魔導馬車教習所の鬼教官に転生した悪役令嬢~ざまぁが渋滞しております~
教習所ならぬ教導所を舞台としたお話を書いてみました。お楽しみいただけたら嬉しいです。
パリン、と乾いた音が舞踏会の空気を切り裂いた。
その音の正体が、アメリア=グラシエラ公爵令嬢の手から滑り落ちたシャンパングラスだったことに気づいたのは、周囲の誰よりも彼女自身だった。けれど、反射的に拾おうとした手は、寸前で止まる。
その視線の先、壇上に立つ第二王子アルベルトの隣には、アメリアではない女――男爵令嬢エルネスタの姿があった。
王子の手はその女の腰に添えられ、二人の目線は優しげに絡み合っている。
「我が婚約者は、これよりエルネスタ嬢とする。アメリア=グラシエラ、お前との婚約は、ここに破棄する」
ざわ、と空気が揺れる。誰かが息を呑み、誰かが愉快げに笑った。
「なにか、不服でも?」
アルベルトが冷たい視線を向けてくる。
理由は言われずとも明らかだ。
アメリアは、にっこりと微笑んだ。――作り物の笑みで。
「いえ、光栄ですわ。王子殿下のご判断に、間違いなどあるはずもございませんもの」
舞踏会の灯が、床に砕けたグラスの破片に反射していた。綺麗、とアメリアは思った。どうしてだろう、泣きたいのに涙は一滴も出ない。
その夜を最後に、彼女は王都から姿を消した。
* * *
舞踏会で、婚約破棄の理由が述べられることはなかった——が、その場にいる誰もがそれを認識していた。
一月ほど前に開催された魔導馬車競技大会だ。
魔導馬車は、伝統的な馬車に魔力駆動の仕組みを組み合わせた革新的な乗り物である。
魔導馬車は、王国を支えるインフラであると同時に、輸出を通じて外交力を高める重要な産業でもあった。
毎年恒例の魔導馬車競技大会には、王国内外から腕自慢の魔導馬車の操縦士が集まり、速度や操作性、さらには精密制御の技能を競っていた。
今年の競技大会は、王国にとって特別な意味があった。
王国の技師が、馬車を改造する形で製造されていた魔導馬車の設計を根本的に見直し、小型化に成功した。製造コストと消費魔力も大幅に下がったため、これまでは乗合馬車に乗るしかなかった庶民であっても、魔導馬車が持てる時代が来たのだ。
大会の最後に、この新型馬車のお披露目が行われたのだ。
白羽の矢が立ったのが、見目麗しく国民の人気が高い第二王子アルベルトだった。
婚約者アメリアを助手席に乗せて、王宮の東門を出発し、王都をぐるりと回って西門に帰ってくる。
20~30分ほどの行程のはずであった。
アルベルトは、王宮を出るとすぐに「アメリア、お前が運転しろ」といった。
新型魔導馬車は駆動装置が中央にあるため、どこに座っても運転が可能だ。
しかし、数カ月前から新型魔導馬車を与えられていたアルベルトと違い、アメリアは新型魔導馬車の乗車訓練は受けていない。
戸惑うアメリアに、アルベルトは「命令だ。運転しろ」と言葉を重ねた。
沿道には、第二王子を一目見ようと多くの市民が押しかけていた。
アルベルトは、アメリアに危険な運転をさせ、それを救うことで、自分の評判を高めようと考えたのだ。
しかし、事態は思わぬ方向に発展した。
アメリアが、初見の新型魔導馬車を器用に乗りこなしたのだ。
「さすが王子の婚約者になる方だ」
「新型魔導馬車は令嬢でも運転できるのか。俺もがんばって買ってみようかな」
「もしかして王子より令嬢の方がうまいから令嬢が運転しているのかな?」
沿道の声を聞いたアルベルトは、大いに気分を害した。
「終わりだ! 変われ!」
怒り気味でアルベルトが制御棒を掴むと、車体が大きく揺れた。
新型魔導馬車はよくできた機械だが、それでも制御には最新の注意が必要だ。
アルベルトが怒りに任せて必要以上の魔力を流し込んだことで、速度が急激にあがった。
交差点をギリギリで曲がり、沿道の観客たちが慌てて飛び退く。
「王子が突っ込んできたぞ?!」
「あぶない、子どもが轢かれるところだったわ!」
声が聞こえるほど、アルベルトのイライラは募る。
三つ目の交差点、逃げ遅れた子どもが叫び声をあげたのと、アメリアが制御棒を奪い取ったのはほぼ同じタイミングだった。
暴走する新型魔導馬車を落ち着かせ、大通りの真ん中を一定速度で進む。
角を曲がる際には速度を落とし、どちらの側にも近付きすぎないように気を付けながら走った。
西門に戻ると、アルベルトは捨て台詞を残して馬車を降りた。
「女のくせに出しゃばりやがって」
存分に広報したことが災いし、<運転がド下手な王子を婚約者が救った>という評判が広がるのに時間はかからなかった。
それ以来、アルベルトがアメリアを訪れることはなく、
アメリアが王宮を訪れても、アルベルトが自室に招くこともなかった。
次に二人が顔を合わせたのは、冒頭の舞踏会の場である。
* * *
婚約は破棄された。
王家と娘の間に挟まって逡巡していた両親に「いっそ除籍してくれ」と頼んだのは自分だ。
身分も家も失い、今や彼女は「ただのアメリア」だった。
乗合魔導馬車の窓から吹き込む冷たい風に、彼女は身を縮めた。向かう先は修道院。それは彼女にとって唯一の“穏やかな終わり”だった。
(きっと、皆すぐに私のことを忘れるわ)
王子は新しい婚約者と祝福され、自分は黙って消える――そのはずだった。
だが、神はまだ彼女を手放してはくれなかった。
途中の峠道で起こった事故。運転手が野犬に襲われ、操縦席から転がり落ちたのだ。
幸い後ろを走る馬車が止まってくれて、運転手は助かったようだ。
しかし魔導馬車は制御を失った。このままだと、乗客ごと崖へ――。
「失礼!」
アメリアは他の乗客をかき分けて操縦席に滑り込んだ。
記憶が疼く。前世――そう、“ラリー競技”と呼ばれる車の操縦競技に命を賭けていた日々の感覚が、手のひらに蘇る。
――制動距離、重心、魔力圧縮率、いける。
「お願い、止まって!」
魔力を込めて制動杖を握る。魔導圧縮装置を斜めに切り、駆動石の熱を逆流させ、操縦棒を強く引く――。
ギギギ、と凄まじい音を立てて、魔導馬車は崖の縁で停止した。
呆然としていた周囲の人々は、助かったことが分かると、口々に称賛と感謝の声をあげた。
その中に、老いた男性が一人いた。
「お嬢さん、名前を伺ってもよろしいかな?」
「……アメリアです。家名はグラシエラでしたが、最近なくなりました」
「貴女が、噂のアメリア嬢ですか。出家されると聞いたが、よければ私のところに来ていただけないか」
*
それから数ヶ月。アメリアは新設された「国立エルベン教導所」で、新型魔導馬車の教官として新たな生活を始めていた。
新型魔導馬車が普及すれば多くの市民が馬車を操ることになる。
王国では販売開始に先立って免許制度を導入することになった。
国立エルベン教導所は、世界で始めて、新型魔導馬車の乗り方と規則を教える施設として設立された。
アメリアは、誰よりも早く出勤し、誰よりも整備に詳しく、誰よりも熱心に教えた。
(このハンドルがある限り、私は前に進める)
だが、アメリアは知らなかった。
エルベン教導所に、彼女を捨てたアルベルト王子と、その新婚約者が、まもなくやって来ることを。
* * *
教導所の片隅に、熱のこもった声が響く。
「魔力を一定に保って。そんなに強く力を込める必要はありません!」
現在、新型魔導馬車の免許を取りに来ている受講生の多くは、旧型魔導馬車の職業運転手である。
雇い主が燃費の良い新型へ切り替えるため、教導所に送り込んでいるのだ。
操縦のプロであるから、操作の勘所は掴んでいる。
旧型と新型の違い——必要な魔力が少なく、操縦装置がシンプルであること——に慣れるだけで良い。
未経験者の約半数は、商家の息子であった。
取り扱う商材を自ら運ぶことができれば、客の求めに即座に応じることができるので、商機を逃さない。
そんな計算高い商人たちが、跡取り息子を教導所に通わせたのだ。
新型魔導馬車は操作がシンプルなので、未経験者でも泊まり込みで一週間も学べばコツが掴めてくる。
アメリアのきめ細かい指導も好評だった。ノートに細かなメモを取り、訓練後に改善点を伝える。
ひとり、またひとりと、合格を得て教導所を卒業していった。
「合格です。緑の腕輪をどうぞ」
「条件付き合格です。魔力が不足しているので、必ず魔石を持って乗ってくださいね。黄色の腕輪をどうぞ」
「合格です。緑の腕輪をどうぞ。5年経つと黒くなって無効化しますので、それまでに更新に来てくださいね」
問題は、わずかに含まれていた貴族の坊っちゃんたちだ。
家にお抱え運転手がおり、自分で運転することはないであろう彼らは、ただ流行り物・新しいものを手にしたいという一心で教導所に来ていた。一般販売される新型魔導馬車は、教導所で免許を取ることで付与される腕輪をはめていなければ、制御棒を握っても反応しないようにされている。腕輪欲しさに、貴族令息らが田舎街に押しかけているのだ。
「田畑を横切ってはいけません!」
「従者に制御棒を握らせても、貴方が受講したことにはなりませんよ!」
「平民だからといって轢いてはいけません!」
アメリアが注意するたび、貴族の受講生は頬の筋肉を引きつらせる。
(決して難しいことではないはずなのに……)
その日の午後――教習所に、王都からの使者が到着した。
*
「本当に……殿下がいらっしゃるのですか?」
教官詰所にて、所長のアーネストは苦い顔をして頷いた。彼は魔導工学の第一人者であり、この教習所の設立者だ。アメリアにとっては恩人でもある。
「“王族が率先して免許を取得することで、制度の信頼性を高める”のが目的だ。
これはこの場限りにしていただきたいが、
王都では、思うように免許が取れずにいる貴族の親たちが
『貴族は免許なしでも運転できるようにしろ』と騒いでいる。
殿下が自ら免許を取ることで、これを黙らせようということだ。
身分も性別も関係ない。正しい知識と技術が必要ということを見せるのだ」
急遽呼ばれたアメリアは、話を聞いて顔が曇る。
「まさか、その“殿下”というのは……第二王子、アルベルト殿下ですか?」
「ああ、そうだ。あの方と、その……新婚約者の方も同行されるらしい」
アメリアは、深く息を吸い込んだ。胸の奥が、じくじくと痛んだ。
(なぜ、今さら……)
彼を忘れたかったわけではない。ただ、思い出さないようにしていただけだ。公衆の面前で辱められ、捨てられた記憶。あの夜、グラスが割れる音と共に崩れた自尊心。
彼女の中に、まだ消化しきれぬ何かが燻っている。
それでも、顔には出さなかった。教官として、いや一人の職業人として、今さら感情をぶつけるなど愚の骨頂。
けれど心の奥底では、――ほんの少しだけ、こう思ってしまった。
(また、私の前に現れるのね)
「それで、どうしたいかな?」
アーネスト所長がアメリアを心配そうに覗き込んだ。
「この教導所でもっとも優秀な教官は君だし、王家と相対しても礼儀を失わないという意味でも理想的だ。
本来なら君に担当してもらうのが望ましいだろう。
しかし、君がここに来た経緯を考えれば、王子殿下と婚約者殿を指導するのは心穏やかではないだろう。
私は、君の意向を尊重したい」
「——やらせてください。失礼のないよう、全力で臨みます」
*
そして、翌日。
教習所に停まった魔導馬車から、金細工の外套を羽織ったアルベルト王子が降り立った。隣には、しなやかなドレス姿の令嬢――エルネスタが腕を絡めている。
「ふうん。ここが、新しい教導所なのねぇ? まあまあ、悪くはないけれど」
「どうせすぐ終わるさ。手続きを済ませて、撮影して帰ろう。せっかく写真家を連れてきたんだ」
ふたりの会話はアメリアにも届いていた。が、彼女は一切表情を変えず、歩み寄ると礼儀正しく一礼する。
「本日より教習を担当いたします、アメリアでございます。どうぞ、よろしくお願いいたします」
アルベルトの顔が、驚愕と戸惑いに染まった。
「アメリア……だと?」
「はい、過去にはお世話になりました。現在はこちらの教官を努めております」
アメリアは微笑んだ。あのとき、舞踏会で浮かべた“偽りの笑み”ではない。本心からの、凛とした笑みだった。
「ここでは、肩書きも過去も関係ありません。教習所では、“合格”か“不合格”か。それだけです」
* * *
初日の実技教習が始まると同時に、教習コースの空気はぴんと張り詰めた。
新型魔導馬車の制御棒を握った王子アルベルトは、思いのほか真剣な表情をしていた。が、その眉間には微かな苛立ちが滲む。
「……なぜ進まないんだ」
「腰の安全紐をおつけください。全ての安全装置が作動するまで、動かない設計になっております」
淡々としたアメリアの声が返る。
安全装置をつけて制御棒を握ると、今度は車体が振動し、馬車が定められた道を大きくはみ出して停止した。
「新型魔導馬車は、少ない魔力で作動します。
殿下は生得魔力が大きいようですので、注ぎすぎないようご注意ください」
なかなかうまくいかぬ中で、次第に日が陰ってくる。
繰り返し注意され、彼のプライドが軋んだのだろう。声を低くして呟く。
「……指導する立場になって気持ちいいか」
「いいえ」
即答だった。迷いなど一切ない。アメリアは視線を前方のコーンに向けたまま言葉を継ぐ。
「私はこの教習所の教官です。全ての受講生の皆様に、同じ内容をお伝えしております」
「……そうか」
*
一方、もう一人の“特別訓練生”――エルネスタ嬢もまた、苦戦していた。
「きゃっ、きゃああっ! ちょっと、止まってっ、お願い誰か止めてぇ!」
甲高い悲鳴と共に、魔導馬車はガクガクと蛇行しながらコースを走る。すぐさま教官が緊急停止させたが、彼女は半泣きだった。
「何度言ったら分かるんですか! 運転中は制御棒を離さないでください」
「私に指図する気? あなた失礼じゃないの!」
身分を振りかざした恫喝を繰り返した結果、エルネスタ嬢も、アメリアが教えざるを得なくなった。
「来て腕輪をもらって写真を撮るだけかと思ってたのに……っ!」
制度の象徴としてやってきた二人。しかし、その実態は空虚そのものだった。
*
やがて所内でも噂が広まり始める。
「王子殿下、また不合格だったらしいよ……」「え、あの新婚約者様、試験中に泣き出したって……?」
それでもアメリアは一度も声を荒げず、ただ静かに指導を続けた。
(ざまぁ、なんて言葉は安い。でも――)
夜、整備工房の片隅で、油まみれの手袋を外しながら、彼女は静かに呟いた。
(私の前に立つなら、相応の覚悟と技術を見せてみせなさい。それが、“教官アメリア”の条件よ)
*
そして迎えた滞在最終日。
「結果を申し上げます」
教習所中央の所長室で、アーネスト所長が告げる。
室内には所長とアメリア、そして王子とエルネスタ嬢の4人だけだったが、窓の外には他の教官や受講生が集っていた。
「アルベルト殿下――不合格。エルネスタ嬢――不合格。理由は、操作不備および実技判断力の欠如」
その瞬間、ざわっ、と教習所が揺れた。誰もが予想していたが、誰もが信じたくなかった結果。
ふたりとも不合格である。だが、アーネストは堂々と宣言した。
「ご不満かもしれません。
私を処分していただいても構いません。
それでも、ここは教導所です。合否を決めるのは身分ではなく知識と技能です。
アメリア教官は公平に判断し、私はそれを承認しました」
その言葉に、一人の受講生が拍手をした。続いて、また一人、そして全員が拍手を送る。
* * *
不合格の発表から一夜が明けた教習所は、いつもよりも静まり返っていた。誰も口にはしないが、あの「事件」の余波がまだ場に残っているのは明白だった。王族とその婚約者が、全受講生の前で公然と落第を言い渡された――その衝撃は小さくなかった。
だが、当のアメリアはいつも通り早朝の点検に出ていた。整備庫の片隅、魔導炉の吐出量計を調整しながら、心の奥でじわりと何かが沈殿しているのを感じていた。
(あれで良かった。間違ってなんかいない)
規則通りに試験を行い、技術的に未熟な者を落としただけ。それがたまたま“元婚約者と自分の後釜”だったに過ぎない。
それでも、胸の奥に残ったのは、勝利の快感ではなかった。
むしろ虚しさに似た、うすら寒い余韻だった。
(私、まだ引きずってるんだわ。……過去を)
作業を終え、工具を片付ける。手にしたオイルの染みた布が、いつかのドレスの袖に重なった気がした。
社交界にいた頃のアメリアは、何を着るか、誰と踊るか、そればかりに神経をすり減らしていた。
だが今のアメリアは、誰の視線も気にせず、整備服のまま講義に向かう。
(私は、変わった。……いや、変わるしかなかったの)
教官室に戻ると、所長アーネストが机に書簡を広げていた。アメリアを見るなり、穏やかに眉を上げる。
「ちょうどいい、話がある。――王都から、通達が来た」
「……まさか、抗議ですか?」
アメリアの問いに、所長は小さく首を振った。
「いいや、逆だ。今回の審査の“公平さ”が高く評価された。特に、“王族であっても例外を設けない判断”が制度の信用に繋がったとしてね。アメリア君、君にはこれから――“王国教習制度の特別監修官”の任が与えられることになった」
アメリアの目が見開かれた。彼女の中で、何かが音を立てて切り替わった。
(認められたのね。私のやり方が、“正しい”と)
公爵令嬢としてではない。
第二王子の婚約者としてでもない。
ひとりの教官として、専門家として、選ばれたのだ。
込み上げてくるものをぐっと堪え、彼女は頭を下げた。
「光栄です。責任を持って務めさせていただきます」
*
夕暮れの教習コース。誰もいない広場で、アメリアは一人、訓練機のハンドルを握っていた。
日が落ちていく空の下、ゆっくりと魔導馬車を走らせる。風が頬をかすめる感触に、彼女はふと微笑んだ。
(これが、私の道)
もう誰かの影ではない。
誰かの添え物でもない。
自分で選んだ、誇れる道だ。
駆動装置の鼓動と共に胸が高鳴る。前を見据え、アメリアは静かに呟いた。
「私が運転する未来に、王子も社交界も必要ないわ。ここからは、私が“主役”よ」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ポンコツの第二王子を除けば、王国の運営はかなりちゃんとしていると思うので、今後新型魔導馬車が発展してもらえればと思っています。感想などいただけると喜びます。