『少女とタコ』
「レインさん。今回もアホリアSSのお題。参加者は原型を留めないレベルで改変OK」
「白猿さん。女の子とタコが会話しているが、これはどういうシチュエーションだ?」
「特に何も設定はない。昔、アホリアSSは自分のWebサイトで『一コマ漫画にセリフを入れてもらう企画』をやったことがあった。この絵で言うとA・Bに入るセリフを参加者に考えてもらうんだ。この絵はその企画では未使用で、お蔵入りになっていたものだ」
「ふむ。例えば童話の『カエルの王子様』のような設定で会話文を作れるかな……」
「それでは絵師さんの作品を紹介しよう。まずは幻邏画伯の作品」
「人魚と……植物魔物娘が飛んでいる?」
「みこと。さまの人魚とモモル24号さまの植物魔物娘が友達という設定だぜ。人魚は魔法で身体を水で覆うと飛行できることにしたんだな。この絵もクリックすると詳細情報がでるぜ」
「一コマ漫画にセリフを入れるネタも入っているんだな」
「次は木山花名美画伯の作品」
「タコ……じゃなくてタコさんウインナ一か。これも一コマ漫画にセリフが入っているんだな」
「ちなみに相方の方はモモル24号様のたまごさんが焼かれて卵焼きになったらしい。スパゲティとレタスで元絵の女の子の雰囲気も出している。これはお弁当箱という設定だ」
「食べるのに勇気がいるな」
「次はコロン画伯の作品」
「なかなかリアルなタコだな。締め上げられているナスビみたいなのは何だ?」
「モモル24号様のたまごさん。ちゃんとヒヨコもいるだろう。絞められたことで顔色が紫になっている。下の方でタコ足で踏まれているのはたまごさんの帽子だ」
「タコとタマゴがコンビになるのが流行っているのかな」
「次は豆月冬河画伯の作品」
「海辺での歌会か。美しいな。とうか、やっとまともな女の子の絵がでたな」
「雨澤 穀稼様の翼犬、たんばりん様のバイオリン娘と犬、アホリアSSの少女とタコ、みこと。様の人魚、雨澤 穀稼様の夜猫、そしてモモル24号様の海賊娘だな。海賊娘海賊娘と翼猫以外はクジラの背にのっているようだ」
「セリフはなくとも、ストーリーが感じられる絵だな」
「次は歌川 詩季画伯の作品」
「少女とタコのセリフが入って掛け合いをやっている。お題ではこれを目指していたんだな。足の数でエラさが決まるなら、ダンゴムシやクラゲはいかがなものか」
「次は澳 加純画伯の作品」
「前回のプロレス娘のときにも出た絵だな。こっちのお題にもかかっていたのか」
「このお題でのトリは、モモル24号画伯の作品」
「ペンを持っている方は薬師かな。タコと一緒にいるのは誰だろう」
「瑞月風花様の薬師魔女と世話焼き男子だ。タコは自身のスミをインクにしたようだ」
「一瞬、右の世話焼き男子くんが、タコと一緒の少女かと思った。怪しい職業についたわけじゃなかったんだな」
「さて、最後にアホリアSSが集合絵で出した絵とボツネタを紹介しよう」




