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愛内と田中さん

生暖かい風が通る夏始めの堤防の上、ゆっくりと動く一つの人影があった。

…愛内だ。

終業式の前日に瞬く間に住処と財力と気力と占いを信じる心を失った彼女は、行くあても無くただ歩いていた…。


このままだと今日は野宿になりそうだ。…考えてみればこれが初野宿だな、と愛内は思う。

それと同時にヨーグルト党の過激派の代表者、田中さんの名が脳裏によぎる。

愛内の脳内探偵団の調査ではもはや犯人は田中さんに断定されたらしく素顔、年齢、性別等、全ては謎のベールを被って沈黙を守っている。田中さんの正体は?そして田中の奥に潜む巨大な悪の組織とは!? 次週もこの時間、このチャンネルで合おう!


…スイマセン病気なんです…。


…とか考えながら上流側にしばらく進むと橋が見えた。橋の下は雨もしのげるし人目に付かない、寝るのに丁度良いだろう。



「絶対住んでるよ…これ…。」

遠くからは何も見えなかったが近よると橋の下は生活用の備品で一杯だった。

正確には鍋、毛布、壷、箱、鞄…位しか見当たらないが、何一つ持っていない愛内には宝の山に見えない事もない。

…だが鍋が火に掛かっている。ここには既に住人がおり、しばらくすると戻ってくる…という意味だ。愛内は招かれざる客かもしれない。

…愛内はしばらく考えて…っていうか既に毛布の中で丸くなっている。解説をも裏切るとは…この女、もしかするともしかするかも知れねぇなぁ(後半簡略可)


「………………。」


余程疲れていたらしく、すぐに愛内は眠ってしまった。

…ちなみに明日は終業式である。


いや、頑張りましたよ。もっと長くしたかったんですが勉強があるので…

テスト中なんですよ…

紗谷野でした

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