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釣りバカ日誌の、はまちゃんと道子さんから見る、離婚しない夫婦の在り方を考察する

作者: bureteru

釣りバカ日誌という国民映画がある。

釣りバカと言われるくらい、釣りにのめり込んでいる、ハマちゃんと、その会社の社長のスーさんが繰り広げるどたばたコメディだ。


釣りバカ日誌に、素晴らしい点は数あるが、とくに見ていて安心できるのが、ものすごい夫婦仲でいいと、いう事だ。


現在、日本は毎年、年間60万件の婚姻件数に対し、離婚件数は年間21万と言われている。


結婚するのは、20代から30代が多く、

離婚で見ると、20代から80代まで幅広いし、人数も団塊世代、団塊Jr世代が多いから、厳密には違うだろうが、人数的には、一年の結婚数と離婚数から、3組に一人が離婚なんて、よく聞くフレーズだ。


では、その夫婦仲をよくする秘訣はなんなのだろうか?

まず、離婚の原因で最も多いのは性格の不一致と言われています。


性格の不一致をどうにかして、離婚しない仲のよくなる夫婦になる秘訣を釣りバカ日誌から考えていきます


離婚の原因の上位に入っているのが、性生活の不一致

夜の営みが満足できれば、その他の多くの問題も乗り越えることができる。

それが、よくわかるのが、まさに、ハマちゃん。


また釣りに行ってとか、何もしないでとか、たびたび喧嘩になる事があます。

しかし、あら不思議、映画の中で、合体の文字が出たら、みちこさんの機嫌はなおっています。

お肌つやつやにして、機嫌よく食事の世話なんかもしてくれます。


まあ、これも、ある意味でみちこさんが、受け入れてくれるから成り立つ関係なのでしょう。

愛情を持った他人同士が一緒に家庭を築いていく中で、大事なコミュニケーションが性交渉です。


女性として考えるとどうだろうか?

毎日仕事で疲れ、家事も子育てもやらなくてはいけない。夫は気が利かないし、やる事はいっぱいあって、体は疲れている。それで、拒否するようになっていく。


旦那の気持ちとして考えると、自分自身を否定された感情になってしまいます。

会社でおきるストレスからくる精神的な疲労。男としてわきあがってくる性的欲求

相手から受け入れてもらえない孤独感や孤立感。愛を疑い、自分が必要とされているのか不安になり

気持ちは不安と、相手への不信感が芽生えていく


もちろん、男女逆でも同じようになります。仕事で疲れていて、家に帰って何もする気はおきないのに、誘ってくる妻、拒否すると、不機嫌になっていくけど、よく理由がわからない。

その結果が積み重なって離婚へと導かれていく

これは、お互いが話し合いして解決していかないといけない大事な問題なんだろうと思います


これを怠るとどうなるのか?

性行為を相手から拒否されるとかなり自信を失ってしまい、俺は一体何のために働いているんだろう。この性欲をどこに向ければいいんだと考え、じゃあ、もうどうでもいいとレスになり、他の女に浮気していき、結果として離婚に至っていく。


人間の3大欲求の一つに数えられる性欲は、それだけ大きいものなのです。


浮気は悪い事ですが、こういった流れの中でおきた事を考慮すると、完全に浮気をしたがわだけの問題ではないと思います

そして、このあたりを、結婚前に話しあっておく必要があります。


次は、生理前の情緒不安定でしょうか。

月経前症候群と言われています。

個人差はありますが、生理により多かれ少なかれ、情緒不安定になってしまうものです。

イライラの衝動が抑えられずに、言ってはいけない言葉を投げかけたり、旦那につらくあたる事もあります。


これに対して、夫がしっかり理解していないと、実はこっちが本性だったんだ。心の中ではそんな事を思っていたんだと、裏切られた気持ちになり、妻を信じられなくなって離婚に踏み込んでしまう事もあります


そうならないように、生理の辛さと感情が不安定になる事をしっかり女性の側は話す必要はありますし、


夫は気を長く持って、まあ、一過性のカゼみたいなもんだと、しっかり相手を思いやる気持ちを持つ必要があります。


次は、すぐに実家に行く人でしょうか。何かあれば親の所に行く人がいます。

子育てが辛いから、家事が大変だからと親離れできずに、親の援助を必要とします。


妻から見ればマザコン男、夫から見ても親離れできてない女性

お互いが支え合って、一つの家族を作って行こうとする中で必要以上に相手の親の干渉があれば、夫婦仲は自然に悪くなっていきます


男からすれば、もっと自分を頼ってほしい。親の所に行くのは自分が頼りないからだと感じてしまいます。

釣りバカ日誌でも、互いの両親は出てきますが、それほど干渉はしてきません。

うまく話しあって、お互いに一緒にどうすればいいのか?を考えていく必要があります


男女のストレスの発散方法を理解していないのも離婚原因になります。

女性は、その場でストレスを解消しようとします。ストレスを感じた相手の陰口を言って、仲間内の連帯を強めていきます。

自分の不満を仲間に分かってもらい共感してもらい、発散していくのです。


これが、男性から見れば理解できない部分なのでしょう。少し前まで仲良くしてた相手でも、あっさりと悪口を言い合うように見えるし、共感だけして解決しない、よくわからない生き物に見えるのでしょう


でも、それは、その場で不満を出しているだけですから、本気でそう思っているわけではない部分も多いです。


男性はどうか?男性のストレス解消は、自分の趣味に没頭する事です。


好きなゲームやプラモ、鉄道、子供みたいに、没頭する事で、


頭の中を空っぽにして、ストレスの原因となったものを頭から追い出します。

仕事の事や取引先、クレーマー、全部、考えないようにして

楽しい事だけして発散していくのです。


ここですれ違いがおこります。女性は家の中でもちょっとした不満をためていっています。だから、愚痴やあった事を旦那に話してストレスを発散したいのです。

旦那は、誰にも邪魔されずに、趣味をして、ストレスを発散したいのです。

でも、お互いの気持ちがすれ違い、会話しなくなり、ただの同居人となり、仲が悪くなっていきます

妻が親とか友達と長電話するのは、こういった会話によるストレス解消が理由なのです



会話もなくなり、相手に期待する気持ちもなくなり、無関心になっていく。仮面夫婦か離婚か、それ以外だと、旦那に期待しなくなるから、パチンコにはまったり、ホストにはまったりして借金まみれになる事もあります。


結婚前にしっかりしてた女性がこうなったら、男は本性を隠していた。騙されたと思いますが、実は、寂しさという心を放置してしまった男性のせいでもあるのです。まあ、借金までいくのは恐ろしいですが


少なくても、1時間から2時間くらいは、夫婦で会話をしていく事が、夫婦関係良好の秘訣です。

その点でも、ハマちゃんと、みち子さんは、よく会話して、一緒に笑い、良好なコミュニケーションをとっています


結婚前には、お金をどう管理していくのかも重要です。男の愚痴でよく見るのが、俺が働いた金なのに妻が管理している。おこずかいが少ないなんてことが多いです。

奨学金を借りていて黙っていた。給料を預けていたのに、実は全く貯金が出来ていなかったなんてのも、離婚の原因として多いです


結婚前に貯金がいくらあるのか、借金はないのか?それを聞くと、お金に対して将来どうなるのかわかる事があります。浪費家なのかどうかは、借金や貯金を見れば、わかる部分が多いです。お金でうそはつけないからです


あとは、男のプライドを傷つけないようにするのは、妻が考えなければいけない大事な部分でしょうか

男は、頼られたい生き物ですし、尊敬されたい生き物です。


亭主関白なんて言われて、煙たがられていますが、

男なんて、プライドをうまく、くすぐってあげて、おだててあげれば、大抵の事は我慢して頑張ってくれます


助けたいからと、助言してあげるよりも、応援してくれるだけの方が嬉しいのです。


逆に、給料が安いだの、仕事とわたし、どっちが大事だの、

仕事を休んでどっか旅行に行きたいだの

精神的なプレッシャーをかける言葉を言われる事で、男はたやすく潰れるほど、弱い生き物なのです


逆に、女性は常に自分が必要なのか?愛されているのかを確かめて安心したいものです。

いつも、有難う。疲れてるなら、今日は家事はいいよ。なんて言葉で気遣ってくれて、

どこか行く時に腕を組んでくれたり、ふとした時に抱きついてくれたり、そういうスキンシップで

愛情を感じられたら、ある程度の問題なんで、まあいいかと我慢してくれます


ハマちゃんは、なにかあれば、みちこさんに愛しているだの、スキンシップを取る事で、みちこさんは、浮気の心配もなく、安心して家を守っていられます。これも夫婦円満の秘訣なのでしょう


結婚前に、いろいろと話しあい、自分の将来に向けてお互いの意見を交わし、男女の違いを理解していけば、そんなに離婚なんてことまではいかないと思います。

理想のおしどり夫婦と言われている、ハマちゃんとみち子さんみたいな、結婚生活をおくってみたいものです。







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