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お役立ち?スキルを使ってみよう。

「神が作り直した体だから、毒耐性がめちゃくちゃ高いとか?」

「遠からずだな。お前の体は一度死んで、神に再生されたと言っていただろう?その過程で人族の領域を超えたのだろう」

「え?」

「・・・端的に言えば、お前は人では無い」

「は?!えええ?!嘘だあ!」

リガルド様の魔族ジョークは、今回はあんまり笑えないぞ。私は自分の手の平をジッと見たり、頭や心臓の辺りを触って、鼓動がドクドクと鳴っていることにホッとした。大丈夫、私は普通に生きている!!

「・・・死人とは言っていないぞ。お前はどちらかと言えば、精霊に近い気がする。受肉した精霊だ」

リガルド様が私の頬の肉をムニムニと摘まんでくるのが、地味に・・・嫌じゃないよ?!


「わかりました!私は精霊ってことですね?!」

うっはあ!異世界転生して、精霊になった件ってやつだね?!!

「?・・・精霊に近いだけだ」

リガルド様の眉間にグッと皺が寄って、ちょっと疲れたみたいな顔をしたのは何でかな?

「もういい。お前は毒や精神汚染系の耐性は精霊並みに高い。しかし高熱や冷気での肉体の損傷は避けろ。身体強化や防御魔法無しのお前の肉体強度は試してみないとわからんが、熱と冷気には魔族でも消耗するからな」

「心配してくれているんですね?わかりました!気を付けます!」

確かに火山地帯や氷山地帯では、肌がチリチリと痛んだもんね。あれ?そういえば、神にスキル希望を出していた時に、私ってば毒無効とか言って無かったっけ?


「・・・・」

リガルド様は無言になって、私の手を引いて歩くことに専念したみたいだね。

「あと何だっけ・・・?何かいろいろ要望出したよね?え~っと・・・スキル一覧があったはず・・・あ!リガルド様!私、便利なスキルを持っていましたよ!」

あの時は動揺と自棄になっていたから、思いつくままにスキル貰ってたんだよね。繋いでいたリガルド様の手をグイグイと引っ張ったら、リガルド様が立ち止まって振り返ってくれた。

「何だ」

「ふっふっふ。聞いて驚いて下さい!何と、私は鑑定スキルを持っていましたよ!」

「・・・そうか」

「あれ?!思った反応と違うなぁ!鑑定って、この世界で珍しくないんですか?!」

「ふむ・・・俺や上位魔族は、概ね持ち合わせたスキルだな」

ああ~!魔族の皆さんには珍しくない感じかぁ。でも良いや、便利スキルだもんね?!今までは必要性を感じなかったんだけど、有る物は使わないとね・・・先ずは何を鑑定しよう?


「・・・鑑定」

個体名:リガルド・ガレス

所属:(元)魔の領土の王

推定年齢:***

所持スキル:*****************************************************************************************************************************************計測不能

従属個体名:*****、ホノカ

「・・・あんれぇ?!バグかな・・・?リガルド様の鑑定情報が、名前と所属しか開示されて無いんですけど・・・従属個体名ホノカって、私の事かな?!」

「お前しかいないだろう。鑑定は自分より力が強い者の鑑定は出来ないぞ」

ああ~!そっかそっか、リガルド様の方が私より強いもんね・・・鑑定って、あんまり使い何処が無いのかなあ?


「リガルド様の年齢が3桁なのが気になるなぁ。何歳なのか聞いても良いですか?」

「・・・・ホノカは幾つなんだ?」

「私ですか?18歳です。あ、でも私の星の年月で数えたら、もう19歳になっているかもです!」

この世界の月日の数え方がわからないんだけど、地球では誕生日が過ぎているかもしれない。

「・・・・まだそんな年なのか?生まれたての赤子では無いか」

リガルド様が見たことが無いくらい、吃驚した顔をしているから、私も驚いた。その顔、初めて見たなあ。

「私の星では、成人前ですよ?20歳で大人と認められます。婚姻は女子は16歳からできますし」

で、結局リガルド様は何歳なのかな?3桁だから100歳以上だよね?人間で言ったら、長寿のおじいちゃんだね!


「・・・・・・・・・・言いたくない」

「え~?ヒント、おおよそのヒントだけ下さい!」

「・・・・・・・・・・・年齢差を気にしているのか」

「いえ?ただの好奇心なんですけど、リガルド様が言いたくないなら、おおよそだけでも良いですよ」

リガルド様は私の首にそっと触れると、深緋色の美しい目で私の目を覗き込んできた。はあ・・・美しい。そのまま、吸い寄せられるように唇を奪われて(毒霧の森のど真ん中だけどね?!)頭がポ~ッとしてきたところで、まぁ異世界で年齢差とか、どうでも良いかなって気がしてきた。

「お前の単純なところが、存外気に入っているぞ」

「んんっ・・・」

笑いを含んだ声を耳に吹き込まれて、ぞわぞわっとしちゃう。これは、何か・・・上手く誤魔化された気がするなあ・・・?

ご飯食べたり、アニマル増やしたり、のんびりし過ぎている異世界生活ですが・・・。神に鑑定スキルと毒無効を貰っていた事を思い出しました^^;

使ってみたものの、いまいち必要性を感じないホノカでした・・・。そのうち必要になるのかな?

ブックマーク、評価、読んで下さってありがとうございます!嬉しいです^^

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