理不尽プロローグ
どうも! こんにちは! 拙いところもあると思いますが、優しく見守ってくださるとうれしいです!
「君には今から元いた世界とは別の世界に転生してもらう。……あ、異論は認めないからよろしく」
みんなは神様と会ったことがある? 私はある。というかあった。
気がついたら真っ白な空間にいて、突然過ぎて理解が追いつかない私に、それ幸いとばかりに一気に畳みかけてきた神様。中々に強かで、それでいて、いけずだった。
「突然で混乱してるだろうけどさ、これって必要なことなんだよね。善良なる神である私も、世間一般的な女の子相手にこんな事するなんて心が痛いのです〜」
どういうこと? と質問をしても、返ってきたのはこんな言葉。なかなかロクデナシだと思わない? 私は思うよ。
「まぁ、君。もう前の世界じゃ死んじゃってるんだから文句は無いよね」
そうして更なる爆弾を投下されて、ますます混乱して……。
「それじゃ、新たなる世界へ行ってらっしゃい~。……あ、今から君が行く世界では君、肉体無くして幽霊になってるから。そこんところヨロシク!」
最後にそんなとんでもないことを言われ、そのまま私の意識は薄れていったんだ。
不定期更新ですが、先が気になる方や応援してくださる方は評価やブックマークをしてくださるとうれしいです。