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霊媒の血紅  作者: しばふn
雷風編
12/26

第十二話 本気(マジ)

「霊化…レベル60!!」


先生が霊化した…。次の合図まで待つしか……


「ははっ!霊化か!!そりゃ面白い!ほらほら、来いよ!!」


「「白乱 霊×8」」


「ん、?んん??なんか増えた…?」


「「白乱、、、爆!!!」」


「うぉぉ……、ゲボッ…ゲボッ……ふぅぅ……なかなかなことするね……割とだいぶ死にたいみたいだねぇ……」


「死にたくなんかないよぉ。死にたかったら必死に死を懇願してるもんね〜!僕は今、君に死んでもらいたいの!!」


「ははっ、馬鹿か??俺はもうしんでんだって」


「あーはいはいそうだったね!!」


先生が珍しく怒ってる…というか、本気だ。いつもひゅ〜〜ひょいって感じで霊を祓ってるのに…ここまでガチるってことは…結構な敵……ってことか、


「「白乱 鎌!!」」

「「骨伝導重波こつでんどうじゅうは」」


アガガガガガガガガ………


「やばい、先生が!!!」

「…「紫龍」…!、ここに先生連れてきて、…!守るのは任せて…」

「わかった、ありがとう黒龍、!」

「そうさせるわけ……ないんだよね〜」

「は、なんだ?」


「「賭博、開始。君たちは今から…先生に触れる…!」あはは…!こんな単純なことで守れなくなるなんてなぁ……!」


「先生、!先生!!」


「……コピー。「賭博開始。」てめぇは賭博を解かない。」

「は…?何いってんだ……グ…、ブボボボ……」


いつも無口だった雨正が口を開いた……正直無口すぎて…存在忘れてた…… 


「ありがとう、雨正…!」

黒龍が感謝する。

無事に先生を紫色の龍まで運べた。

でもなんでここに…?


「は、ははは…コピー、ね…。随分と面白い能力もってんじゃん……」


「加蔵…ごめんこっちきて…先生の骨全部にヒビ入ってる、」

「わかった!今行く!」

「うん。任せたよ。」

「おっけぃ!」


「先生、今治しますからね…」

「あんまり……無理は…しないで……はぁっ……この怪我は…君が倒れる……可能性がある……から………」

「そんなこと言ってられないですよ、治癒始めますよ…!」

「わかった……ありが…とう……」

「「治癒……」」


「よっし……よし!治った!!さっすが加蔵、」

バタッ…

「あぁ、倒れちゃった、」


【開始】

【加蔵くん、大丈夫?!聞こえる?】


……なんだ…脳に直接……誰の声…


【私だよ…!赤城玲!この声が聞こえるってことは、今気絶してるってこと。私の能力は気絶してる人限定で脳内に直接話をすることができる、簡単に言えばテレパシー…ってことなんだよ!】


なるほど……そういうこと……なのか……

【今、川原先生が霊と戦ってる。他の生徒は先生と霊の一騎打ちを見守りながら、指示を待ってる。加蔵くんは今黒龍くんの紫龍って言うやつの中に入ってて、一番安全な状態。もし回復したら、目を瞑って、小指をピンと立てて、「終了」って唱えて!】

赤城玲…ありがとう……


「「霊化、レベル80!!」」


「「盤骨ばんこつ!!」」


「「白乱、鎌!!」」


霊は盤骨って言うやつで自分の周りを守ってる。でも…川原先生はそんなのお構い無し!


バゴォォン


「ははっ!!意外と柔らかいねぇその壁!」

「うるせぇ……なら……こいつを使わせてもらう……「頭釜」」


「う……これは……あの時の…」

「上上ちゃん、なんか知ってるの??」

「ちゃん付けで呼ぶな……まぁ…一度戦った相手の能力だから…」

「あ〜〜、あの時の…、え、やばくね?」


「あぁもちろんやばいとも!!このフィールドにいる人間全員に鎌をかぶせた。せいぜい足掻け!その間は俺がズタズタにするけどなぁ!!」


「「白乱 霊…。×20!!」「白乱 斬!!」」


ジャジャジャジャ


「は、おいおい弾幕の数で行こうってのか??……くっ、」


「「白乱 鎌!!」」


シャギィィィン


全員の釜が…取れた…!


【終了】

「……あ、先生!!加蔵くん起きました!!


「おお、わかった!みんな、行くよ!加蔵くんも、行けるね??」


「行けます!!!」


「「赤龍」」

「「コピー。赤龍」」

「「対霊炎 電炎でんえん!!」」

「「巨蹴!!」」

「「神ニ告グ、霊媒器具〝釈迦棍棒〟ヲ我ニ与エヨ」」



一体の赤龍が天高く祟を上げる。そして赤龍を解いた直後、上からもう一体の赤龍を祟にぶつけて地面に叩きつける。その後、朝野九九の電炎で周囲を焼き付くし、巨蹴で遠くに吹き飛ばす。

これても十分ダメージを負っているが、霊媒師の猛攻はまだ終わらない。

三鈴の釈迦棍棒の神業が炸裂。祟に追い打ちをかける。


「「回復矛盾、怨固血針!!」」

加蔵が霊を固定する。


「皆行くよ、」


「「「白乱 玉!!!」」」


その後、川原先生の合図で全員が祟に向かって当たれば最高火力の玉を7人で放った。


「ア………アア………ハ………ふははは…!!」


これでも祓えてない…!?


祟はとんでもない猛攻を受けたというのに、まだ祓えてない……何故…


「どうやら、それが全力のようだな……確かにいいダメージを食らった!!だがな!!!俺はそんなんでくたばる霊じゃない!!!監獄……」


「「雨、風、大 展開。大嵐メガストーム」」


「ア………」


祓えた……、のか…?


「初級生、川原先生、大丈夫ですか。」 


「無神無人先生…!!」

「こいつは手ごわかったみたいですね…全員でたたみかけても倒せないとは…。」

「こいつ、四天王だったんじゃないですか??」

「いや、おそらくこいつは四天王じゃない。いやそうに違いない。四天王であれば、虫の息とは言え私も少々本気を出さないと祓えない。四天王がこれほどの強さとは…到底思わない。」

「じゃあ……こいつよりも強い……ってことですか…?」

「もちろんだ。それがしかも4体いる。確かに今祓った霊も上位に君臨するものだろう。だが奴よりも強い。四天王と戦うときまでは、君たちは死んではならない。特に加蔵想太。君は希望だ。戦場に立たせているのは、ある意味の特訓だと思え。死ぬことは許されない。」

「わ、わかりました…。先生、下級の祟の処理は終わったんですか?」

「いや、終わっていない。最初に言った100体は、少し多すぎたかもしれん。だが、少ないわけでもない。60体はいるだろう。その中で、奴ほどの強さがおそらく4体。そして四天王。計8体は、確実に恐れたほうがいい。私はこの京都周辺を移動しながら、霊をことごとく祓う。では。健闘を祈る。」


「皆、大丈夫、…?」

「大丈夫…です…」

「次の目的地もあるんだけど、みんな体力やばいよね、」

「正直…やばいです。」

「よし!休もう!!」

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