表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
霊媒の血紅  作者: しばふn
稽古編
2/26

第二話 霊媒

一つ思い立ったのが、この治癒能力を逆にして攻撃ができないのかということ。マイナスの幽霊ならいいが、普通の幽霊なら俺は祓うことができない。ならば、この治癒にデバフをかけて、普通に攻撃の呪法にするということはできないのかを先生に聞いた。どうやら可能のようだ。つけられた術の類の名前は「回復矛盾」…正直納得はいってない。なんというかこう…かっこよくはない。

「さてさて、加蔵くん。技を生み出すためにはまず、相手にどのような効果を与えるかを考えましょう。基礎的な形としては、まずあまり力の要らない基礎の技。自分の能力を使った基礎の技。それの応用技。そして、切り札といった感じ。んじゃ、作ってみようか」

「えと…どうすれば…?」

「んーじゃあ、まず基礎形から作っていこう。ってかそもそも、回復にデバフってかけれるの?君は」

「いや、わかりません」

「んじゃそっからだね。えーと、݂じゃあ実験体はその辺で捕まえた訓練用の霊にしよっか。」

「え、僕死にません?」

「大丈夫。こんなくらいじゃ死なんよ。万が一なんかあったら祓うから。」

「わかりました。」

「でも検討とかついてるの?どうやったら良いとか。私たちそんなんわかんないよ?」

「んー…えと、僕の技にはプラスの数値があるので、そこにマイナスの数値を入れればいけると思うのですが…」

「そうだね、確かにそうだ。いやだとしても、どうすんのよ」

正直そんなことわからない。でも気でやろう。気で………


「うぐぐぐぐ……」

「あ!加蔵く〜んだいじょぶ?しばらく目を開けなかったから心配しちゃってさ、医務室に連れてきちゃった〜」

なんだ、俺気を失ってたのか?

「え、えっと、霊は、祓えたんですか、」

「いや?ここにいるよ」

なんで連れてきてんだよ……まぁいいや、

「どうすればマイナスになりますかね…力いれるだけじゃだめっぽいんですけど、」

「まぁ〜なんせ回復を攻撃にしようなんて考える人そうそういないからね〜、一応君、入峠を祓いたいのならそんな通常攻撃なんかいらなくない?白乱とか、基礎の術とか、祓い方なんかいくらでもあるしさ」

「でも、いつしか普通の霊を祓う仕事も承りたいんです。そのための訓練をしたくて、」

「ふ〜ん努力家じゃん。いいよ、付き合ってあげる」


こうして、川原先生との鍛錬が続いた。最初は普通に回復系の派生技を編み出そうとした。皆自分独自の技を作るから、同じ技は一つも生まれないとのこと。先生も教えるの大変だなぁ、


そして1時間がすぎた。

俺はこの1時間で技は何一つ作れなかったが、回復をコントロールすることができた。自分で傷をつけ、回復しようとする。逆に、傷を5秒そのままにして回復をする、と言ったことを繰り返した。そこで分かったのが、再生自体は力を込めなくても勝手になるもので、再生をしないようにするために力を込める、と言った具合だ。まぁ、これが分かったからといってなんだという話だが、進歩はした。


〜1週間後〜


「むずい!!」


とにかくむずい。

1週間も鍛錬し続けたのに何も得られない…

まぁ誰も見たことがない能力なんだ。仕方ないのは仕方ない。

「白乱とか、やる…?」

川原先生に言われた。まぁやってみるか、多分自分の力を十分につけてからの方が良いだろう。

「はい、教えてください。」


「まずそもそも白乱っていうのは、自分の霊媒力を粘土みたいにこねて使うんだ。」

「えと、その霊媒力とは…?」

「霊媒力ってのは、その人個人のMPみたいなもの。んで、それは霊とか霊能力者は目に霊力をいれると霊媒力がオーラになって見えるんだよ。試しにやってみて!」


「はい、」

目に霊力…こうか、!

「み、みえる……!」

すごい、なんか先生の周りにもやもやがある、、、しかも…クソデケェ……

「これが霊媒力だよ、ちなみに君は同級生の誰よりも霊媒力あるから、自信持って」


え初耳


「霊媒力はわかりました。白乱、教えてください。」

「まず、霊媒力を液体みたいに出現させるところからだね。そうしないと操ることなんかできないから、」


それから色々教わった。

白乱には種類があって、

白乱 華

白乱 光

白乱 玉

白乱 爆

白乱 鎌

白乱 斬


の6種類。俺は一番簡単と言われた光を練習したが、この日では出来なかった。

俺が霊を祓う時はいつ来るのだろうか……




「対霊炎、白炎びゃくえん!!」



「加蔵くんみてあれちょうどいい!浅野九九の技!技名に「白」って付くだろ?あれ白乱と同じく自分の霊媒力と炎を掛け合わせて攻撃を放ってんの!ああいうことできるんじゃない??どう???」

「いや〜、まだ光も打てない僕には厳しいかと……」

「う〜んそっかぁ、まぁ頑張っていきたいところだね、」


後日


「先輩方が来るぞ!頭下げろお前ら!」


なんだなんだ、やけに三鈴が騒がしい…。三鈴だけじゃない、ほかの同級生もそわそわしている。先輩方…?そんなやばい人らなのか…?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ