表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/12

恐るべき捨身の無道戦術が神聖を討つ。

十京シオン。

神聖国により封鎖された、東京最終戦域。


蒼生軍と神聖国軍は、互いに動かず対峙していた。

兵力差は、圧倒的。


十京バベルを囲む、四つの支配地。

結界、鉄壁、防衛網。

最強国家・神聖国リュシオン。


[秩序の描写:盾列・砲台・詠唱]


秩序の完成形。

すべてが揃い、すべてが正しい。


――だからこそ。


[草薙・一人前へ]


草薙悠弥は、ただ一人、前へ出る。


「……秩序か」


強風ではない。

嵐でもない。


弱く、一定で、止まらない風。



歩兵の踏み込み。

砲の微調整。

詠唱の節。


すべてが――同じ周期で揺れ始める。


それは、かつて“薔薇の橋”が落ちた理屈。


壊したのではない。

噛み合っただけだ。


[地面が鳴る/砲台が傾く]


「……何だ?」


秩序が、足元から狂う。


草薙は、待っていた。


秩序と地盤と踏み込み――

三つが重なる、その瞬間を。


「国敵討滅」


「――神風無道」



揺れではない。

沈下でもない。


足場という概念が、消える。


盾列が並んだまま沈み、

砲台が列ごと滑り落ちる。


秩序が、質量に変わる。


[草薙・一騎駆け]


瓦解した戦場を、ただ一つの影が駆ける。


――草薙だ。


この作戦で、

最も危険な位置にいるのは、

彼自身。


鬼謀、特攻、そして無道。

恐るべき捨身の無道戦術が神聖を討つ。

挿絵(By みてみん)

世界、人物、引用、元ネタ、テキスト等【引用、参考文献等】

blog

https://as-game.net/

cien(全年齢)

https://ci-en.net/creator/11836

pixiv

https://www.pixiv.net/users/291714

https://www.pixiv.net/users/86840261

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ