ググググ……
再生した……!?なるほど、完全に破壊しないといけないのか…
「霊媒力しかない攻撃じゃこの兵士に攻撃を与えられない…!!なにか…物理がなければいけない、!!」
「んぇぇぃ、!「電炎…!!!」」
「ふーん、燃やすのね?効けば良かったのにねぇ」
そういった直後、祟が浅野九九に瞬間移動した。
「血、もらうね。」
「あがっ…………」
「九九…!」
「っははは!!いい血してるねぇこの子!!」
九九が…死んだ…?
「………死んでないよ、加蔵くん」
「花宗先輩、?」
「はぁw?血抜き取られて、生きれる人間はいねぇだろうよw」
「……はぁ、嘘、ね。正直者の悪霊ってこの世にいるのかねぇ。」
「あ?どういう意味だよ」
「兵士にするために、血だけを抜き取った肉体。ここには器と魂がある。つまり再度生命の原動力、血を流し込めばまた生き返る、って話。」
こいつ………なぜわかった…!!?
「考え事かぁ!?「爆弾岩」っ!!!」
ドガァァァァン………
「うがっっ………」
「加蔵くん。治癒。」
花宗先輩が言う。
「え、あ、はい、!」
「黒龍くん、一応守っといてあげて」
「は、はい、!」
「「紫龍」…」
「「治癒」……」
「……ありがとう……、加蔵くん、黒龍くん、生きてるって伝えられなかった……ごめん…」
「何言ってんだ、大丈夫だって!」
「あぁ。普通は気づけない。お前が謝ることじゃない。」
「ちっ………人間はクソだ……何コソコソやってんだ…あぁもう!!!!!」
「お前、名前は?」
「あ…、?血紅……だ、血紅ってんだ!よぉくおぼえと…」
ハッ……!!
「あーあ、また嘘?名前に嘘つく必要あった?」
「うるせぇ……っるせぇ!!」
「よろしくなぁ、蘇芳!」
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「八重桜先生、何かあったら、私の能力でお伝えしますので。」
「なるほど?面白い能力持ってるわね。……、んーでも、気絶してる人にしかそのテレパシーは使えないし、しかも一方通行。その上、能力の使用者本人は、テレパシーが成功したかどうかわからない………なんか…弱くない??」
「んっ………」
「あぁ〜ごめんごめん、!!そういう能力だもんね、しかたないよね……えっと、私が聞きたかったのは、どうやって私に連絡するの…?って言う、、、」
「眠っててください。」
「え…?」
「私たちが戦闘に行ってる際は、ずっっとねててください。」
「ね…寝る…?なんで?」
「それも目をつぶるだけじゃありません。しっかりと寝てください。」
「いやその、理由聞いてるんだけど……」
「寝てる間って、気絶してる状態と同じなんですよ。なので、寝ててください。寝てる状態ですと、私のテレパシーは使用できます。」
「なるほど………なるほどね…?」
「では。お願いいたします」
「は〜い…」
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「蘇芳………!!」
赤城玲が急に名を復唱する。
「どうした、赤城玲」
【開始】
「余計なことするなぁ!!!!」
すると、大量に血が……というか、血の兵士が上から振ってくる。
ドガァァァァン………
「血はストックできんだよ…そして空間からも出現させることができる……。雑魚の血は、こういう使い方をする。そして……こういう使い方もする。」
「………くそ……なんだ……これは…!?」
「「血兵士大行進」。さぁ、ゆけ!兵士よ!」
「なんだよこの量…!?どうやって破壊すれば………」
「私がやろう。」
「無神無人先生…!?」
「「大 風 展開 暴風」」
無神無人先生は大きくなり、突風を巻き起こした。風は物理なのか…!!
………でもまだ兵士の数は全然減ってない……!くそ…このパレードはどうやって終わらせればいいんだ……
「「怨固血針」…!!」
…、…クソでけぇ針で……こいつら全員を固定……する…!!
「んー…これも血だよね?」
………はっ、!まずい!!!
「はい〜吸収吸収。ありがと…………え…君……治癒能力持ち…???」
「、……だからなんだ…!」
「ふひっ………なるほどねぇ、じゃああの子、また血が流れてるってことだよねぇ?」
なんだ、赤城玲のことか…?
「僕には見えない、あの龍の中で治癒してたんでしょ〜?ふふふ……血を操る俺みたいな能力かと思ったら、そういうことか………!」
「何が言いたい…?」
「兵士ってねぇ、その血の人の能力も使えんのよ……ふふははは!つまりどういうことかわかるかい??」
「まさか……、!」
「血兵士、無限製造できるってわけ!」
くそ…!!しくじった、!!
「無限製造でも叩き潰しゃあいいんだろうが!!!」
地之田先輩が言う。
「はっ!できるかなぁ!!」
「いくぜ…、…俺の本気だ、!!!」
先輩は独特な構えをして、清水寺の壁に向かって…こう叫んだ。
「「麦積山石窟」」
壁に仏像のような顔と胴体が浮かび上がる。そしてそこに地之田先輩が乗る。
「さぁ、攻撃をしてみろ!!」
血の兵士が一斉に地之田先輩に攻撃を浴びせる。地之田先輩は攻撃をほとんどかわす。そして血の兵士を破壊する………これで中級生…!?
「壊せ壊せ!この石窟を!!」
壊せ…?
「血兵士!!!壊すな!!だめだ!!」
「何今さら焦ってんだ………血兵士は…オート、なんだろ?」
「…………ぎぎぎ…くそが!!!」
ドゴォォォォン、……
壁が…破壊された…!それと同時に……
グシャグシャグシャグシャッ………
血の兵士が一斉に破壊された……!!
「だいたい察してるだろうな…。麦積山石窟に攻撃をしたらエネルギーが蓄積する。そして、この石窟が破壊された時……ダメージを与えた全員に、蓄積された分のエネルギーを放出。特大の攻撃を与える。だから、一気に兵士が使い物にならなくなった、ってわけ。」
「………あ〜そうかい、そういうことかい。」
「かかってきなぁ!蘇芳!!」
「いくら破壊できても……」
血がどんどん…蘇芳に戻っていく…
「俺のもとに戻れば、もっかい作り出せるけどね?」




