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第3話 冒険者ギルド

少し多めに書きました。少しずつ増やしていこうかなと思ってます。( ゜д゜)ノどうぞご覧あれ(´∀`)」

 どうも俺こと神埼蓮です。あれから二匹くらいオークを倒しました。でもオーク二匹を倒した後にオークの集団みたいなのに追いかけ回されました。だいたいそのオークの数が15匹くらいだったかな?かなり多かった。今の俺には魔法と言う技があるが、流石にあの数じゃ勝てそうにない。まぁ、そんな感じに色々とあったのだが今、俺はついに王国の前に来ました。


 「王国の目の前まで来たんだけど、門番みたいなのがいるな」


 どうしようかな、野宿する?…嫌、ダメだな。ここまで来て野宿なんてしたくない。すぐ目の前に国があるんですよ?食べ物も。

別に俺なにも悪いことしてないし、喋りかけたら殺されちゃったみたいなことないよね?だってあの門番の二人剣持ってんだよ?大丈夫さ、俺にはこの拳と魔法があるのだから。

でもな~


「おい!そこのお前!門の周りをうろちょろしやがって!怪しい、怪しいぞ。ちょっとこっちに来い!」


「……ぇ??」


 あ、これはまずい感じだ。確かに俺は門番に話しかけて国に入れてもらえないか聞こうかどうか迷っていた。だが迷ってる間俺は門の周りをうろちょろしていた、うん、そこは認めよう!私はうろちょろしていたとな!

 でもこれは本当にまずいぞ、下手したら処刑されるかもしれない。

ここはおとなしく門番さんに説明して誤解を解かないと。


「あの、すみません。少し考え事をしていて門の周りをうろうろしてました。でも怪しいものじゃありません!」


「怪しいものじゃありませんだと?見るからに怪しいやつだろ!それに何だその服は?見たことない服装をしているな?」


やばい、下手におどおどしてたら余計に怪しまれた、ど、どうすれば。


「この服は俺の村の服なんですよ。後少し急いでいるので王国に入れてくれませんか?」


今度は少し怒りを込めて言ってみたのだがどうだろうか。


「そ、そうか、分かった。身分を証明できるものは持っているか?」


身分を証明できるものだと?そんなもの持ってないんだけど。盗賊に襲われたってことにしておこう、そしてその時に持っていかれたと。


「あそこの森で魔物を狩っていたいんですけどね、そこで盗賊にばったりあっちゃって、その時にほとんど持ってかれたんですよね」


「そう言うことか、分かった。一応この棒を握ってくれ」


 ん?何だ、透明な棒を出してきたぞ?何なんだその透明な棒は! 兎に角これを握れば良いのか?


「これで良いですか?」 


「お、おう、それで良い。どうやら指名手配犯や犯罪者では無いようだな。犯罪者だった場合光るからな。これならば通しても構わん。一応ギルドでギルドカードを作ってもらえ」


「ギルドってどこにありましたっけ?」


「そんな事も分からないのか?まぁ、もうすぐ交代の時間だ、少しそこで待ってろ」


 なんだかんだ言ってこの人優しいな!そしてやっぱりあるんだな、ギルド!やっぱり異世界って言ったらギルドでしょー!せっかくの異世界を満喫してやるぜ!ギルドカードで身分を証明することもできるのか。早く冒険者になりたい!!


「おう、待たせたな。それじゃ行くか。一応言っておくがギルドの中にはお前みたいな弱そうなやつに絡んでくるやつも居るからな。よく注意をするんだぞ」


「あ、はい」


 わぁ~凄い!店が所々にあるな。あ、旨そうな串肉だ!やべぇ~腹減ってるからあんなの見たらよだれがとまんねぇー!!


「おい、着いたぞ!どこ見てんだお前は。何だ、お前?オークの串肉が食べたいのか?」


「食べたいですけど、俺、今金が無いんですよね」


「しょうがねーやつだな!買ってやるよ。あそこんとこのおっちゃんとは知り合いだからよ」


「本当ですか!?ありがとうございます!」


 やっぱりこの人本当に良い人だ。性格良いし顔も良いってどういう事だおい!でもあの串肉はマジで旨そうだぁ~。でもあんな旨そうなのが二足歩行の豚のオークだととはビックリだな。


「おっちゃん!オーク串肉3本くれ」


「あいよ!銅貨3枚だよ」


「はいよ、どうよ売り上げは?良い感じか?」


「最近はかなり売れてるけどね、たまにケチつけてくるやからもいるもんだからさ、気を付けねーといけないんだよ」


 銅貨3枚とか言ってたな、この世界の金は硬貨なのか。後でその辺教えてもらおう。


「あいよ!串肉3本お待ち!」


「おっ!良い感じに焼けてるな!おっちゃんまた今度来るわ」


「お!待ってるよ」


 おーこっちに串肉持ってきたぁ~!うっわぁ!ふわぁ~と美味しそうな肉の匂いが漂ってくるぅ!


「ほら、お前のは2本だ!食って良いぞ」


「あ、ありがとうございます!それじゃいただきます」


 うおお!!口の中に入れた瞬間肉がとろけるぅ~!熱くてうまーーい!!なんて旨いのでしょうか!オーク旨いんだな。あんな顔してるのに旨いんだな。


「うまかったぁぁ!!すごい美味しかったです!」


「そうかそうか、それなら良かった、よしならギルドへ行くぞ」


 ほほぉ!ここがギルドですな酒場みたいな感じだな。顔のごついおっさんや、ムキムキマッチョな人まで居んじゃん。でけー大剣を持っているやつも居るな。絡まれたらひとたまりもねぇーぜ!


「今回はどのような件で?」


「こいつのギルドカードを作りたいんだが」


「かしこまりました。ではこちらへ」


 言われるがまま、奥の部屋に入る。


「それではここに、名前、出身、職業、種族、得意なことを書いてください。文字は書けますか?」


「書けます」


普通に書けた、日本語を書いているつもりが異世界の文字に変わっている。


「あのここの出身は書かないといけないんですか?」


「そうですね、書かないといけません」


そうか、どうしよう、日本って書いとくか。そうしよう。


「えーっと、名前は~カンザキレンさん?ちゃんと書いてますね。出身は日本?日本ってどのあたりですか?」


「僕の住んでいた所ですね。東の方にあります」


「あぁ~そうでしたか、次が職業は~冒険者と、種族は人族ですね。ちゃんと書けてますね。得意なことは魔物を狩ることですね。分かりました。それでは作って参りますのでそこでしばらくお待ちください」


「はい」


どうやら、簡単に出来てしまった。これで俺もはれて冒険者かぁー!すげぇ~!!まだこの世界の事あまりよく分からないが、また後で色々聞けば良いか。そしてこの、異世界で暮らしてハーレムをいつか作ってやる!


「はい、出来ました。これです。レンさんはFランクからのスタートとなります。冒険者になるときは皆Fからのスタートとなります。冒険者ランクを上から言いますとSSS.SS.S.A.B.C.D.E.Fとなっております。冒険者ランクを上げるには依頼をこなしたり、その強さが認められれば、昇格試験を受けて合格なさいますとランクがあがります。SSSランクは勇者様などでも一人くらいしかいません、SSSランクはまずなれません。普通の人はAランクにもなれませんので。なおギルドカードを無くされますと銀貨5枚かかりますので無くされないように」


よしこれで俺もはれて冒険者だ。このリュックに入ってるオークとかゴブリンとか売れないか聞かないといけないな。リュックの中がゴブリン臭くてたまらないからな。


「あの、魔物を倒したんですけど、部位とか買い取ってくれる場所ってありますかね?」


「それならそちらにあります」


「あ、そうですか、ありがとうございます」


 よしよし、これで金が手にはいる。宿とかも後で探そうと。


「あの買い取ってもらえるときいたんですが」


「ん?なんだい坊主、魔物の部位でも持ってきたか?」


「あのこれなんですけど、買い取ってくれますか?」


「どれどれ?オーク三匹とゴブリンが三匹か。これ坊主が一人で倒してきたのか?」


「はいそうですけど」


「見かけによらず強いんだな坊主、オークなんてランクDの魔物だぞ?それを三匹か。後はランクFのゴブリン三匹だな」


こいつ俺の事を坊主坊主言いやがって、むちゃくちゃムカつくんだが。殺ってしまいたい。だがそんなことやってはいけない。


「銀貨3枚と銅貨6枚だな。ちゃんと確認しろよ」


「一二三、ちゃんとあります。後銅貨とか銀貨とかについて聞きたいんですけど」


「ん?そんなことくらい知ってるだろ?まあ良い銅貨がぁ……」


話を聞いたら、鉄貨1枚が日本円でいうと十円だ。銅貨1枚が百円だ、大銅貨が千円だ。そして銀貨が一万円だな。大銀貨が十万円で金貨が百万円だ。そしてあまり出回らないのが白金貨、このおっちゃんでも白金貨の値段はよく分からないらしい。しょうがないまた誰かに聞けば良い。


さてさて


依頼でもこなしたいが、剣とか武器を買わないとな。

と言って俺は道を歩いてるんだが広いなここ。探してるんだが見つからない…あった、あるじゃん。


「すみませーん、剣って売ってます?」


「いらっしゃいー。剣?片手剣かい?それとも両手剣かい?」


美人のお嬢さんのお出ましだぁ!!よーくみたら耳が尖ってるんだよな。ま、まさか!?エルフ!?エルフに会えたぁ!とまあ、そのへんにしておいてと、両手剣も捨てがたいが片手剣も捨てがたい。どっちにするべきか。日本刀的なの置いてないかな?無いよな。両手剣で良いや。


「両手剣でお願いします。銀貨3枚で買えるやつで」


「銀貨3枚だね?分かったよ」


かなりずらーっと並べられた少し長い剣!すっげぇー!剣とか持ったことなかったから興奮すんなおいおい!!うおっ!思ってたより軽いな、恐らくだがステータスのお陰でだろう。


「おお、見かけのわりには力持ちなんだねぇー!力の強い男は嫌いじゃないよ!」


「あああ、ありがとうございます」


「あんたいくつなんだい?」


「16歳です。お姉さんはエルフ何ですか?」


「16歳かい?若いねぇー!私はエルフだよ。こう見えてもかなり歳いってるけどね。やっぱり若いっていいねぇ。」


 若い若い言い過ぎだよ。やっぱりエルフだったんだ。本当にエルフ居るんだな。これはいるな、獣人!


「これにします」


「それでいいかい? そこに並べてあるのは全部銀貨3枚だよ?それで良いんだね?」


「はいこれにします」


「まいどぉー!またきてねー」


「はい、また来ますね」


剣を左腰に下げてと。よし取り敢えず暗くなってきたし泊まれるところに泊まろう。


「あの~ここら辺で泊まれる宿ってありますか?」


「宿?あそこなんてどうだい?『満腹眠る羊亭』って言うんだけどさ、そこは安いし飯は旨い!あそこの旦那の料理は旨いよ?

すぐそこだからさ、行ってみなよ」


「そうですか、ありがとうございます」


「いえいえ」


ほほぉー!ここですか。料理が旨いのは嬉しいな。それでは入ろうかな。でも今の俺の持っている金は銅貨6枚だ。やく600円だ。少ないが泊まれるだろうか。


「いらっしゃい」


「あの一泊幾らですか?」


「今日は娘の誕生日なんだよ!それで今日と明日は一泊銅貨3枚にしてるんだよ。そんで飯をつけるなら、銅貨3枚だよ」


 危ない金足りたぁ!娘さんが誕生日じゃなかったら泊まれなかったぜ。サンキュー娘!娘さんってことは夫婦か、奥の厨房に旦那がいて、この人がその奥さんってとこか、娘まで居んのかぁー!!


「じゃあ銅貨4枚で」


「じゃあこれ、一番の鍵だよ。そこの部屋だからね」


「分かりました」


「夜の8時に食べにきな、今日は盛り上がるよ!友達も呼んでるからね。娘に喜んでもらわないといけないからねぇ」


「そうなんですか」


宿も確保したし、料理も確保したし、8時なら3時間くらい寝ても大丈夫だよな。今がたぶん4時くらいかな。こっちに来てから魔物を倒して、痺れる麻痺の毒木の実を食べてしまったりしてたからなぁ。それにしても飯が旨いから異世界も悪いもんじゃないな。明日から依頼でもやろう!野宿しなくてもすんだ!これでやっと寝れるぅー!!

見ていただいてありがとうございます。

この調子で書いていきたいと思います。

間違ったところなどありましたら言ってもらえると助かります。

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