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邂逅《かいこう》!


「慈善事業じゃありません!」


それが、その子の口癖なのです…。



悪魔の女の子、夢亜ムアちゃんの物語――。




私は、榛名ハイナ 夢亜!

悪魔の(自称)プリちーな女の子です!


ある時は、恋のお悩みを解決したり、またある時は――


………あ、えっと…まぁ、とにかく凄い女の子なのですっ!


「まぁ、そんなわけで…今日も早速、お悩みを解決よ!」



やはり、ここは…!


――…学校に行こう!


うん、大きく出た割には…とかじゃないよね。

学校には、お悩みが多いもん…ね!?

うん、私…利口!



ぴこぴこ


おっ!?こ、これは!

私の66能力の内の一つ、お悩み反応レーダーが!

そして、黄金の左足が!

あと…、あ…えと、俺の左手が血を欲しがっている…て関係ないか!


それはともかく、レーダーの反応を確認しなければっ!


「……あの男の子ね…」

夢亜の目の先には、中学生の男の子がいました。


「とおりゃっ!」


掛け声と共に、勢いよく男の子の前に飛び――


つるっ


どてっ


勢いよく男の子の前で…こけました。


「……」


くるっと背を向け、夢亜はなかったことにしました。


「あ、えっと…大丈夫…?」

夢亜にその男の子は声を掛けます。


「…っ! 何のことですか…?!」


「え、君…今思いっきり、こけて――」


「し、シャラーップ!!!!!知らないわっ!見間違いよ!馬鹿っ!」


「あ、うん…ごめん」




――それが、二人の出会いだったのです。


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