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霊媒の血紅  作者: しばふn
雷風編
11/26

第十一話 数か実力か

「目的地はここ…。京都府で〜す!!」

「なんで京都なんですか〜?」

「それは無神無人先生に言ってね(๑•̀ㅂ•́)و✧僕も理由はあんまりわかんないけど、京都に特殊な緑を置いてるらしいから。みんな、気を引き締めて行くよ!!」

「京都に行くまでの道中ってどうするんすか」

「どうする、とは?」

「いやほら、金とか、」

「そりゃあ、皆さん自腹ですよ」

ガビーーン

「自腹って……ここ東京ですよ??京都まで何円かかると思ってるんですか!」

「いやまぁ、僕が払うのはお金じゃなくて霊だから……」


……???


「あはは、冗談冗談!もちろん担任が全員分払うよ。」……スベった、…


「ってかおいおい加蔵、京都だってよ!なんか面白いもんねぇかなぁ……」

「三鈴、観光しにいくわけじゃねぇんだぞ?気引き締めようぜ!」

「つれねぇなぁ…う〜っしわかった!頑張るかぁ!」


〜一方その頃〜


「雷風様…虐骨、賭厭が既にやられております…。私が行くべきではないでしょうか…。」

「う〜むそうだな。今回お前には期待している。行って来い。」

「承知いたしました。」


「我々四天王の立ち位置を、お教えください…。雷風様。」

「お前らは好きなようにすればいい。唯一自由行動が認められているのだ。その権利を好きに使え。」

「承知いたしました…。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「……まだつかねぇな」

「いや出発して数分だぜ?こっからどんだけの距離あると思ってんだよ、」

「それもそうかぁ……」


雷風ってどんなやつなのかなぁ…


無神無人先生の弟だから、無神無人先生みたいな形してんのかな、それとも全く別の異形なのか、階級は呪だから、入峠みたいな見た目してんのか……いや〜わからねぇな


「三鈴は雷風と戦うってなったとき、どうするよ」

「そうだなぁ、俺は監獄展開するかな」

「えぇ監獄?三鈴監獄使えんの!?」

「自己紹介のとき言わなかったっけ…?まぁいいや、監獄は使えるよ。加蔵は?」

「いや、使えないどころか、教えてもらってない…。治癒の強化とかでいそがしくて、」

「そりゃ災難だな、」

「監獄って、どうやって発動すんの??」

「ん〜、頭ん中で自分の能力想像する、そんで能力を最大限フルで放った時のエネルギーも想像する。そんで、技考えたときみたいにどんな監獄を生み出すかをまた想像して、それを霊媒力として形に出す。」


な、何いってんだ……

「分かってなさそうな顔…。」


「ま、まぁ、ともかくイメージしろってことだよな??」

「まぁ…そう。だいたいあってはいる。」

「よ〜し、監獄何にしよっかなぁ〜」

バカだ……


「みんな〜〜!もうすぐ京都だよ!!降りる準備して〜〜!」


いよいよ京都…!、いや違う、楽しみに来てるんじゃない…。雷風と戦うんだ…。


「よ〜し、じゃあ第1目的地に向かおう。途中で超霊以下の霊見つけたら言ってね〜僕が祓うから。」


「は〜〜い」


「つってもさ、こうぽんぽんと霊って現れるもんなんかね、なぁ?上上?」

「さぁな。まぁ霊感がある私たちはすぐ気づきそうなもんだ……が…」


ブブブブブブ……

霊……霊…!?気づかなかった、

「せ、先生!霊が…、!」 


ヒョイッ

川原先生は指を少し回転させた。


「え、え…?」

「ん〜、あいつ上霊だよね、確かに僕も言われるまで感じ取れなかった。こんなにうまく隠せるものなのか……?」


いやいや、上霊スッ…って、上霊スッ…って祓ったこの先生……怖すぎる……


「は〜いここが第1目的地。初級生達の戦闘場所。んでもって、これがその特殊な緑。まぁ見た目じゃあんま判断できないけどね。」


「せ、先生、霊は…?」

「ん〜、見当たらないからどっか移動するか」

「でも、緑が反応してる、」

「近くにはいるんだろうね、さっきの上霊みたいに、気配がゼロの霊の可能性もある。」

「相手は祟です。早く見つけないと」

「わかったよ〜、……「霊化 レベル20」」

「先生が霊化したら俺らは見えなくなっちゃったからな…」

「まぁ、待つしかな…、」


バゴ~~~ン……

爆発した…!?

「ふぁっっ……みんな…逃げて!!そこにいる!」


その声を始めに、全員同じ方向に逃げた。


「おやおやおや…なんで逃げちゃうかなぁ??ぱっと見7対1、そっちのが戦力多いじゃ〜ん?」


祟の声…喋るってことは……強い…!


「なにそんな怯えてんのかわかんないんだけど〜?数で押し負けてこっちが怯えたいくら〜い。あ、そっか。人間と、霊…だもんね!ごめんごめんそこ考えれてなかった〜!」


こいつ……こいつ…!腹が立つのに…祓おうとしても体が動かない…こいつ程度で体が動かない…!!こんなんじゃ雷風祓えねぇぞ…


突然したから腕が生えてきた。手のひらで俺たちを上空に運んでいる。


「いったん避難…作戦を練ろう、ぶっつけ本番じゃ駄目だ、」

「いやでも、あいつの能力まだわかってねぇじゃん!」

「いや、上上が正しい…。いったん会議だ。」

「…わかりました」


「ヤツの能力は確実には分からない。悟られないように見せてないだけ、というかそれが100%だと思う。なら三鈴、どうするのが正解だと思う?」

「……能力を探りつつ、敵の懐を確実に当てる」

「その通り。でも相手は祟。能力が分かっても、一筋縄ではいかない。つまり……」

「強行突破……ってことですね、」

「御名答!んじゃ、上上、術解いていいよ〜!」

「わかりました、」


先生の合図と共に手が消滅し、俺たちは落下した。


「え、やばいやばい死ぬ!!!」

俺は必死に叫んだ。


「「青龍」」


うぅっ……何かに落下した。みんな無傷、…この床は何だ…?


「みんな、大丈夫か、このまま敵に特攻する。準備はいいか、」


黒龍ナイス!


「ん〜ん〜、ゴリ押し〜?やめたほうがいいよねぇそういうのはねぇ、」


「「対霊炎・白炎!!」」


「うぉっ、なんだなんだ??」


「「赤龍」」


「いでぇっ…ちょ、ちょっとまってよ〜」


「回復矛盾、血壊!!」


「おうおうおう、一気にダメージやばいことになっちゃったねぇこれはぁ!!」


「「神ニ告グ、我ラヲ強化セ………

「「乱骨らんこつ」」


あぐぅぅっ………


「はっは〜!!やっぱり虐骨くんの骨、強いなぁ…なんであんなに早く祓われちゃったのかなぁ……」


「はぁ??お前、あの祟の能力使えんの??」

「ん〜、まぁそういう能力でね…!祓われたら霊取り込んで、能力を自分のものにすることができんのさ。しかもそれを……ストックできる…。」


「は……ガチかよ…」


「治癒……」


「ん……?おいお前、治癒?治癒って、お前……治癒!??」


霊が訳わかんねぇくらい動揺してる…。なんだ、まだ痛みは引いていないから…少し待ってくれ…


「……ふは…そんなん関係ないけどねぇ…!「音速骨おんそっこつ」!!」


「いよっ…」


「は…は??止めた??」


「ふぅ……ごめん、先生ガチるわ!」

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