小説家になろう都市伝説「途中でつまらなくなって消えていく小説の秘密をお教えします」
こちらは「なろうラジオ大賞2」投稿用に再アップロードしたものです。
すごく面白いのに、序盤の山場が終わってから急につまらなくなる小説ってあるじゃないですか。
そのあとわりとすぐにお話が途中で終わってしまう。
一つや二つじゃなく、多くの作品でみられるものだから不思議ですよね。
どうしてそうなるかご存じですか?
ネットの考察だと、こんな意見もちらほら。
「テンプレに沿ってお話を進めてきたところまではおもしろいけど、そのあとの展開を作者が思いつかなくて日常編をだらだらやってしまう」
で、その先、とりあえず魔法学園に入学させたりトーナメント編を始めてみたり。
いつの間にか更新が頻度が減って……滞って……いつのまにか、ぴたりと止まってしまうんです。
みんな同じように。
ここだけの話なんですけどね。
実は、あれって作者が途中でこっそり……入れ替わってしまっているんですよ。
消えてしまうのは作品ではなく、作者の方なんです。
代筆されているんです。
同じような流れで作品が止まってしまうところからも、この代筆者というのは単独犯なのかもしれません。
なーんてね。冗談ですよ。お話を続けることって、結構大変なんです。
起承転結の起転結だけでも短編にはなりますから。
おもしろい承の部分を続けられるって、なかなか出来ることじゃないんですよね。
はぁ……困ったなぁ……。次の展開どうしようか。誰か代わりに考えてくれないかなぁ……。
ピンポーン!
あれ? こんな時間お客さんなんて珍しいな。
はいはーい。今出ますからちょっと待っててくださいね~。