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僕にはなんの才能もない

作者: 善行望


 僕にはなんの才能もない 何もかも平凡だ


 そんな自分をくだらない奴だと思ったこともある


 何かに秀でた人を羨んだこともある


 世間知らずの幼いとき 自分を優位な立場に置きたい


 人より優れていたい そう思っていた


 それこそがくだらないことだと 歳を重ねて気付いたよ


 優越意識はだれにでもあるものだ


  

 僕にはなんの才能もなくてよかったよ


 もしもそんなものがあったら


 誰かを傷つけるために使っていたことだろう


 そんな思いに耽ってたんだけど


 そもそも才能って何だろう


 文学 音楽 芸術 学問 スポーツ 笑わせる 料理


 あげればきりがないけど すべてに共通するのは 


 人に感動や幸せを与えること そう僕は帰結した


 歴史に名を残す偉大な人の根底には


 民衆の平和 人に幸せを 自由を があったと思う


 偉大な人にはきっと愛や慈悲というものがあったんだ


 なかには人を傷つけ見下す人に才能のある人もいたと思うけど


 一時の栄華はその身に受けたかもしれないけど


 最後はその才能に溺れ衰退していったに違いない


 

 僕にはなんの才能もない 何もかも劣ってる


 そんな僕を愛してくれる人がいる


 大切な家族を守りたい それが才能を育むんだきっと


 誰かを愛することは誰もが経験する


 

 僕には人を大切にしたい才能がある


 君にも人を大切にしたい才能がある


 この世界に生まれてきたこと それ自体が才能なんだよ きっと


 


 

読んでくださりありがとうございました。

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