表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

52/66

たまには、バトルガールな私。

「ふむ。実践の訓練に丁度良いな。ホノカやってみろ」

「は~い」

またリガルド様の無茶振りだけど!エルフの2人には、リガルド様から受けた戦闘訓練の相手になってもらおう。

先ずは広範囲結界で場を支配する。これをするのは、周りに必要以上の被害を出さないためだって!エコだね?!“壊したくないものが側にある時は、特に念入りに掛けろ”とはリガルド教官の教えです。

ここには薄青色の綺麗なリリンの花が咲いているから、私は個別結界も追加しておいたよ!


「ちょっと待って下さいね~」

私は身体強化、加速を掛けて足を一歩後ろに引いた。ファイティングポーズを構えると、シグルズさん達に向かって指クイで(かかって来んかい!)と挑発した。

苦笑いしたシグルズさんが剣を納めようとしたので、小さな電撃を手裏剣みたいにして投げつけた。

「おっと?!」

シグルズさんが後ろに飛び退いて回避したと同時に、ヘイムダルさんがリガルド様に向かって切り掛かった!わあ~?!そっちじゃないよお?!

「相手は私ですよっ!」

「・・・っ?!」

転移でリガルド様の前に飛んだ。ヘイムダルさんの剣を左手で受けて、右足を鳩尾に蹴り込んでやったよ!流石に回避が早くて、浅くしか入んなかった!


“相手に考える時間を与えるな”リガルド教官の声が聞こえます。イエッサーです!ヘイムダルさんの頭上に転移して、ヘイムダルさんの首を両足でがっちりホールド・・・からの捻りを入れて、首を折る!!

「くっ」

ヘイムダルさんが私の腹に向けて魔法を撃ち込んできたんだけど、残念でした!結界の多重掛けしてるから利きませんよ!さらに体重をかけて首を捻り上げていると、シグルズさんが歩いて来て私をヘイムダルさんから引き剥がした。

「わかった、わかった。お前の勝ちで良いから、離れような?」

「むう!」

これから良いところだったのに!私を抱っこしたシグルズさんが、苦笑いでリガルド様に私を手渡した。


「私は荷物じゃないんですけどぉ」

「ふう・・・魔猿にしがみ付かれた気分でした。ホノカさんは金虫を見て気絶するのに、戦えたんですね」

ヘイムダルさんが憎まれ口をたたいてくるの、どうかと思うなぁ。リガルド様をチラッと見たら、薄く笑って頭を撫でてくれた。

「あ~・・・そういうのは、2人だけの時にやってくれ?で、今日はどんな用件で来たんだ?」

「さっき言った通りだ」

「本当に略奪に来たのか?」

あ、また誤解がある言い方だったかな?もちろん略奪なんて乱暴な事はしないよ?!


「はいはい!さっき言った物と、私の手持ちの物と物々交換を希望します!」

「・・・ああ、交換なら大丈夫だ。森ヤギの管理者のとこに案内しようか?」

シグルズさんは話が早いなぁ!まだ不満顔のヘイムダルさんとは一味違うね?・・・んもう、しょうがないなぁ!不貞腐れた人には美味しいものでもあげようかね!

「シグルズさん、ヘイムダルさん、これどうぞ!」

鞄から取り出した3色団子を2人に差し出した。1本で3つの味が楽しめるなんて、お得だよね!

「む・・・」

リガルド様の口にも、素早く3色団子を近づけた。わかってますよ!はい、あ~ん?


「あ、美味いわ」

「私達の頭を串刺しにしてやるぞ・・・え?」

ヘイムダルさんのおっかない妄言に、シグルズさんが被せ気味に言った。パクパクと団子をたいらげて、おかわりを催促してきたよ。

「もう!一本だけですよ?これはですね~お米の粉を練ったもので、甘くて美味しいんですよ?」

私も団子を一つ齧ってみせた。毒なんか入ってませんアピールだ。ヘイムダルさんが納得いかない顔だけど、団子を齧って・・・パクパク食べ切ったね。おかわりを渡せば、素直に受け取ってくれたよ!


「・・・俺にはおかわりは無いのか?」

私をお姫様抱っこしたままのリガルド様が、唸るように言ったのでお団子を食べさせてあげたよ!リガルド様がモグモグとお団子を食べる姿を見ていたら、可愛いな~って思ってにやけちゃった。

「・・・もぐもぐ・・・チュッ」

「あ~・・・だからな、そういうのは俺らが居ない所でやってくれ?」

リガルド様がモグモグしてる途中でキスしたから、お団子味のキスだったぁ・・・。リガルド様ばかり見ていたから、横でシグルズさんが何か言ってたけど聞きそびれちゃったなあ・・・。

私の記憶では3色団子って食べたことが無いなぁ・・・。もっぱら餡子か黒ゴマ餡とかですね^^

ブックマーク、評価、読んで下さってありがとうございます!すごく嬉しいです^^


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ