前へ目次 次へ 3/15 行間 夢を見た。 いつも同じ夢。 自分はいつもこの夢にうなされる。 数々の場所に留まり、友達を作り、仲間を作り、恋人を作った。 幾たびの月日を共に過ごしそして別れた。 その繰り返し、出会い親しみそして忘れる。 邂逅と忘却の螺旋。 そこから抜け出すことは叶わず止まることも許されず、いつまでもいつまでも回り続ける。 自らが壊れても、この運命に絶望しても それでも螺旋は回り続ける。 ならば壊そう。 この螺旋のように絡まった因果を自らの不幸を 自らが背負った罪を…