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強面刑事  作者: M38
謎の女
27/27

エピローグ

 それから1ヶ月が経ち、三宮は元の女房だった麻子とよりを戻した。

 簡単な食事会を行い一緒に暮らしはじめた。

 籍は抜いていなかったので、手続きはラクだった。


「おれたちも早く籍を入れて、エイトの認知をしよう」


 加納はいつものようにエイトを膝に乗せて繭子の家で夕飯を食べていた。

 最近はマンションに帰らないで、ここに入り浸っている。


「もう少し生活が落ち着いたらね。わたしもテレビの仕事は徐々に断ってるわ。一段落してからにしてちょうだい」

「わかったよ……」


 加納は相変わらず繭子には頭が上がらない。

 これだから頭の良い女はと心の中で愚痴っていると、エイトと目が合った。

 息子は加納の強面に向かい、ニッコリと微笑んだ。

 

「息子よ!」

「パパー!」


 加納はエイトとしっかりと抱きあった。


「男同士でよかったわね」

「ああ! エイトはおれの味方だ!」


 突然スマホが鳴った。

 若狭からの緊急呼び出しだ。


「はい、加納……なんだって! わかった、すぐ行く!」


 加納は繭子にエイトを託して、すぐに出かける準備をはじめた。


「どうしたの?」

「豪田夏雄が殺された!」

「ええっ! 病院にいる人でしょ?」

「病院内でだ。ベッドの柵で首を吊った状態で見つかった」

「まあ……」

「すぐ出る!」

「気をつけてね」


「行く!」

「こら! エイトはお留守番よ!」

「ヤダ! パパ! 行く!」


 繭子の腕の中でエイトが暴れ出した。

 こんなことは初めてだった。


「エイト……パパはお仕事だから、エイトを連れて行かれないんだ。今度ディズニーランドに行こう! なっ?」

「あい! ズニー! 行く!」

「よかった……繭子、行ってくるよ」

「いってらっしゃい」

「らっしゃい!」


 加納は後ろ髪を引かれる気持ちで繭子とエイトに手を振り、屋敷をあとにした。

 迎えに来た若狭の運転で現場へ向かった。


 

 病院内の一室は刑事や警官で溢れていた。

 看護婦長が蒼い顔をして佇んでいる。

 自分たちの管理不行き届きを嘆いている様子だ。


「サンちゃん! どうだ?」

「一見して自殺だが……ここは1階で中庭に面している。出入りは自由だ。様々な人間の指紋が出ている」

「豪田夏雄は精神が不安定だったのか?」

「ここ最近は特にひどかったそうだ。幻覚が見えると言って」

「幻覚?」

「例の沢松加代子だよ! 庭を歩いてるだの、病室へ見舞いに来ただの」

「幽霊が迎えに来たのか? 沢松加代子は、豪田夏雄にだいぶ入れ込んでたみたいだからな……」


 加納と三宮は病院の中庭に広がる暗がりに目を凝らした。

 沢松加代子が真っ赤なスーツで、今にも飛び出してきそうだった。




 翌日、加納と三宮は若狭と共に病院へ聞き込みに行った。

 医師や看護師の話は一貫していた。


 亡くなる一週間ほど前から豪田夏雄の幻覚症状がひどくなり、昼夜問わず脅えていた。

 彼は3年間の逃亡生活の中で、罪の意識から精神に異常をきたしていた。

 毎晩のように沢松加代子を殺す夢を見ていた。


 豪田夏雄は元来、人殺しなど出来るタイプの男ではなかったのだろう。

 沢松加代子に家庭を壊されることが、どうしても許せなかったのだ。

 豪田夏雄の不貞を知った妻が、沢松加代子の夫から慰謝料を受け取っていたとも知らずに。

 

「豪田夏雄はホームレスになり精神に異常をきたして病院で亡くなった……。勘違いかもしれない殺人の罪の重さに耐えかねて……」

「不可思議な事件だな」


「先輩! ちょっとこっちに来てください! 奇妙な証言があるんです!」

「奇妙な証言?」


 加納と三宮は若狭に呼ばれて病院の中庭へ向かった。

 若狭は車椅子に座る老人と話をしていた。


「若狭、どうした?」

「それが……おじいさんが赤いスーツの女を見たって言うんですよ」

「赤いスーツだって!」

「ええ……」


 若狭も若干、自信が無さそうだ。

 無理も無い。

 ここは精神病院だ。 

 この老人も痴呆の症状があるのかもしれない。


「刑事さん! 本当ですってば! おれだけじゃないんだ。みんなも見てる! おれたちがこんなだから、誰も信じてくれないけど……壊れたフェンスの隙間から入って来ては、死んだ豪田さんの病室を覗いていたんです!」

「どんな感じの女性でした?」

「茶のレインコートの下に真っ赤なスーツを着て長い髪をしておった! 豪田さんの病室に入って行くこともあった! 豪田さんがひどく脅えてな……ごめんなさい、ごめんなさいと何度も謝っとった!」

「茶のレインコートか……供述どおりだな。女はフェンスを出て、どっちへ帰りましたか?」

「女がフェンスを出たあとは知らん……記憶が……」

「ああ、そうですね……ご協力ありがとうございました」


 あとは若狭に任せ、加納と三宮は病院をあとにした。


「永ちゃん、痴呆老人の集まりじゃなんとも言えないな。豪田の妄想を真に受けて、皆で沢松加代子の幻影を追っていたのかもしれない」

「監視カメラには映っていないのか?」

「豪田夏雄の病室と中庭はちょうど死角で、カメラに映らない場所なんだよ」

「そうか……まさに幻の女だな……」



 加納はその日も、繭子とエイトの元へ帰った。

 

「パパー!」

「エイト!」


 エイトが走って加納を出迎えてくれた。

 加納はエイトを抱き上げ、勝手知ったるで中へ入っていった。


「おかえりなさい! 今日は朗報があるわよ?」

「朗報? なんだ? まさか、もう1人こどもが……」

「わけないでしょ! 事件のことよ!」

「事件? なんで繭子が?」

「これを見て」


 繭子が死体検案書を加納に見せた。

 そこには女の溺死体についての特徴が書かれていた。

 

「これが?」

「服装のところを見て! ほら!」

「あっ!」


 茶のコートに赤のスーツとある。

 3年前の日付だ。

 

「どうしたんだ、これ?」

「違法なんだけど……白骨死体が見つかった雑木林の下にある河で、3年前に身元不明の女の遺体が上がらなかったか調べてもらったの。その河は雑木林のあたりは東京都だけど、下流は埼玉県なのよ。埼玉県警に知り合いの監察医がいるから見てもらったわ」

「どうして河だと思ったんだ?」

「沢松加代子がレインコートを着てたって言うから、雨が降ってたんじゃないかと思ったの。埋められた死体が、雨で河へ流れ出されたんじゃないかと考えたわけ」

「沢松加代子は、本当に豪田夏雄に殺されていたんだな……」



 繭子のお手柄で沢松加代子の死体が発見された。すでに荼毘に伏されていたが、DNA鑑定と服装から沢松加代子の溺死体と断定された。

 今回の連続殺人事件は全員が自殺という結末で捜査本部は解散した。


「永ちゃん……くやしいよ! 絶対に犯人がいるはずだ!」

「だけどサンちゃん、事件の推移も動機もわからない。完全にお手上げだよ」


 



 事件解決には至らなかったが、その後の加納と三宮のプライベートは充実していった。 

 加納は繭子とエイトと入籍を果たし、親戚への挨拶も済ませた。



――そんなある日のこと。


 仕事から帰った加納を、繭子が車で連れ出した。


「どこに行くんだ?」

「いいから乗って!」


 加納は黙って繭子の運転する車に乗った。

 連れて行かれたのは沢松寛治が死んだ例のマンションだった。


「いまさら沢村寛治に何の用だ?」

「沢松じゃないわ。藤原家に用事があるのよ」

「藤原遼一の家族に会うのか? なんで?」

「今回の事件には、赤いスーツの女が何回も登場している」

「それは……豪田夏雄の妄想だろ?」

「だと思う? 他にも何人か目撃者がいるのよ。ホームレス村にはジーンズ姿の女も出没していた」

「猪熊も繭子も、今回の事件は全員が自殺だって推理したじゃないか! 事件性はないんだろ?」

「自殺は自殺よ。だけど……死体は1人では歩けないわ」

「死体遺棄か? 誰が? なんのために?」

「それを今から聞きに行くのよ」

「繭子!」


 繭子は駐車場に車を停めると、スタスタとマンションへ入っていってしまった。

 加納も慌ててあとを追った。

 2人は3階にある藤原遼一の自宅前まで行った。



――ピンポーン!



 繭子は躊躇なくインターホンを押した。


「はい!」


 ドアから藤原遼一の義理の妹が顔を出した。


「こんばんは」

「刑事さん……? そちらは?」

「家内です」

「こんばんは。いきなりすみません。わたし、弁護士の神宮寺繭子です。コンタクト……なさっているのね。やはり、あなたね」

「あの……お上がりください……」

「ぜんぶ話してくださる? 裁判になったら力になるわよ」

「はい……」

「繭子?」


 加納は呆気に取られていた。

 一連の事件はこの藤原遼一の義理の妹の犯行だったというのか。

 だとしたら、彼女はいったいなんのためにそんなことをしたのだ。

 

 加納と繭子は奥のリビングに通された。


「どうして……わたしだとわかったんですか?」

「豪田夏雄が赤いスーツの女を沢松加代子と見間違えたのは、2人がよく似ていたからだわ。だから犯人のターゲットを豪田夏雄の好みの女に絞ったの。まずは豪田夏雄の妻。彼女は慰謝料が手に入り満足していたわ。次に沢松加代子。彼女は3年前に死んでいた。そして沢松加代子が不倫をしていた藤原遼一の妻。藤原遼一は沢松加代子に本気だった。ということは、藤原遼一の妻は沢松加代子と似たタイプの女性に違いない。だけど藤原遼一の妻は、夫の浮気相手が沢松加代子だとは知らなかった。最後に浮上してきたのが藤原遼一の妻とよく似ている義妹であるあなただった。ホームレス村をうろついていたジーンズ姿の女はめがねを掛けていた。ならば普段もめがねかコンタクトを使用しているはず。わたしも普段はコンタクトだから、ピンときたのよ」

「わたしは知っていました。義兄が下の階の沢松加代子と浮気していたことを……姉には言えなかった。やがて姉夫婦には離婚話が持ち上がりました。姉は知りませんでしたが、義兄は沢松加代子と再婚するつもりでした。思い切って、沢松加代子の夫に会いに行きました。ところが……沢松加代子の夫はわたし以上に、妻の不貞のすべてを知っていました」


「沢松寛治は沢松加代子のもう1人の不倫相手、豪田夏雄の妻に慰謝料を渡して口止めするぐらいの男だからな。あんたも慰謝料を請求したのか?」

「そんなことはしません! わたしはどうしても、沢松加代子が許せなかった……平気な顔をして、姉とご近所づきあいをしていたんですよ? うちにも何度も遊びにきてました……」

「それで? どうしたんだ?」

「頭にきたわたしは、だったら沢松夫妻の会社に訴えてやると言いました。沢松さんはそれだけは止めてくれと頭を下げてきました。怒りの納まらないわたしは沢松さんに、だったら今から一緒に奥さんのところへ行って3人で話し合おうと提案しました。沢松さんは不承不承わたしと一緒に休日出勤している沢松加代子の職場へ向かいました。その会社は沢松さんが勤めている会社でもありました。社内に足を踏み入れると、沢松加代子と豪田夏雄が大喧嘩の真っ最中でした。沢松加代子が離縁して結婚しようと持ちかけているのに、豪田夏雄は絶対に離婚はしないと言い張っていました。休日出勤というのは真っ赤な嘘で、2人で逢引をしていたんです。わたしたちはしばらくの間、物陰から様子を伺っていました。そのうち、豪田夏雄が沢松加代子をナダめようとジュースを差し出しました。それを飲んだ沢松加代子は急にフラフラになりました。豪田夏雄はタクシーを呼び、沢松加代子を会社から連れ出しました。わたしたちはタクシーで豪田夏雄を付けていき、彼が沢松加代子の首を絞めて穴に埋めるところを目撃してしまいました」

「どうして黙って見てた! 穴はあらかじめ掘ってあったにしても、土をかけるところは阻止できたはずだ!」

「……その点は否定しません。わたしも沢松さんも……彼女に殺意があったのです。これはいわば見殺し殺人です。わたしたちも豪田夏雄の片棒を担ぎました」

「永吉さん、彼女たちは沢松加代子さんの命を救ったのよ! そうでしょう?」

「はい……豪田夏雄がいなくなったあと、わたしと沢松さんは我に返り、彼女を掘り起しました。彼女は生きていました。ですが……ちょっと目を離した隙にいなくなってしまったのです。沢松加代子は豪田夏雄に殺されそうになったことにひどいショックを受けていました。彼女は豪田夏雄を心から愛していたのです。これは憶測ですが……沢松加代子はわたしたちの目を盗んで逃げ、河に身を投げたのだと思います」

「沢松加代子は、自殺だったのか……」

「わたしたちはとりあえずマンションに戻りました。そこで驚くべきことがあったのです」

「藤原遼一が自殺してたのね? どうやって?」

「沢松さんと同じ方法です。うちのマンションのベランダの柵にロープを掛けて首を吊っていました。わたしと沢松さんはそれぞれの部屋に帰り、同時に遺体を発見しました。藤原遼一の部屋には走り書きのメモがありました。沢松加代子にフラれたので自殺するとはっきりと書いてありました。こんなモノを姉に見せるわけにはいきません。姉は義兄ひとすじで生きてきた人です。浮気されても、心から義兄を愛していました。子供もいません。こんなショックには耐えられないと思いました。わたしは沢松さんと藤原遼一の遺体を車に乗せて運び、沢松加代子の埋まっていた雑木林の穴に埋めたのです」

「どうして3年後にこういう事態になったんだ?」

「わたしはその後……沢松加代子の夫だった沢松寛治と恋人関係になりました。でも、沢松さんの心の中からはいつまで経っても沢松加代子が出ていってはくれませんでした。彼もわたしの姉と同様どんなに裏切られようとも、結婚相手を死ぬほど愛していたのです。わたしは今年に入り、偶然にも豪田夏雄を発見しました。沢松さんを不幸のどん底に陥れた豪田夏雄が憎かった……だから、沢松加代子のフリをして彼を追い詰めたのです。予想どおり、彼は自殺した」

「では、沢松寛治も自殺なんだな」

「はい。わたしの家のベランダの柵に、下からロープを掛けて自殺していました。親戚の集まりから帰りそのことに気づいたわたしは、ロープを切って隠しました。沢松さんは前々から死にたがっていました。豪田夏雄が出現したことで、過去の嫌な出来事が彼の中で甦ってきてしまったのかもしれません。今度こそ、それに耐えられなかったのでしょう……結果的に、わたしが沢松さんを追い詰めてしまったのです……これが、わたしの犯した罪のすべてです」

「君のせいで捜査が撹乱したのか……」

「永吉さん……どうするの?」

「全員自殺だ。事件性はない」

「永吉さん、どうもありがとう……」

「刑事さん……ご迷惑をお掛けして、たいへん申し訳ありませんでした……」


 藤原遼一の義妹が両手を付いて謝ってきた。

 泣いているようだ。


「あんたは悪くない。悪いのは、人の気持ちを裏切った人間たちだ」




 加納は繭子とマンションをあとにした。

 

「永吉さん……恋愛って恐いわね。魔が差したのかしら?」

「恋愛? 本当の恋愛は、相手のために身を引くことだ。今回の出来事は、愛よりも、欲が先行した結果だろう……」



 その後、この不可思議な連続死亡事件を追及する者は誰もいなかった。







「それ! たかい、たかーい!」

「キャッキャッ、キャッキャッ!」

「永吉さんたら……子煩悩なんだから……」


 加納は繭子とエイトと共にディズニーランドに来ていた。


「繭子と初デートで来て以来だ、なつかしいな」

「あなたったら……緊張して水に落ちたわよね」

「……そのとき繭子に買ってもらったミッキーマウスのTシャツは、今でも持ってるぞ。着てくればよかったかな?」

「やめてよ! あなたにミッキーは似合わないって、そのとき初めて気がついたんだから!」

「なんでだよ! あのときは嫌がるおれに、ぜったい似合うからって着せたじゃないか! おれがどんなに帰りの電車で恥ずかしかったことか!」

「みんな見てたわよね……強面の大男が真っ赤なミッキーマウスのTシャツを着ていたから。わたしあのとき、すごく後悔してたのよ」

「だから途中で、電車を降りたのかよ! 友達の家に寄るとか言って!」

「それは本当よ。友人にあなたを紹介するつもりだったけど……ミッキーのTシャツを前にそれは断念したの」

「ひでえよ! なあ、エイト? おれの顔に対するママの評価がひどすぎないか?」


「ミッキー! 着る!」


 エイトがミッキーマウスの着ぐるみを指差しながら叫んだ。


「えっ? エイトもミッキーマウスのTシャツが着たいのか? あっちに子供用が売ってたな……」

「チョットチョット永吉さん! 同じ顔なんだから、似合わないに決まってるでしょ! まったく……」

「いいだろ? 人生に1回ぐらい、ミッキーのTシャツを着る機会があったって……ん? 電話だ……はい、加納です。今日は休日……え? サンちゃん? うん……わかった……」

「永吉さん……?」

「パパー! ミッキー!」

「繭子、エイト……すまん!」

「事件なの?」

「ああ……緊急なんだ。どうしても……」

「いってらっしゃい! エイトには、一生に一度のミッキーマウスのTシャツを着せてあげるから!」

「繭子……ありがとう……エイト、悪いな……」

「パパー! いってらっあい!」

「あなた、気をつけて!」

「ああ、いってくる!」



 加納は繭子とエイトに手を振り、三宮の待つ事件現場へ向かった。



 この先も数々の難事件が加納を待ち受けていることだろう。

 どの犯罪も加納は暴いてやるつもりだ。

 息子たちが安心して暮らせる、平和な世の中を目指して。



(おわり)

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