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忘却

近くで女性の声が聞こえる。

いや、まだあどけなさが残る少女か。

その少女は泣いている。

泣きながら何かを言っている。

だが何も聞こえない。

ちゃんと喋ってくれ。

少女の声が遠くなる。

もとより見えていなかった姿が、更に認識出来なくなる。

おいおい、どこに行くんだ。

何故泣いている?

消えかけの少女に手を伸ばす。

伸ばせない。

何かに引っ張られるのではない。

伸ばす腕が無い。

ああ、聞こえないのは当たり前。

耳が無い。

何かに蝕まれるかのように

色の無い、しかしそこにある、闇に蝕まれる。

立ち上がり逃げようとする。

足がない。

助けを呼ぼうとする。

声がない。

このままこの闇に殺されるのだろうか。

何故こうなった。

この闇は誰だ。

記憶の最後は白銀の激流。

あれは何だ?

あの激流の中心に立つ少女は。

あいつが元凶か?

俺はアイツに殺されるのか?


殺される

殺される

殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺され殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺







お前は俺に








殺される

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