表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
霊媒の血紅  作者: しばふn
雷風編
24/26

第二十四話 楽しさ……?


紫龍の中で、上上と加蔵が待機している。

俺等がやらなきゃいけないんだ、大怪我もできない…


「…一応、上上ちゃんに通信はした。聞こえたかどうかはわかんないけど、上上ちゃんが起きるまで私たちでしのがないと…」


「龍がどれだけ持ってくれるか……出せる時間は無限ではない。2体同時に出すってなると、さらに出せる時間は短くなる。」

「何分くらい出せる?」

「おそらく……2体同時なら5分が限界だ。5分で片付くように…どうにか戦おう」


「おいこら…何こそこそ喋ってんだ?カスは何人集まったってカスなんだよ…もうお前らは負けだ。」


「まだ決まったもんじゃねぇだろ…!お前がどうこう言えるものじゃない!」


くそ……一か八か…やるしかない…!


「「神ニ告グ 奴ノ楽観度ヲ下ゲヨ」」



「は、お前…お前…、、、、何しやがった!」


「祟の楽観度が…マイナス1になった!」


「良かった……良かっ………」

バタッ


「三鈴!?」


「はぁ……脆いなぁ、他人の楽観度を下げるだけで…しかもマイナス1だ、こんなのすぐ上げようと思えば上げれ…」


「「電炎」…!!!」


「お、おい…なんだ、この炎は…」


「「赤龍」、!」

「コピー「電炎」。朝野、この炎、使え。」


「「吸炎、業炎斬」!!!」


この攻撃が…今出せる最大の力……


「龍は?あとどれくらい持つ??」


「後…2分…ほど…」


「2分…2分で…やるぞ、!」


「ふ……はぁ……なかなかに効く攻撃だったよ…ここまで追い詰められるとは思わなかった……もう、終わらせよう。」


「……ヤバい…!逃げろ!逃げろぉ!!!」



「「監獄 幻夢泡影げんむほうよう」」



「クソ……監獄の範囲が広い……」


「なぁ…お前ら、楽観度ってどうやって測ってるかわかるか?」


「なんだ、急に何を言い出す…?」


「楽観度は…感情のうちにある『楽しさ』のみに反応する心臓の鼓動。つまり、非通常時のBPMを測っている。この数字は、俺の独断と偏見…。なぁ、お前ら、この監獄は、楽しいか?」


「楽しいかって…、あれ…、なんかでも…ちょっと気分が良くなって来たような……」

「おい……楽観度が増えていく…なんだこれは…!?」

「楽観度が増えるんなら、俺等が有利に戦えるってことだろう…?」


「はぁ…何一つとしてわかってないな…。さっき言っただろう、この楽観度は心臓のBPM。お前らは徐々に、動機に乱れが生じてるんだよ…。」


「なら…適正数値で叩くまでだ…!!」


黒龍が赤龍を呼び出し、攻撃しようとする。


「「楽度技式 楽滅波」」


ドガァァァァァァァァアン………


なんだ……この衝撃波の威力は…、


「この監獄内では、俺楽観度も勿論上がる。そして俺には楽観度の消費量で威力が変わる攻撃を有している。言いたいことは…わかるな?」


「クソ………もろに……食らっちまった……」


「だめだ……ここでそんなケガ…」



【終了っ!!!サンキューなお前ら!!】



「っしゃぁぁあ!!行くぞぉぉぉ!!!」


「上上!!!」


「加蔵は倒れちまった…。私の治療で力を使いすぎたみたいだ…。加蔵に攻撃を与えさせるな!!!死ぬ気で…死ぬ気で守れ!!」


「了解っ!!!」


「あの攻撃を食らって尚………生きているたと…??」


「はっ、私の生命力も存分にあったようだなぁ…!「隕拳」!!!」


「「楽度技式……」」


「「連打指幻」(れんだしげん)!!!」


「うがぁっ……ぁぁぁっ…!!」


「はっははは!!数で押すぞ!!!」


「「赤龍」!!!」

「「業炎斬」!!!」


【開始】

(加蔵くん、たぶん聞こえると思うけど、今は上上ちゃんが復活して戦ってくれてる!!加蔵くん、復活したら前と同じ方法で教えて!!)



「紫龍は、耐えれるか…?」

「もう…赤龍を出したから限界が近い…」

「わかった。コピー「紫龍」」


「ありがとう、雨正…!!」

「おう。貸1な。」

「わかったよぉ!」


「「合掌」!!!」


「楽度……」


「「白炎」!!!」



(……駄目だ……みんな……だめだ……そんなに本気を出したら……川原先生も…無神無人先生も戦えない…もちろん俺も……みんな…この楽観度のなか、そんなに攻撃を打ち続けると…勢いで楽観度が上限を突破する………)


「「大打」!!!!」


(上上……もう……やめろ……)


「テメぇが死ねば……テメぇが死ねば…!!」


「俺が死ねば…?なんだ。」


「この戦いが……終わる…!!」


「はっ、至極当たり前なこと言いやがって…このデクノボウが!!」


【終了】



「〜〜〜〜♪」


「あ…?かぐ…ら…?」


「〜〜〜〜♪」


「おい、何歌ってん…だ…?」


「るんるんるん、らんらんらん♪」


「おい…お前ら見ろ…!加蔵の楽観度…、!」


「500で…一定だ…!」


「るるるる〜〜♪」


、…俺…何歌ってんだろう、……


「ららるらら〜〜♪」


「おい……なんだ……その陳腐な歌は……」


「ふと思い出した。寸楽、気分をぶち上げるには、歌を歌う、それ一択じゃないか??」


「何を言い出す…」


「今気分が良いんだ。なんせ…お前を祓う準備が整ったからな。」


「は…?」


「「血壊」」


「「楽度技式、楽滅波…」」


「はぁ……もう終わりか、面白くない。」


「え……?加蔵、……?」


(ダメだ…体が……体が動かん………)


「もうお前は祓われた。これ以上は無駄だ。」


(なぜ……なぜ………お前みたいなやつに………)


「お前にだいぶ前から朧血をかけておいた。一つ予想外だったのはお前が監獄持ちだったということ。まぁ、好都合だったがな。監獄でまずお前の霊力が一気に減る。でもそれに気づかず、大量の楽観度を調子に乗って使ってしまった。楽観度がすぐ高くなるお前の特性を裏目に取った。もう、消えろ。」


(う……うがぁ………雷風様……雷……風……様……)


「……私は……何を……はっ!祟は…!、」


「…もう祓いました。無神無人先生、大丈夫ですか…?」


「加蔵…加蔵が…祓ったのか…!?」


「いえ、みんなで、祓いました。」


「……済まない……本当に済まない、…しかしよくやった……。生きていて本当に…良かった……」



「み〜〜んなぁぁぁぁ!!!」



「あ、川原先生…!」


「ほんとごめんねぇ………僕調子乗ってたみたい……」


「いえいえ、先生も無事でよかったです。」


「この辺の霊はもういないのかな…?」

「まぁ、奴だけでしたし…」


「「霊化、レベル1…!」」


「先生…?何やってるんですか…?」


「あれぇ……唱えたけど霊化できないなぁ…」


その後何度も試したが、一向に霊化できなかった。


「川原先生…まさか……」



「やっべ、トんだかも」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ