寝覚めの後はスパイスの利いたお茶を。
「・・・・・」
尻を打って痛がるホノカを治療していたのだが・・・寝返りをうったホノカが、羞恥の為だろうか気を失った。
そんなに慌てずとも、女の尻や恥部など見慣れている。今さら興奮など・・・しない。
下半身を無防備に晒したままの、ホノカをジッと見つめた。色の白い華奢な女だ。この程度の事で気を失うとは・・・まだ生娘なのか?着衣を整え、まだ赤いホノカの頬をするりと撫ぜた。
瞼が微かに震えたが、目覚める気配は無い。俺はホノカを抱き締める様に寝転んで、目を閉じた。
腕の中で動く気配がして目を開けた。魔族は眠らないものだが・・・この女の側に居ると、どうやら俺は眠れる様だ。
「起きたのか・・・痛みは治まったか?」
「っ・・・なっ・・・治りました!」
俺の腕の中から涙目で睨んでくる顔が、愛おしいと思った。ホノカの目尻に滲んだ涙に口付けた。
「ふっ・・・しょっぱいな」
「ちょっ?!デリカシーとかっ・・・んん?!」
俺の胸を叩くホノカの手を掴み上げ、唇を塞いだ。何度か角度を変えて口付けを重ね、蕩けて緩んだホノカの小さな口の中を舌で犯していった。
「あっ・・・やあっ・・・ん」
いつもは騒がしい女が俺の好きにされて、従順に舌を絡ませてくる。首筋から胸を通り、腰まで撫で上げれば震えながら甘い声で鳴いた。このまま食らいつくしても良いが・・・ホノカの心次第か・・・。
「はぁ・・・ちょっと・・・まっ」
くったりと俺に凭れ掛かかった、ホノカの息が整うまで待つ。頭と背を宥めるように、ゆっくりと撫ぜた。
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「俺にここまでさせるのは、お前くらいだ」
リガルド様が息の上がった私の背中をゆっくりと撫ぜながら、髪を梳いたり頭にキスを落としてくる。
事後の恋人ってこんな感じなのかな?いや、何にも・・・してないんだけどね?!今日のキスは何か・・・いつもよりも激しくて、頭がぼわんとして体からは力が抜けちゃったんだ・・・。
「・・・もう大丈夫ですから・・・喉が渇きました。お茶にしませんか?」
温かいお茶を飲んで、心を落ち着かせよう。甘いチャイが良いかな・・・お茶菓子はキャロットケーにしよう。ニンジンの甘みとスパイスが利いた生地に、チーズフロスティングが塗ってあるケーキだ。
「飲み物はチャイという甘みのあるお茶です。お菓子はキャロットケーキで、私の好物の一つなんですよ!」
「む・・・どちらも美味いな」
リガルド様は、キャロットケーキを上品に切り分けながら食べてるんだけど・・・食べるのは早いから、もうおかわりを要求してきた。私の好物だから、おかわりは2回までにしてもらおう。
2個めのケーキを食べながら、リガルド様が私の魔法について良かったところと、改善点を教えてくれた。私は真剣に聞きながら、メモを取りまくったよ。わからない部分を質問したら、わかるまで説明してくれたんだ。
「リガルド様って先生に向いてるかも・・・もしかして、私って魔王様の弟子なのでは?!」
魔王の弟子・・・魔眼が疼いちゃう系にはなれないけど・・・リガルド様みたいに手の平から剣を出せるようになりたいな!!
キャロットケーキは私の好物なので、書きながら涎が・・・垂れはしませんがゴクリとはなりました^^
接触はソフトめでお願いしたいですが、リガルド様はグイグイいきそうで怖いです^^;
ブックマーク、評価、読んで下さってありがとうございます!挫けそうな心に活力頂いてます!^^




