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何も起こらないはずもなく③

今回は話短めです

なかなか慌ただしい人をアメリアさんに対応してもらったところで周りを見渡す。昨日戦いがあった割には思ったより町への被害とかはなかったため、特に被害が出たのはカリナ様によって倒された男関連の被害以外は見当たりそうなものはない。ただ亡くなってしまった人もいるので近くには埋葬したのか土を盛り上げているところもある。軽く手を合わせておく。

この後片づけにはヒラシア王国の兵士たちも参加しているらしく、アストレア国に負けた兵士たちは一時的に捕らえられてはいたもののヒラシア王国の負けが分かると、こちらも反抗しないことを条件に解放されていたらしく今は後始末に追われているようだ。何人かは反抗する兵士もいそうなものだが想像以上にアストレア国の戦力が強かったらしく、自分たちが見てないところでもかなり差がついた状態で勝っていたようだ。ただ、別にヒラシア王国の兵士を圧迫する必要もないのでほどほどにみな接しているようである。


「この町はアメリアさんに任せれば多分大丈夫でしょう、まあ私は神様なので人間の政治とやらが分からないというのもありますが基本は成り行きでどうにかなっていくはずですね」


「そうですね、私としてもこの国には未練みたいなのは特にないので基本は関わらないでおきたいぐらいです。国王が亡くなったとはいえいい記憶があるわけでも悪い記憶も対してありませんがまた用があったら来るぐらいでいいと思います」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一通り周りを見て回ったところ関われそうなこともないのでアメリアさんに話しかけに行く。ネイラさんはまだ忙しそうなので話しかけないでおいた。サラさんはどこに行ったのかすら分からないので放置した。


「アメリアさん、やることが無ければ帰ろうかなと」


「あら、メイドちゃんとカリナちゃん。今日は急で申し訳なかったわね。まあこの元勇者が私のもとに来てくれるようだし、勇者だというのだからある程度は能力もありそうな子を引き込めたのはこちらとしてはありがたかったわ。今度何かお返ししとくわね」


「いえいえ、そこまでしていただかなくても。国の王様が私なんかに施しを与えたみたいなのはあまり良くない気がしますし別に大丈夫ですよ」


「あら?そこまで引かなくてもいいのだけど。褒賞ということにしておけばいいでしょう?」


「・・・まあそうですね、では今度あったときにでもよろしくお願いしてもいいでしょうか」


「いいわよ。この子も大人しくなってくれたしね」


「そうよ、私に感謝しなさいねリナ。そして揉ませなさい」


「駄目ですって!!!」


本当に大人しくなったのだろうか。噛みつくような感じでは無くなったが自分からしたら厄介な出来事を先送りにしただけである。なんとか回避しなければとリナは決心した。


「アメリアちゃん、私たちはここですることは今度こそなさそうだから戻ろうかな」


「ええ、カリナちゃんも急に来てもらって感謝しているわ。また何かあれば頼むからよろしくしてもらえると嬉しいわ」


「はい!アメリアちゃんの頼みなら出来る範囲で答えますので!ではリナちゃんまた家に戻りましょう」

「はいお手」


・・・??????この神様はみんなの見てる前で何を言い出すんだ?少し前に変なことを言っていたがこんなことを言われたら手をのせるのをさすがに躊躇したくなる。


「あれ~、リナちゃん帰りたくないの?それじゃあ私一人だけで帰っちゃおうかなぁ」


となんだかニヤニヤしている様子。アメリアさんも後ろで「あらあら」と少し笑っているし、十六夜さんもこちらを気になるように見ている。本当にやめていただきたい!!!ただまあカリナ様に置いていかれたら困るので、諦めて僅かばかりの反抗として顔を見ないようにそっぽを向いて手を置くことにした。


「う~ん、つんつんしてるリナちゃん可愛いですねぇ~。というわけでみなさんまた今度!」


というと瞬間景色が変わる。なんでこんな辱めを受けなければならないんだ。


「いい子に出来たリナちゃんにはご褒美をあげましょう、という訳でリナちゃん何か欲しいものある?」


「ご褒美とか要らないですから次から人前であんなことをするのはやめてください・・・」


「ふ~ん、人前じゃなきゃ大丈夫なんだ?」


「そういう意味じゃないです!!怒りますよ!」


「分かった、分かったから怒らないでリナちゃん?ほら撫でてあげるから」


という前から既に撫でているカリナ様。もはや撫でたかっただけなのでは?まあ?有難く享受しておこう。


「ふん、分かってくれればいいんですよ」


カリナ様が勝手になでなでしてくるだけで自分からされに行っているなんてことは全く無いがほどほどになでなでを享受した後はいつも通りの夜だ。色々と十六夜さんの件は時間が経っていたようで帰ってきた後になでなでされていたらすっかり日が傾いていた。こうなったらもう家の中で風呂に入って寝る準備である。ただ、今日はカリナ様が昼前に作っていたものの完成があと少しのようで先にお風呂に入っておいてと言われた。あのカリナ様がお風呂で自分に手を出さないなんてもはや感動である。大人しく1人でお風呂に入っていこう。今日はゆっくり休めそうだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「リナちゃんはお風呂に入ってくれましたね。後はこれを完成させれば楽しみですねぇ~」


とカリナは出来かけのものを眺める。あと少しで完成と言ってもほぼほぼ終わっているので完成していることにほぼ違いない。今日は寝る時にじっくりとリナちゃんで遊ぶことにしよう。ぐへへ・・・

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