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六話

イチャイチャええなぁ…

俺と詩織は、神谷家に着いた。

詩織は、俺の家に着くまで終始顔を赤くして

「この勘違いは私のせいじゃない」と何度もブツブツ言っていたが何と勘違いするのだろうか。


「ここが俺の家だ。誰もいないから気にしないで入っていいよ」

「だだだだだだれもいない!?」

「ど、どうしたんだよ…」


詩織はすごい勢いで俺を凝視してきた。


「こ、これはもしや…罠…?私を安心させてその後でいきなり…きゃー!!」


………まぁ喜んでもらえたなら嬉しいかな?


なんか、詩織と付き合ってから、また性格が明るくなった。たまに、こういう姿を見せてくれてもいたが、今は頻繁に見せてくれる。それがたまらなく嬉しい。


「お…おじゃまひまふ」


緊張しているのかカミカミだ。

俺は客人用のスリッパを用意する。


「それじゃあ、こっち来て」

「は、はいっ!」


俺らは階段を下っていく。そして、階段が終わると扉がある。重い扉を開けるとそこには、俺の収録部屋があった。


そう、俺は詩織にこれを見せたかったのだ。


「えっ…もしかしてここって…」

「ああ、俺の仕事部屋だよ」


詩織の緊張した様子は弾け飛び、興奮状態MAXになった。


「はくあくんっ!!見て回っていい!?」

「うん、いいよ」


よしをされた犬のように俺の楽器を見て回る。これ時に触っていい!?と聞いてくる。

そんな姿を見ていると本当に詩織のことが好きなんだなぁと分かる。

だってうちの詩織可愛過ぎないですか??(惚気)


しばらくして、俺の仕事場を堪能すると幸せそうな顔で戻ってきた。


「私…もう死んでもいい…あ、わたし…はくあくんと付き合えたんだった…」

「そうだ、てか勝手に死ならたら俺が困る!」


俺は恍惚としている詩織の頭に軽くチョップをかます。


「いたいよ~はくあくん」

「うそこけ」


詩織はチョップされた頭をグリグリと俺のお腹に押し付けてくる。

するとふと詩織が顔を上げた。


「白鴉くんが、おうちに呼んだのってこれを見せるためだったんだね、ありがとう!ホントに楽しかった!!」

「いやまあ、そおっちゃそうなんだけど…もう1つしたいことがあって、そっちが本題なんだ」

「こ、これ以上に大切なこと…もしかして…やっぱり…?」

「お、詩織も勘づいてたか。それじゃあ場所を移動しようぜ」

「う、うん…わたし、初めてだから優しくしてね…」


詩織が顔を真っ赤にしながらぼそっと言う。

初めて?………一体なんの事だ?

俺は、いじめを止める方法を相談するために

リビングに向かった。


読んでくださってありがとうございます!

良かったら評価、ブクマよろしくお願いします


あと2話くらいで書き終わると思います!

終わったら、一度短編の形にしてみたいと考えてます。

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