第十一話 数か実力か
「目的地はここ…。京都府で〜す!!」
「なんで京都なんですか〜?」
「それは無神無人先生に言ってね(๑•̀ㅂ•́)و✧僕も理由はあんまりわかんないけど、京都に特殊な緑を置いてるらしいから。みんな、気を引き締めて行くよ!!」
「京都に行くまでの道中ってどうするんすか」
「どうする、とは?」
「いやほら、金とか、」
「そりゃあ、皆さん自腹ですよ」
ガビーーン
「自腹って……ここ東京ですよ??京都まで何円かかると思ってるんですか!」
「いやまぁ、僕が払うのはお金じゃなくて霊だから……」
……???
「あはは、冗談冗談!もちろん担任が全員分払うよ。」……スベった、…
「ってかおいおい加蔵、京都だってよ!なんか面白いもんねぇかなぁ……」
「三鈴、観光しにいくわけじゃねぇんだぞ?気引き締めようぜ!」
「つれねぇなぁ…う〜っしわかった!頑張るかぁ!」
〜一方その頃〜
「雷風様…虐骨、賭厭が既にやられております…。私が行くべきではないでしょうか…。」
「う〜むそうだな。今回お前には期待している。行って来い。」
「承知いたしました。」
「我々四天王の立ち位置を、お教えください…。雷風様。」
「お前らは好きなようにすればいい。唯一自由行動が認められているのだ。その権利を好きに使え。」
「承知いたしました…。」
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「……まだつかねぇな」
「いや出発して数分だぜ?こっからどんだけの距離あると思ってんだよ、」
「それもそうかぁ……」
雷風ってどんなやつなのかなぁ…
無神無人先生の弟だから、無神無人先生みたいな形してんのかな、それとも全く別の異形なのか、階級は呪だから、入峠みたいな見た目してんのか……いや〜わからねぇな
「三鈴は雷風と戦うってなったとき、どうするよ」
「そうだなぁ、俺は監獄展開するかな」
「えぇ監獄?三鈴監獄使えんの!?」
「自己紹介のとき言わなかったっけ…?まぁいいや、監獄は使えるよ。加蔵は?」
「いや、使えないどころか、教えてもらってない…。治癒の強化とかでいそがしくて、」
「そりゃ災難だな、」
「監獄って、どうやって発動すんの??」
「ん〜、頭ん中で自分の能力想像する、そんで能力を最大限フルで放った時のエネルギーも想像する。そんで、技考えたときみたいにどんな監獄を生み出すかをまた想像して、それを霊媒力として形に出す。」
な、何いってんだ……
「分かってなさそうな顔…。」
「ま、まぁ、ともかくイメージしろってことだよな??」
「まぁ…そう。だいたいあってはいる。」
「よ〜し、監獄何にしよっかなぁ〜」
バカだ……
「みんな〜〜!もうすぐ京都だよ!!降りる準備して〜〜!」
いよいよ京都…!、いや違う、楽しみに来てるんじゃない…。雷風と戦うんだ…。
「よ〜し、じゃあ第1目的地に向かおう。途中で超霊以下の霊見つけたら言ってね〜僕が祓うから。」
「は〜〜い」
「つってもさ、こうぽんぽんと霊って現れるもんなんかね、なぁ?上上?」
「さぁな。まぁ霊感がある私たちはすぐ気づきそうなもんだ……が…」
ブブブブブブ……
霊……霊…!?気づかなかった、
「せ、先生!霊が…、!」
ヒョイッ
川原先生は指を少し回転させた。
「え、え…?」
「ん〜、あいつ上霊だよね、確かに僕も言われるまで感じ取れなかった。こんなにうまく隠せるものなのか……?」
いやいや、上霊スッ…って、上霊スッ…って祓ったこの先生……怖すぎる……
「は〜いここが第1目的地。初級生達の戦闘場所。んでもって、これがその特殊な緑。まぁ見た目じゃあんま判断できないけどね。」
「せ、先生、霊は…?」
「ん〜、見当たらないからどっか移動するか」
「でも、緑が反応してる、」
「近くにはいるんだろうね、さっきの上霊みたいに、気配がゼロの霊の可能性もある。」
「相手は祟です。早く見つけないと」
「わかったよ〜、……「霊化 レベル20」」
「先生が霊化したら俺らは見えなくなっちゃったからな…」
「まぁ、待つしかな…、」
バゴ~~~ン……
爆発した…!?
「ふぁっっ……みんな…逃げて!!そこにいる!」
その声を始めに、全員同じ方向に逃げた。
「おやおやおや…なんで逃げちゃうかなぁ??ぱっと見7対1、そっちのが戦力多いじゃ〜ん?」
祟の声…喋るってことは……強い…!
「なにそんな怯えてんのかわかんないんだけど〜?数で押し負けてこっちが怯えたいくら〜い。あ、そっか。人間と、霊…だもんね!ごめんごめんそこ考えれてなかった〜!」
こいつ……こいつ…!腹が立つのに…祓おうとしても体が動かない…こいつ程度で体が動かない…!!こんなんじゃ雷風祓えねぇぞ…
突然したから腕が生えてきた。手のひらで俺たちを上空に運んでいる。
「いったん避難…作戦を練ろう、ぶっつけ本番じゃ駄目だ、」
「いやでも、あいつの能力まだわかってねぇじゃん!」
「いや、上上が正しい…。いったん会議だ。」
「…わかりました」
「ヤツの能力は確実には分からない。悟られないように見せてないだけ、というかそれが100%だと思う。なら三鈴、どうするのが正解だと思う?」
「……能力を探りつつ、敵の懐を確実に当てる」
「その通り。でも相手は祟。能力が分かっても、一筋縄ではいかない。つまり……」
「強行突破……ってことですね、」
「御名答!んじゃ、上上、術解いていいよ〜!」
「わかりました、」
先生の合図と共に手が消滅し、俺たちは落下した。
「え、やばいやばい死ぬ!!!」
俺は必死に叫んだ。
「「青龍」」
うぅっ……何かに落下した。みんな無傷、…この床は何だ…?
「みんな、大丈夫か、このまま敵に特攻する。準備はいいか、」
黒龍ナイス!
「ん〜ん〜、ゴリ押し〜?やめたほうがいいよねぇそういうのはねぇ、」
「「対霊炎・白炎!!」」
「うぉっ、なんだなんだ??」
「「赤龍」」
「いでぇっ…ちょ、ちょっとまってよ〜」
「回復矛盾、血壊!!」
「おうおうおう、一気にダメージやばいことになっちゃったねぇこれはぁ!!」
「「神ニ告グ、我ラヲ強化セ………
「「乱骨」」
あぐぅぅっ………
「はっは〜!!やっぱり虐骨くんの骨、強いなぁ…なんであんなに早く祓われちゃったのかなぁ……」
「はぁ??お前、あの祟の能力使えんの??」
「ん〜、まぁそういう能力でね…!祓われたら霊取り込んで、能力を自分のものにすることができんのさ。しかもそれを……ストックできる…。」
「は……ガチかよ…」
「治癒……」
「ん……?おいお前、治癒?治癒って、お前……治癒!??」
霊が訳わかんねぇくらい動揺してる…。なんだ、まだ痛みは引いていないから…少し待ってくれ…
「……ふは…そんなん関係ないけどねぇ…!「音速骨」!!」
「いよっ…」
「は…は??止めた??」
「ふぅ……ごめん、先生ガチるわ!」




